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きもの情報誌『月刊アレコレ』編集長のきものと締め切りの日々。

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笹島寿美 力学応用帯結び 実演&講演会申込み受付中

笹島寿美 力学応用帯結び 実演&講演会 開催

先生考案の帯結びの解説を直接聴くことのできるまたとない機会です。着付け教室を運営なさっている方、着付けのお友達などで、ぜひご一緒に。笹島先生の着付け技、きもの、着付けの考え方を学ぶ絶好の機会です。(2人目からは参加費半額です)

開催日時/2019年10月9日(水)13時〜16時 
開催会場/日本橋社会教育会館 8階ホール

 

2019.09.06 Friday 23:30|-|↑ページの先頭へ

特集「笹島寿美考案 力学応用帯結び」初公開! 

月刊アレコレVol.170、いよいよ、いよいよ、発行です!

いつもより“いよいよ”が1回多いのは(笑)、

いつも以上に皆さんからのご期待があるからです。

 

 

今号の特集は、

笹島寿美という宝 第二弾

初公開! 笹島寿美考案 力学応用帯結び

 

「老いるとは進化すること」を見せてくれる、

力を使わず帯をしっかり締める技を考案した

笹島寿美先生のその技を一般公開します。

しかも締まるだけではない、

副産物といえるメリットがたくさんあります。

 

 

でも、でも、まずは!

 

力学を応用した、吸い付くような

心地よい締まり具合を体感してください!

 

この方法が力学的に理にかなっていることを

工学博士が解説をしてくれました。

(この解説は次号後編で!)

 

笹島先生

 

今号は5ページを使って、

まずは超丁寧な手順を紹介しました。

(部分部分の細かな解説は次号後編でお届けします

次号もお見逃しなく!)

 

 

簡単に月刊アレコレ誌上で

先生の新たな技術を公開することになった経緯を

説明しますと……

 

笹島先生は月刊アレコレで随筆を連載なさっています。

普段からのやり取りはありましたが、

ある日、先生からお電話で、新技術を

考案したご報告をいただきました。


これを「月刊アレコレさんの誌上で公開したい」と

おっしゃってくださったのが6月。

これが先生考案の帯巻きゴムベルトを使った方法です。

それから笹島先生からゴムベルトの現物をみせていただき、

先生から直接、使い方を伺い、私にも試してくださいました。

(笹島先生から直接帯を結んでいただけるシアワセ(笑))

 

それから第三者に頼んでモニタリングを重ねました。

きもの初心者から上級者、プロの着付け師・着付け講師など

全部で10人に試してもらいました。

 

ゴムベルトの使い勝手や具合も検証しました。

その結果、ベルトの仕様が一部改良されるなどして、

公開の運びとなったのです。

 

 

実をいうと、手順自体は従来私達が行っている

手順とすごく変化があるわけではありません。

ともすれば、そのスゴワザがあまりにも普通に

馴染みすぎるところがあります。

(だから誰にでも使える技なのですが)

 

なぜか――

多分、力学を応用した方法なので、とても理にかなっているから。

つまり、ある意味、とても自然であるということです。

 

↓ここ。大きなポイントになります。

 

 

 

初心者のかたは、「こういうやり方もあったのね」

くらいに感じるかもしれません。

 

むしろ、上級者できものを着ることに

慣れている人のほうが、その違いのすごさを

実感できると思います。

 

 

ところが!

実はここが笹島先生のすごいところを

証明するものでもあるのです。

 

眼を見張るような変化というのは、

それまでの基本が生かされていないということ。

つまり、そもそも基本が間違っていたということの証明だと

先生はおっしゃるのです。

 

 

今号の特集では、そのあたり、

先生のインタビューも掲載しています。

――ちょっとだけ、紹介しますね。

 

 

Q.先生はその前に(注:今回の帯巻きベルトを使う方法を考案する前に)、ご自分の力が弱くなってきたので帯を締めるときに、帯を持った手で柱につかまって支点にして、ご自分の体を引くことで締めていたとおっしゃっていましたが、理屈としては同じことですね。

 

A.そう。帯ごと柱や机につかまって、体をぎゅっぎゅと締めていた(笑)。どうやったら力を使わず楽にできるかと考えてね。でも力学や物理学で説明してもらったら、そこにはちゃんとした理論がついてくると思う。帯巻きゴムベルトを使った方法も然り。逆に、いままで帯を締めるために使っていた両手のあり方に、何かブレーキになる原因があったのかもしれない。

 

Q.でも不思議なのは、なぜそのときにかぎって別な使い方が浮かんだのですか?

 

A.そうね〜。たまたまそのときだったということかな。私にはそれほど意外なことではないの。いつも基本の土台を守っているから。基本というのは、どんな条件が加わっても大きな変化はないはずなの。これまでやってきたことを大きく変える意識はないし、変わるということがあればそもそも自分の基本が違っているか、ずれていたということになる。だから基本に立った上で検証したの。名古屋帯、袋帯、関東巻き、関西巻きすべて試して。それで一段落。

 

(この全インタビューも本誌で!)

 

いかがですか?

正しい基本はどんな条件が加わっても

大きな変化はないはず、というのが先生の考え方。

 

あ、もちろん、今回の技は柱につかまって、

ギュッギュと締めるという方法ではありません(笑)。

 

なので、従来の帯結びからみて、

手順自体は大きな変化はないものの、

明らかな効用の違いがあります。

 

あえて“締める”という動作は不必要とさえ

いえるかもしれません。

巻くだけで胴に吸い付くような密着感。

しかも、ゴムベルトの効用は締りがいいという

それだけではありません。

 

帯を無駄なく使えるので、短い帯も余裕がでてきます。

実際、モニターになってくださった、

きもの大好きコミックエッセイストの星わにこさんが、

帰宅後、痩せない限り締められないと諦めていた

アンティークの帯をこの方法で締めたところ、

「柄がでました〜〜( ;∀;)」という報告が速攻きました(笑)。

 

ダイエットの機会が失くなって残念だけど(笑)、

よかったね、わにちゃんと、お慶び申しあげました(笑)。

 

まとめです!

 

  • 力要らずで片手で締まる、吸い付く密着感。
  • 決して緩まない。
  • 胸元がくずれない。
  • 背中の帯根元のワチャワチャがすっきり。
  • 両手が空くので仕上げがラクラク。
  • 無駄なく帯の尺を使えるので短い帯でも余裕がでる。

 

ピンチ不要で、仮紐の5倍働く帯巻きゴムベルト=

そこに笹島理論があるからこそのメリットです。

 

 

取り入れない理由がない!と思います。

あるとすれば、自分のやり方に慣れて

そちらがラクということだと思います。

 

しかし、

 

あの吸いつくような心地よい締まり感。

 

これは、体感すると、

「ひぇっ!? え?え?え?」と思いますよ(笑)。

 

笹島寿美考案 力学応用帯結びのための

「帯巻きゴムベルト」

こちらのネットショップで取扱っています。

2本以上のご注文の場合は商品説明のご注意を確認してください。

 

丁寧な解説書もついていますが、

より詳しい使い方は月刊アレコレ最新号Vol.170で。

 

 

 

 

 

 

2019.09.06 Friday 18:42comments(0)↑ページの先頭へ

浴衣に足袋はあり? なし? 2019版

夏になるとよく聞かれる質問があります。

 

・浴衣で足袋は有りか?無しか?

・浴衣で足袋を履くときは、

ナニかルールがあるのか?

 

7年前に同じタイトル「浴衣に足袋ってあり?なし?」で

本ブログを投稿しました。

いまだに夏になると検索上位に挙がってくる記事です。

この7年で浴衣事情も変化があるので、

補足、追記などを入れながら

2019版として再掲したいと思います。

 

まずは、浴衣と云えば、衿元すっきり素足で着るもの。

そんなイメージがありますよね。

 

「浴衣ってぇ〜、

足袋を履かなくていーんですかぁ〜」

→ こういう質問をする若いお嬢さんには、

「履かなくて大丈夫よぉ〜」と言います(笑)。

 

しかし、
「某きもの雑誌で、有名スタイリストさんが

浴衣で足袋を履いていたのよ。それってどうなの〜」という方には、


「浴衣で足袋を着けるのは一般的ではないですが、

間違いではありません」と言います。

 

一般的―― と言いました。その一般は、

夏祭りや花火大会などのイベントで、

夏のコスチュームとして着る場合。

そういう場合は素足に下駄がテッパン。

(最近はスポーツサンダル系も多いですね)

 

かつ、浴衣本来の夏らしさ、軽やかさが出るのと、

実際、多くの方が素足で着るものだと思っているからです。

 

 


 

しかし、一般じゃない場合……と言っても

特殊であるとか変わった着方ということではありません。


日舞をなさっている方や役者さん、

そしてきものをよく知っている方や年配の方は、

浴衣に足袋を着けることも少なくありません。

(絶対、履くという事ではありません)

そして飲食関係の女将さんたちも

「清潔」の観点と身だしなみとして足袋は着けます。

 

舞台関係の方は、分かりますよね。


また町内会などで行われる盆踊りの社中のおばさま方も、

揃いの浴衣に足袋を着けて踊っているのって、

よく見ませんか? 

足元をきれいに見せる、また、

年をとると素足が見苦しくなるので

足袋を着けるということもあります。

 

要は、何をもって美しいと思うか、です。

 

次に「浴衣で足袋を履くときは、ナニかルールがあるのか?」

 

ルールはありませんが、

先の通り、盆踊りの群舞や、日舞のお稽古をするひと、女将さんなど、

自分の立場で足袋を着けることはああります。

もうひとつは、最近多い、「浴衣を着物風に着る」場合。

 

これは足袋以外に、半衿、さらには

帯締・帯揚などの小物を着けるという要素も加わります。

下記写真は浴衣に半衿を着けて、

半幅帯に帯締だけをしたパータン。

 

 

着物風に浴衣を着る場合は、

花火大会などで着る夏のコスチュームとして以外に、

「着物をたのしむ」という観点で着ていることも多いようです。

 

なので、浴衣を木綿着物に置き換えて

「着物風」に着たときは足袋を着けています。

 

ところで、私の場合、「浴衣を着物風」は暑くて着られないので、

むしろ、小千谷縮(麻の夏着物)を浴衣風に着ることがあります。

そのときはバチ衿仕立てのものを着ます。

下記は今季の編集人みやざです↓

小千谷縮、半衿なし、半幅帯に帯締(帯揚なし)、

この日は人と会う予定がなかったので、足袋なし。

これに足袋を着けるときもあります。

 

 

また、浴衣を着物風に着るときは、

木綿100%の平織りだと暑いので、

素材が綿麻か、綿紅梅のものを着ます。

 

麻混だと暑さが違います。

綿紅梅は綿100%ですが、夏専用の生地なので暑さが軽減されます。

 

同じく綿絽も夏仕様の生地ですが、

同じ綿100%でも綿紅梅のほうが生地に凹凸があり、

肌に触れる部分が少ないので、サラッとします。

写真は雪花絞りの綿紅梅。

 

 

 

下記↓は綿絽。画像だと絹と綿の素材感が伝わりにくいですが、

基本どちらも絽はこういう絽目と言われる

ポツポツの孔ができる織り方です。

 

 

 

暑い、涼しいは肌着に何を着るかという要素もあるので、

一概に、どれが暑くて、どれが涼しいとはいえませんが、

ここでいうのは、肌着の拵えが同じ場合だったら、

ということでお話しています。

 

下記写真は三浦絞り風の綿浴衣。

木綿100%で平織りの生地の場合、

半衿をうそつき衿にすれば、暑さを軽減できます。

(スタジオ アレコレはうそつき衿はじめ、

たかはしきもの工房の全オリジナル商品の試着ができ、

ご購入もできます)

 

 

 

 

いろいろ書いちゃったので、

以下、本来の足袋についてのまとめです。

 

  • 浴衣に足袋はあり(身だしなみとして必要だと思う人なら。日舞や接客業の女将さんなどが代表例)
  • 浴衣を着物風に着る時は、半衿とともに足袋が着物らしさを演出してくれるので、履くことが多い。(半衿を付けた浴衣として着るなら素足だってOK

ということで、「ゆかたに足袋は変!」「モノを知らない」と

決め付けることのないように(^_^;)


そして、夏にはじけるゆかたは、若々しい雰囲気と、

また健康的な色っぽさが出るので、

素足が似合うということです。

 

因みにですね、『月刊アレコレ』は創刊14年目で

169号を重ねていますが、


創刊2年目の20号(2006)、12年前に

琉球風の柄の綿麻きものを

半衿なしできものの拵えをして掲載しています。


もちろん、そういう着方もありですよという

説明と提案も入れています。


某雑誌の「ゆかたに足袋」が話題になったのが

この前年(2005年)でした。
 

こうして見ると『月刊アレコレ』って、

カジュアルきものでゆる〜いけど(笑)、

当初から基本はかなりしっかりした知識に裏付けられた提案、

しているんです(自画自賛(≧▽≦) )


まじめで、意外に(笑)基本もしっかりしているけど、


ときたまお調子に乗る(笑)『月刊アレコレ』は書店では取り扱っていません。
定期購読のお申込みはこちらから

 

※当ブログの記事や画像の無断転載(一部であっても)は固くお断りします。

 

 

2019.08.14 Wednesday 18:08comments(0)↑ページの先頭へ

ロシア人尺八奏者Pavel Io(パヴェル イオ)さん、テレビ出演

8月12日、TBS「メイドインジャパン」(夜7時から放映)で、

昨年月刊アレコレきものびとで取材した、

ロシア人尺八奏者パヴェルさんが出演します。

 

 

 

昨年5月発行 月刊アレコレVol.154では、

芸大大学院邦楽科に通いながらプロの尺八奏者として

活動するパヴェルさん尺八と出会い

きものの話をご紹介しています。

 

 

お母様が音楽教師で、幼い頃から音楽環境が身近に

あったというパヴェルさんが、

尺八に出会ったのが17〜18歳の頃。

 

あるドキュメンタリー映画を観た時、

そのオープニングで流れた、

地球をイメージした音楽がとても印象的で、

「これはなんという楽器なんだろう!?」と

ものすごく心惹かれたことが、発端だそうです。

 

 

↑取材中もきちんと正座するパヴェルさん

 

それが尺八と知って、すぐにネットショップで

購入したといいます。

見たことも聞いたこともない日本の、

それも伝統楽器に心惹かれて、

ロシアの十代の若者が手にするなんて、運命的です(笑)

 

実際、パヴェルさんは、

「私が尺八を選んだというより、尺八が私を選んだと、

もしくは招かれたと思っています。」というパヴェルさん。

 

確かにそうかもしれません。

それから独学で、さらにはモスクワ音楽学院の中に、

たまたま各国の民族の古典音楽を

教える教室があり、そこで学ぶことができたそうです。

このほかにも、大学では英文学を専攻していたパヴェルさんが、

異国の古典的な民族楽器とつながる

ミラクルがたくさんあったといいます。

 

 

そして日本人の奥さんとの結婚を機に来日。

東京芸大大学院邦楽科の修士課程で研究をしながら、

プロの奏者としても演奏活動をしています。

あ、今年はもう卒業かな?

 

 

因みに奥さんも音大で教える箏の奏者です。

パヴェルさんは日本語がまったく不自由なく流暢。

演奏の依頼なども、マネージャーをつけることなく

全てご自分で対応するそうです。

「じゃないと仕事になりません(笑)」

機会があったら、聴いてみて下さい。

 

当日、FBでアップした撮影の動画です。

音色もちょっとだけ。

#PavelIo #ロシア人尺八奏者 #月刊アレコレきものびとPavelIo#PavelIoパヴェルイオ 

#尺八 #メイドインジャパンのロシア人尺八奏者

2019.08.11 Sunday 16:06comments(0)↑ページの先頭へ

特集は「出会いによく効くきもの」を服用中のOver50を紹介

なぜ月刊アレコレは読者層や年代を絞らないのか?

なぜなら、きものを着る人にとって

そのほうが有益だからです。

 

そもそもきものをファッションとして

着る人自体が、絶対数としてまだまだ少ない。

なので、年代より「きものを着る人」という

くくりになっちゃうというのがあります。

 

これが今回の特集でうたっている

サブテーマにも関係するのですが、

年代を超えて同じくくりのなかにいるから、

「人生の出会いによく効くきもの」なのです。

 

 

皆さんがいうところの、

「きものを着ていなかったら出会っていなかった人」と

出会って、劇的にとはいわずとも、

仕事や趣味など、ライフスタイル全般に

良い影響を及ぼすというのが、その効き目の理由です。

 

上の写真のプロデューサー三好洋子さんは

今回のOver50で紹介したお一人。彼女もそうだったといいます。

元ベネッセコーポレーションで「ひよこクラブ」「たまごクラブ」を

立ち上げたプロデュー―サー。

いまはフリーランスで新規事業の立ち上げに関わっています。

三好さんはきものとはまったく関係のない仕事ですが、

ある日、着物生活をしようと思いたち、365日のきもの生活です。

 

ちょっと、本来のハナシから遠くなりましたが、

つまり、読者の年代層を絞らないのは、

年代ではなく「きものを着る人」のくくりだから。

 

もう一つは、月刊アレコレ自体の考え方が、ニュートラルということ。

普通ならファッションも、

その絞った読者・年代層に合わせたものになります。

しかし、月刊アレコレは「生きた情報」として、

「現在進行形のきもののいま」を伝えることを

主旨としています。

 

だから、いま洋ミックスがこんなだよ、とか、

こんな結ばない帯ベルトや、帯結びが考案されているよとか、

年代を超えたコーディネートテクニックとか、

旬の帯やきもののブランドの紹介等々、

きものを着る人にとって有益な情報を発信、

それを取捨したり、参考にしていただけばいいと。

 

つまり、傾向や流行を知りつつ、

そのなかで自分が取り入れた要素を

選択すればいいと考えるからです。

 

「それしか知らない」わけじゃなく「それも知っているけど」

「これが自分のスタイル」とすればいいと思うからです。

 

特に、きものの情報って、圧倒的に少ない。

大分ウェブで拾うことはできるようになりましたが、

雑誌だと両極しかないですよね(どれとどれだとはいいませんがww)

 

もう一つ、読者の年代を絞らない理由は、

きものの情報って、年代や着るスタイルに関係なく

共通で有効な場合が多いからです。

 

一番は、着付けの知恵や技。

そして、きものや帯の種類や素材についての知識。

手入れや、仕立てについて。

ね、これって、年代やスタイルを超えて、

きものを着る人が共有する、役に立つ情報なのです。

 

最後に、もうひとつ付け足せば、

編集人が着る人目線で自由に

編集制作しているからです(笑)。

大手出版社の上層部からの縛りや方向性は、

月刊アレコレの場合、私が決めるからです。

えっへん。

(→大手と違って自由だから“雑用”をする自由もいっぱいあります(苦笑)。

 

さて、たまたまなのですが、

年代を絞らない月刊アレコレの証左といえるのが、

今号のきものびと。

Over50を特集しつつ、きものびとは高校生!

この振り幅(笑)。振り落とされないようにお気をつけください(笑)。

5月に日本橋三井ホールで開催された「東京キモノショー」で

編集人が見つけた逸材です(笑)。

 

 

盛岡の女子高生のマドカさん。

きもので起業したいという夢をもち、

その夢に向けていまから始動している!のです。

こちらは次のブログで紹介しますね。

2019.08.09 Friday 01:36comments(0)↑ページの先頭へ

特集 カッコいいOver50の時代です!

月刊アレコレVol.169、発行になりました。

今号の特集は「カッコいいOver50の時代です!」

 

 

とにかく、最近の人は男女とも若い――よくいわれます。
確かに、若いって、それだけですばらしい。
しかし「それだけ」がすばらしいわけではありません。

ゆたかな表情でできたシワだって

社会的責任とともに増す体重だって、

キャリアや経験の証明(免罪符にはならないけれど)(笑)。


そして何より! 
若さは磨いても一生モノにはならないけど、

人としてのキャリアは磨けば一生モノ。

そんな“一生モノ”の扉の向こうを

見せてくれる素敵な女性たちが、口をそろえていうのは、

「きもので人との出会いが変わった!」。


「人生の出会いによく効くきもの」を

服用中のチャーミングなOver50の女性たちと、

奇をてらわないスタンダードで素敵な着こなしを紹介します。

 

 

 

 

↑箸が転んでもおかしい年頃?(笑)

色彩総合プロデューサーで

KICCA(きものカラーコーディネーター協会)代表理事・能口祥子さん、

元ベネッセコーポレーションで「ひよこクラブ」「たまごクラブ」を

立ち上げた伝説のプロデューサー・三好洋子さん、

ショーのプロデュースまでするスーパー着付け師・須田久美子さん。

 

そうなんです、いま目指したいのは、
「若さ」より、チャーミングな大人の女性、

と、月刊アレコレは考えます。

 

 

左から、コンピュータをツールとする検索など

情報科学が専門の大学講師・中島玲子さん、

イラスト、デザイン、写真、着付けとなんでもこなす

マルチなコミックエッセイスト・星わにこさん。

 

 

ところで、普通、雑誌というものは

読者層を想定して制作されます。

読者を分類する要素として、

いちばんわかりやすく多いのが年代です。

で、この特集をしている月刊アレコレは40〜50代が

対象かというと、そうでもないのです。

月刊アレコレの読者は30〜60代。

なぜこんなに広いの? と思いますよね?

それはきものを着る人にとって

そのほうが有益だからです。

またまたなぜ?となります。

 

ちょっと長くなるので、理由は別な投稿で。

2019.08.08 Thursday 15:27comments(0)↑ページの先頭へ

月刊アレコレ特集「ほぼ結ばない帯結び」

月刊アレコレVol.165、発行になりました。

 

 

 

編集人みやざです。

今号の特集は「ほぼ結ばない帯結び」。

 

え? どういうこと? と思いますよね。

 

はい、どういう帯結びかといえば、

 

巻いて、帯締で留めるだけとか。

巻いて挟んで留めるだけとか。

結んで、パタパタ挟むだけとか。

 

ほぼほぼ、結ばないタイプの帯結びを紹介しています。

いちばんの特徴は、背中がフラットなこと。

(羽根があるタイプもありますが)

 

 

 

また、大阪の着付け師さんAyaAyaさんに取材して、

彼女が提案している「#帯結ばない帯結び」も紹介しています。
動画で見た方も多いのではないでしょうか。

↓こちらです。

 

 

そもそも、この特集の発端は、

以前、月刊アレコレの特集でとりあげた、

洋ミックスの特集や、博多帯の特集で紹介した、

ホムシュヘムの見せる裾よけと、KAPUKIさんの帯ベルトです。

 

これまでにない新しいアイテムの出現。

しかも、両方、完成度が高いビジュアル。

洋服ミックスのスタイルにもよく合っていました。

 

その昔も、洋服ミックスとして

「靴を合わせる」

「着丈を短く着る」

などの着方がありました。

しかし、それはスタイルというにはかなり短絡的で、

完成度の低いものだったと思います。

 

だからこそ、何十年も繰り返されながら

定着しなかったのだと思います。

要は、「ステキ」じゃなかったから。

 

 

しかし、昨今の洋服ミックスは、

そういうスタイルにあう小物が

豊富に出てきていることもあり、

とても完成度が高くなってきています。

 

好みか、使うかどうかは別として、

ホムシュヘムもKAPUKI帯ベルトも

カッコいいと思います。

 

ワタクシとしましては、

数年前から、今後、きものの洋服ミックス傾向は

進んでいくだろうなと、予測はしていましたから、

やはり来た、という感じでした。

 

そんな私は自分自身では、似合わないので洋服ミックスより、

スタンダードなスタイルが多かったのですが……、

 

補整、肌着、素材、着付け等々、

まずは検証してみる取材精神で

なんでも試すほうですが、

洋服ミックスはスタイルなので、

検証の対象ではありませんでした。

 

しかし、KAPUKさんの帯ベルトは

デザインがカッコいいので、

試してみようという気になりました。

繰り返しますが、どちらかと言えば

保守的な着方のほうが好きな私です。
そちらのほうが似合うからというのもありますが。

 

 

 

 

そうしたら、ラクチンです。

使った感想や、要望などもありますが、

こちらは改めてということにして—-—

帯ベルト、思いもかけず、よく使うようになりました。

(私は洋服ミックススタイルではなく、

スタンダードなきものに、帯だけ帯ベルトや、

今号で紹介したトランプ結びをしています)

 

そして思ったのが、

 

「巻き帯」でもありだよね、

 

ということです。

 

 

さて、「巻き帯」とは―——。

文字通り、帯を巻いて挟むだけの締め方。

その昔、玄人筋の風俗のひとつでもあり、

また家の中で、就寝前や風呂上がりに

されていた結び方です。

こちらは長くなるので、別に説明しています。

映画「女殺油地獄」(1992)のなかで、

樋口可南子さんがしているので、

画像をチラッと紹介しています。

 

 

巻帯は“玄人筋”がする結び方という認識についてですが、

着るもので一般の人(素人筋)の着方と

玄人筋の着方の境目は、なくはないですが、

かなりファジーになってきています。

 

いまは一般でも繰越を1寸でとる

仕立てが多くなりました。

かつて玄人筋、素人という言葉が日常だったときに、

“素人”ではありえない寸法でした。

衣紋をたっぷり抜くことや、

また、角出し自体も玄人筋が

結ぶ帯結びとされていたのです。

 

そういう意味では、変わらないようでも

随分と変わって来ていると思います。

 

ゆえに! 

ラクチンでカンタンで、きものがきちんと留められるなら、

背中がフラットでもいいじゃない? 

と思うようになりました。

 

おしゃれということを意識した

工夫や、カッコよさ、カワイサがあれば。

 

考えてみれば。

古典的な結び方でも、矢の字やカルタ結びなど、

結ぶというより、折り紙のようにたたむ感覚の

帯結びがあるではないですか?

 

それが進化したと思えば……、

あり!だと思います。

 

しかし、大事なのは、

お太鼓を廃止せよ とか、

名古屋帯や袋帯は要らない とか、

ラクであれば様式や慣習は二の次 とか、

そんなことは決して考えていないということです。

 

時代時代で慣習やしきたりがあります。

その中で共有する価値観や美意識は大事だと思います。

 

どういうことかと言うと、

伝統的な様式の結婚式に招かれたとき、

母として入卒に列席するとき、

結婚相手の親に初めて会うとき、お茶席等々、

個人の好みと、単に常識という言葉には換えられない

その場にふさわしい装いを、

美しい、好ましい、と感じる美意識や価値観です。

好みや趣味を超えたところに位置するものです。

そして、フォーマルでなくとも、

季節を楽しむ素材や柄は最高のおしゃれです。

それらも日本人としての美意識と価値観が宿るものです。

そこを要らないなんて思っていません。

 

大事なのは、

何かを廃して、何かを取り入れるというのではなく、

選択肢が増えた、と考えることだと思っています。

そして淘汰され、ステキなものだけ、支持されたものだけが

残っていく――とても健全ですよね。


実際、大人の兵児帯、ファブリック帯、

半幅帯の使用範囲……どれも、新たな選択肢として

広がってきたアイテムや考え方です。

 

 

きものは、もっと柔軟で、自由で、

いいと思いませんか。

思いますよね。(^^)

 

そんな考え方をかたちにしたのが、

今号の特集です。

 

月刊アレコレ考案、トランプ結びも

紹介しています。

トランプ結びはカルタ結びのアレンジバージョン。

後ろに回すとカルタ結びっぽくなり、

まわさず前に結び目をおくと、

リボンっぽいアクセントになります。

 

 

それがこちら。

可愛くないですか? 自画自賛ですが(笑)。

 

 

 

 

背中がフラットであることや、

平面的といえど、前に結び目をあることに抵抗がある方も、

もちろんいらっしゃると思います。

 

 

私はかれこれ、何十年と、

かなりきものを着ているほうです。

着付け自体も問題なくできます。

 

その私でも、帯結びの時間を短縮できる、

手順がカンタンということに、

大きなメリットを感じました。

だからこそ、新たな選択肢として

ぜひ紹介したいと思ったのです。

 

月刊アレコレを参考に、

「ほぼ結ばない帯結び」、実践してみてください!

 

#背中がフラットカンタン帯結び #トランプ結び #月刊アレコレ

 

 

月刊アレコレは本屋では買えません。

購読は、送料無料の年間購読がおすすめです。

コンパクトな小冊子タイプの本ですが、

毎月、取材して、書き下ろし、撮り下ろしで、

旬なテーマを特集にお届けしています。

着る人が作る雑誌、それが月刊アレコレです。

 

2019.04.04 Thursday 16:39comments(0)↑ページの先頭へ

昔からある巻くだけの「巻き帯」考

月刊アレコレVol.165の特集、

「ほぼ結ばない帯結び」について投稿した記事の中で、

「巻き帯」について触れました。

 

最新号で紹介している帯結びは

背中がフラットなタイプが多いのです。

 

 

 

 

大阪の着付け師さんAyaAyaさん提案の、

「#帯結ばない帯結び」↓

 

お太鼓や羽根など、背中に装飾的な要素が

あるのが当たり前だったのに、フラット。

何もないということに、

抵抗がある方もいるかもしれません。

 

しかし、かつても背中がフラットな

巻くだけの結び方があったというお話を書きました。

 

えらい、長くなるので(笑)、

巻き帯については、こちらに別に投稿しました。

 

巻き帯は、昔、就寝前や、家の中で

楽に過ごすときに行われた結び方です。

つまり、本来、人前で見せる姿ではありませんが、

玄人筋の女性が巻き帯をすることがあったといいます。

 

樋口一葉の「たけくらべ」の冒頭に、

吉原界隈の町並み描写や風俗を書き連ねている箇所があります。

 

俗よそとりて、

女子(おなご)の後きちんとせし人少なく、

がらを好みて巾の卷

 

この辺りの風俗は他所と違っていて、

帯を後ろできちんとかたちに結んでいる人が少なく、

柄が目立つ帯をただぐるぐる巻いているということです。

端は挟み込むか、突っ込んだだけの処理です。

 

つまり、大方は郭者で、床に客をとるときに

手間がない結び方ということです。

 

 

また、近松門左衛門の浄瑠璃を原作とした映画

「女殺油地獄」(1992)のなかで、

夜半に與兵衛(堤真一)がお吉(樋口可南子)を

訪ねるシーンがあります。

 

そこからラストの佳境に入っていくのですが、

そのときのお吉は“ちゃんと”“巻き帯”でした。

お吉は玄人ではなく、油屋の内儀。

商家の奥さんですが、リアルな就寝前の

シチュエーションとして、

巻き帯の演出をしたのでしょうね。

 

 

 

 

ところで、映画、よくあるある、が、

きもの自体がその人を表す記号になっていること。

 

夜中に自室にいるときでも日中のシーンと同じ、

お太鼓を背負ったきもの姿だったりします。

夜中の12時にベッドに腰掛けて

昼と同じきもので読書というのは

不自然極まりないのですが、

着るものが日常を表すものではなく、

その人である“記号”として

固定されることはよくあります。

 

戻って、「女殺油地獄」では、就寝前だけれど、

まだ寝間着ではない夜の家の中で、巻き帯です。

 

衣装考証がきちんとなされていて

それが、私的には、

“ちゃんと”“巻き帯”ということになるのです。

 

前号、月刊アレコレVol.164の「映画コラム・銀幕座」で、

「女殺油地獄」を取り上げています。

自分でいうのもナンですが、

ファンが多い隠れた人気コラムです(笑)。

よかったらこちらもぜひ。

因みに編集人みやざがイラストも描いています。(≧▽≦)

↓こちらが、「女殺油地獄」で描いた樋口可南子のお吉です。

 

 

というのが巻き帯のお話になりますが……

 

月刊アレコレの「ほぼ結ばない帯結び」特集は、

こういう昔からあった帯結びだから、

いまも巻くだけの帯結びを復活させてもいいだろうとか、

提案しているというのとはちょっと違います。

結ぶシチュエーションが違いすぎますから。

 

ただ、ラクに結ぼうと思うと、結局、

巻くだけという発想になるのは、

今も昔も同じだということです。

 

しかし、いま提案しているのは、

巻くだけの帯ですが、

コンセプトや、実践するシーンが全く違う、

現代の新しい巻き帯だと考えています。

 

 

 

皆さんも、月刊アレコレVol.165 で、

トランプ結びや#帯結ばない帯結びを

試してみてください。

めっちゃラクチンで、

絶対きものを着る回数が増えると思います!

 

 

 

月刊アレコレは本屋では買えません。

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着る人が作る雑誌、それが月刊アレコレです。

2019.04.02 Tuesday 22:32comments(0)↑ページの先頭へ

次号特集は「ほぼ結ばない帯結び」

月刊アレコレVol.165、下版しました。


次号の特集は、
「ほぼ結ばない帯結び」。

いま人気のAyaAyaさんの

「帯結ばない帯結び」も取り上げました。

 

 

 


AyaAyaさんは以前、月刊アレコレで

「大阪きもの女子」特集で取材したことがある

チャーミングは着付け講師さん。

とってもラクチンな帯結びでキュートな結び方です。

 

そして編集部、アレコレ考案の「トランプ結び」もご紹介。

こちらもちょっと活気ですよ(笑)。

「アタマを柔らかくして」きものを考えれば、

これもあり!大あり!という新しい発想の帯結び。

お楽しみに。

 

月刊アレコレは書店では売っていません。
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2019.03.30 Saturday 10:48comments(0)↑ページの先頭へ

文化の盗用(cultural appropriation)の境界線

「文化の盗用」という考え方

 

昨年、米国の高校生がプロム(卒業パーティ)で

着たチャイナドレス姿をSNSでアップしたら、

中国系米国人が「僕の文化はあなたのプロムドレスではない」とコメント。

そこからあっという間に拡散、大炎上した。

 

 

理由は、cultural appropriation(文化の盗用)である。

日本より海外で用いられることが多い。

ある国の文化や民族の特徴を、

その歴史やルーツを知らずに表面だけで、

ときにおもしろおかしく取り上げることである。

当該国の人以上に、他国人も批判することが多い。

 

それでMBLインディアンズのインディアンの

顔のマークも今年から取りやめる。

 

数年前、ケイティ・ペリーの日本公演で、

日本贔屓の彼女が着たきもの風コスチュームに対して

「失礼だ」と、米国のほうから批判が上がった。

日本人としてはシンパシィを感じむしろ好感を

持った人も多かったようなのに。

 

私的にはそれより2016年パリコレの

トム・ブラウンのメンズのほうが驚愕だった。

白塗りで日本髪っぽいヘアに下駄。

一言で言えば小梅太夫的な…。

しかしトム・ブラウンは大の日本贔屓なのだ。

「文化の盗用」は賛否が分かれることが多く、

とても解釈と境界線が難しい概念だ。

今後は物まねも要注意?

ガガはじめ、NYのセレブたちがきものを

コートのように着ることがあるけど、これはセーフ…よね?

 

==================

 

上記は、実は月刊アレコレでの「アレコレ通信」という

小さなコラムで編集人miyazaが書いたものです。

 

 

 

 

通常、有料で購入してもらっている

本誌コンテンツを広報以外で出すことはないのですが、

ここ数日の「アリアナ・グランデの日本語問題」が

(……というものの、その「問題」が何か、が問題なのですが……)

まさに、コラムで取り上げた

「文化の盗用」としてやり玉にあげられています。

 


この問題の批判の対象になる人は3タイプだと私は思っていて、

  • 明らかに好意を示さないため(≒悪意)の言動
  • まったく無頓着(≒当該案件に無知であった)で他意はなかった
  • その国や文化が好き、またはかっこいいと思った

 

1は論外。

2に関しては「知らなかった」で済まされる場合と、

済まされない場合があると私は考えていて。

 

社会的に影響力の大きな会社や人物、

またメディアに露出する仕事をしている人達は、

その恩恵を受けている分、

影響力にも気をつけなければならないということは、

周知だと思います。

 

昨年かな?◯ウンタウンのハマちゃんが

お笑い番組の中でアフリカ系人種の扮装をして

かなり物議を醸したことを記憶にないでしょうか。

 

これを相方のまっちゃんが「なんで批判されなあかんの?」

「別に馬鹿にしてやったわけじゃない」みたいなことを言っていて、

さらに「じゃあ舞台で外国物を日本人が扮装してやるのはどうなの?」と。

 

私的にはハマちゃんの扮装も含めて

これに関してはちょっと違うと思っていて……

まあ長くなるのでここは割愛しますが…。

 

 

そして3。ここが、難しい。

アリアナ・グランデは3だけれど、

明らかに影響力の大きい有名人。

日本語の先生に相談すればよかったのに……とは思うけれど、

 

でもこの件で今度はアリアナが

「もう4年間続けてきた日本語の勉強をやめる」と

宣言しています。

Twitterにアップしていた日本語のグッズや、

日本語が書かれたTシャツを着た写真なども

すべて削除したとツイートしています。

まさに「大好きだった日本よ、さようなら」

といった感じでしょうか。

 

(画像は「frontrow」から https://front-row.jp/_ct/17248998

 

 

なぜ、ここでこの話題を取り上げたかといえば、

きものや和はすでに先進国においては

インターナショナルになっていて、

世界規模で共通の情報として挙がることが

多くなってきているからです

(映画の中に垣間見る日本文化は、

セレブや富裕層たちのステータスや

インテリジェンスを示す“アイテム”として用いられることが多い)。

 

海外からみれば、日本文化における精神論や様式美、

そのエキゾチックさも魅力の一つなので、

真正面からみた日本文化だけではなく、

外国人特有の視点で「多面体な日本文化」が

発信されることが多い。うれしいことではありますが、

今回のようなことが増えてくるかなと思っています。

 

 

コラムで書いたケイティ・ペリーのときも

似たような案件ではあったと思います。

 

「日本が好き」という気持ちを表現したつもりなのに

批判にさらされた。

とてもむずかしい問題を孕んでいますが、

言えるのは「悪気はなかった」と、

何も考えずに異国文化を扱う(ハマちゃんはこれかなと)のは

すごくナーバスな問題に振れる、

そして触れる可能性が高い、ということです。

 

 

パワハラ、セクハラと同様、相手がそう感じれば、

cultural appropriation(文化の盗用)という時代。

 

自国を好きでいてくれる人」に対して

その国の人が好感を持つのは自然なのですが……

その境界線が難しいこともあって、いまは一網打尽、

すべて情状酌量なく叩かれることが多いような気がします。

 

 

 

日本人にはちょっとなじまない点もあるような気がしますけど、

「人それぞれの正義がある」(byドラゲナイ ナツカシイ)のでね、とは思います。

2019.02.10 Sunday 13:57comments(0)↑ページの先頭へ

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