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きもの情報誌『月刊アレコレ』編集長のきものと締め切りの日々。

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紐の「締め付け感」についての考察

次号の特集は、着付け本ではなかなか取り上げることがない

「締めつけ感」と「帯揚(浮上)問題」などを、

普段に気になっているけどなんとなく据え置きになっている

ピンポイントの問題をとりあげ

その解決策をプロの着付け師さんたちに

提案していただいています。

 

 

ところで、今回はその「締めつけ感」に

ちょっと触れてみたいと思います。

 

そもそも、「締め付け感」とは?

 

まずは、着て時間が経ってから「苦しく」なる締め付け、ありますよね。

締め付け感ではなく、明らかにきつく苦しいとか、

体に紐がくい込んで痛いか。

くい込むと言えば、結び目があたって

苦しくなるというパターンもありますね。

 

_O7O5796.JPG

 

 

もう一つは、「苦しい」ということはないけれど、

紐を使うことによる、ある程度感じる“締め付け感”です。

 

でもこれって、別にきものに限ったことではありません。

ブラジャーだって、ガードルだって、

さらにはきもの以上にサイズ感を追求する

スカートやパンツのウェストのほうが締めつけ感を

感じることもありますよね。

 

厳密にいうと、「苦しさ」と「締めつけ感」は違うと思っています。

しかし、どちらもなくしたい、軽減したい点ではあります。

 

「苦しさ」は皆さん、自主的に“回収”する努力をします(笑)。

あ、こちらも今回月刊アレコレなりの

解決策を提案しています。

 

でも「締め付け感」は微妙で、

お悩みといっていいのか、改善できる点なのか、

ある程度仕方がないことなのか……という、

それぞれ、認識に定点がないような気がします。

 

でも「軽減できるならしたい!」 みんな、そうですよね!

 

実をいうと、私もこの「締め付け感」がとても苦手。

特に洋服で最近多いストレッチ素材。

最近、自分的にはストレッチを通り越して「締め付け」に

感じることが多く、これがとても体が疲れます。

苦しいというのと違うんですよね。
きものでもそうです。

 

この違いを明確にした上で、

次号の特集は解決策を提案しています。

ちょっとその解決策の一部に触れると――、

 

 

きものを、「楽に着ています」

「全然苦しくなんかないわよ」

という方たちももちろん、多いです。

はっきり言いまして、ワタクシこと編集人みやざも

年季が入っていますので、苦しいことはありません。

では、苦手な締め付け感はどうしているか?

 

そもそも、私は腰紐1本できものを着ています。

帯を解いて、腰紐をとると、

きものと襦袢を一緒にガバッと脱ぐことができます(笑)。

そしてそのまま重ねてきものハンガーにかけちゃいます。(横着)

先にお話した「締め付け感」が苦手ということが、

着付けにも反映されています。

 

あ、誤解のないように言っておきますと、

紐は少ないに越したことはありませんが、

少ないことがベストだとは思っていません!
必要な紐は使うべき、というのが私の考え方です。

 

私が腰紐1本で着るときは、

諸々の手順やコツはあるのですが、

寸法がしっかりあっているマイサイズであることが

基本条件です。

 

ちょっと話が逸れますが。

腰紐1本の着付けというと笹島寿美先生の

お教室がよく知られています。

私は、取材をしたことがありますが、習ったことはありません。

しかし、多分、先生も、お弟子さんの講師の方々も

いきなりそれを教えることはないと思います。

(間違っていたらスミマセン)

 

まず基本の着付けをマスターしてからでないと

むしろデメリットが浮上してくるんじゃないかなあと、

私的には思っています。

 

 

話を戻しますと、

で、ナニが言いたいかというと、

「締め付け感」の改善策として、

先程触れた「紐を少なく」する工夫もあります、ということです。

これは今回の担当着付け師さんが、提案してくださっています。

(紐1本の着付けとは別です)

下の写真は普通に伊達締を締めようとしている

手順の途中に見えると思います。

でも違います。ある秘密というか(笑)コツが、

この写真のなかには隠されています。(詳細は本誌で)

 

_O7O5774.JPG

 

 

最後に、「紐」って、

本数ではなく、“使い方”だと思っています。

“締める”というより“押さえる”機能を

きちんと活かしてあげるということかなあと思っています。

 

次号の特集は、もちろん、提案する着付け師さんたちが、

しっかりと機能も、その機能を活かすための手の使い方も

丁寧に教えてくれています。

参考になさってくださいね〜。

 

最後にと言いながら、もう一つしつこく(笑)。

 

 “締め付け”と、体を“締める”“支える”というのは、

また微妙な、しかし明らかな差異があります。(と思っています)

気持ちの良い支えって、ありますよね。

このあたりのことは、かなりオタクチックに検証しているので(笑)、

別な機会にお話したいと思います。

特に笹島先生に腰紐を締めていただいたときの感覚を!

口角泡ふく勢いで話したい(笑)。
また別の機会に(笑)。

 

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創刊13年目になる月刊アレコレのスローガンは

「袂に知恵と工夫、自分サイズのきものをたのしもう」

着る人が作る雑誌です。

 

 

2017.12.25 Monday 19:00comments(0)↑ページの先頭へ

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