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きもの情報誌『月刊アレコレ』編集長のきものと締め切りの日々。

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「月刊アレコレ」ってどんな雑誌ですか?

「月刊アレコレ」最新号vol139、絶賛発売中です。

 

月刊アレコレはA5版32P

コンパクトな小冊子タイプの雑誌です。

女性のバッグに入って、

どこでも読めるイメージ、読み切れるイメージです。

 

たまにこの意図を汲んでくださって

「毎月読むのに“ちょうどいい情報量”なんですよね」

「時間的にもボリューム的にも」

「まだ読んでいないうちに、あ、

もう次がきたというストレスがない」と(笑)。

 

が、反対に、たまーにですが、手元に届いたら

「小さくてがっかりした」「これで432円は高い」

というご意見を伺うことがあります。

 

確かにボリュームは

価値基準の要素の一つかもしれませんが、

それは紙としてのボリュームなのか、

情報としてのボリュームなのかを

分別していただきつつ、

もうひとつ“情報の質”でも

ジャッジしていただけるよう、努力しています。

 

月刊アレコレは小さいからこそ、

広告も入れず、表紙のコーディネートも

情報の一つとして無駄なく誌面を活かしています。

そして、ちょっと大げさな言い方ですが、

発信する情報には思想があります。

 

小誌はもの作りの産地へ足を運ぶ頻度は

とても多い編集部。

単純にもの作りの現場が好き、

識りたいという知識欲もあります。

 

着付けに関しては、素材や染織の知識同様、

きもの雑誌の編集者として大事なインフラであると考え、

ほぼほぼ着付け本は読破し、

それを必ず実践・検証しています。

そこを下敷きに着付けの特集も考えます。

 

だから、着付けに関してはかなり語れると思います。

月刊アレコレ編集部が開架している「きもの本棚」は

着付け本も含めた約2,000冊のきもの本が並んでいます。

(一般のかたでもスタジオが開いているときは

自由に閲覧できます)

 

そういう体験や実践のなかから

さまざまものが見えてきて、

新たな企画や発想につながります。

 

例えばいまや、業界では定番となった、

綿麻素材などを主流とした5月から9月まで着回せる

きものの提案も月刊アレコレ発です

(当初は6月から9月までで、

それが進化して“5-9きもの”という

ブランドになりました)。

 

最近の「黒羽織特集」も6〜7年前から発信して、

今回の特集で一気に広がりました

(昨年〜から黒羽織を作る人が急に増えました。

多分関東では見る機会も増えているのではないでしょうか)。

 

また、編集制作だけでなく、

独自の考え方から講座も開催しています。

それらはこれまでになかったコンテンツです。

 「センスの7割をつくる きもの色彩講座」の連載も含めた、

きものカラーコーディネーター講座への参画も、

 

「プロのための着付けブラッシュアップ講座」や

「プロのための着付け強化コース」も、

 

きちんとした思想の元に開講した講座。

同じように、そのスキルや知識を

広く伝えたいと思う先生(講師)方に

お願いして開催しています。

 

なぜ、そこに行き着くのかといえば、

企画の制作を外部へ依頼するのではなく、

先に掲げたとおり、編集部が直に

産地やイベントの現場へ足を運んだり、

検証したり、制作を完全に月刊アレコレ内部で

行っているということが挙げられます。

読者と直に対話する機会も多いのです。

そこから見えてくるもの、

肌で感じることを企画や特集に直結させています。

 

実際、発信後に必ず同じような提案を

他で展開をする傾向があります。

“5-9きもの”のコンセプトは、

いまやきものの一分野として定番化し、

4〜5年で商品もたくさん出てきています。

 

「プロのための着付け講座」や

「着付けのジャンルの違い」という発信も

これまではありませんでしたが、

いまや個人教室でも「プロコース」という看板を

掲げるところが増えてきています。

 

提案したことが定着するのはうれしいことです。

小さいながらメディアとしては、

発信したことが広く行き渡ることが命題ですから。

 

他誌のように外部の専門家に

依頼する余裕がないというのもありますが(笑)、

月刊アレコレは検証するのが

好きという気質が勝っているのです。

 

そういう意味では月刊アレコレの発想は、

ちょっと異質でオタク風味があるかもしれませんが(笑)、

だからといって、見た目だけの変化を

打ち出すことを良しとしてはいません。

 

スタイルでいえば、

「遊びすぎないアソビゴコロがある、大人のきもの」が

月刊アレコレ流だと思っています。

 

きものは

「ファッションと伝統の両翼あって時代を飛び続ける」

というのが、月刊アレコレの考え方。

coverのコーディネートを

みていただいてもわかると思います。

 

 

 

 

138ウェブ表紙.jpg

 

130表紙.jpg

 

これらは編集人や関わるスタッフが

「(きものを)着るチカラ」(きもの愛です(笑))を

持っているから発想できる内容かなと思います。

 

毎号、きちんと丁寧に取材・撮影しての

撮り下ろし、書き下ろしです。

 

一生懸命制作しているから価値があるでしょ、

ということではなく、小さくても

情報として価値があると

感じていただけることを目指しています。

 

あの笹島寿美先生の連載もあります。

なぜうちのような小さな雑誌で先生が

書いているのか不思議に思われることがよくあります(笑)。

 

きくちいまさんのイラストエッセイは、

創刊以来の最長連載です。

 

そして毎号の特集。小さなコラム。きものピープルの掲載等々。

ね、かなり質の高いコンテンツが

詰まっていると思います(笑)。

 

それが、創刊12年目となる

書店では売っていないインディーズきもの雑誌

「月刊アレコレ」です。

 

お申込みはこちらから。

月刊アレコレが提案してから広まった

着付けのジャンルの違いのなかの

「撮影着付け」はプロの着付け師さんを

対象とした講座。お申込みはこちらで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017.02.13 Monday 16:45comments(0)↑ページの先頭へ

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