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きもの情報誌『月刊アレコレ』編集長のきものと締め切りの日々。

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vol.135発行 身体にいい履物の話

月刊アレコレvol.135 発行になりました。

 

そして今号の大きなニュースは

11年続いた表紙がかわりました。

前の表紙もファンが多かったのですが、

ひと目できものの本としてわかっていただくように、

ということが主眼です。

月刊アレコレらしい、コーディネートで

お届けします。

 

 

 

 

今号の特集は「履物 秋もの」

ところで、皆さん、どこの履物がお気に入りですか?

 

コーディネートの達人に、

履物と合わせるときのコーディネートを聞きました。

そして、着付師さんたちのお気に入り草履。

いろんなブランドの履物コレクションもご紹介しています。

 

さらには!

今回、「黒田商店」の履物にもフューチャー。

とにかく、履きやすい。

とにかく、おしゃれ。

その理由はどこにあるのか。

 

今日のブログは黒田商店の履物について

ちょっと語りたいと思います。

例により、ちょっとじゃなく長くなると思います(^_^;)

 

黒田商店は高松の履物屋さん。

ご主人の重憲さん(挿げ担当)と、

奥さんの恵さん(鼻緒・デザイン担当)の

まさにその場で仕上げていく

LIVEな履物屋さんです。

 

_MG_5525 のコピー.jpg

 

 

_MG_5539 のコピー.jpg

 

 

挿げならどこでもやっている?

そうですね。しかしコンセプトを知ってほしいと思います。

 

 

編集人みやざ、黒田商店の下駄を1足だけ持っています。

履き続けてから4〜5年くらいになるでしょうか。

草履も欲しいのだけれど、正直お値段は高いです。

しかし、メンテナンスをして

履き続けることができる履物です。

その履きやすさから言っても、

ヘビロテ振りから言っても、

元はとれていると思います。

もうそろそろ、新しい1足、欲しいですけどね(≧∇≦)

 

まず、黒田の履物、

履きやすい・おしゃれなのはもちろんですが、

とにかく「疲れない」、これが一番です!

 

 

草履・下駄、天の素材など、

タイプはいろいろなのですが、

私が履いているのは天(台の足を乗せる部分)に

クッション性がある素材を使った下駄。

 

 

 

あ。先に言っておきます。

人によってはここが気になるという問題点をいうと、

クッション性のあるものは履いていると

足型がついてきます。

脱いだときに見た目が悪いから

イヤというかたもいると思います。

 

しかし、「足型がついてはじめて

その人の履物になったといえるのです」と

恵さんは言います。

恵さん曰く「黒田の履物は、育てる履物なのです」。

 

足型が付く頃には、底も減りが出てきます。

減り方は歩き方のクセにより均一ではありません。

そこに強弱の違うあるゴムを貼ることで

平らな状態で履き続けられるのです。

足や腰に問題があり、

黒田の履物しか履きたくないという方がいて、

ドレスでも履きたいという要望から

生まれた洋服でも履けるような、

便利小物・アクセサリーを作りました。

そのひとつがこちらの、取り外し自在なボンボンのファー。

 

 

私は出張のときは、状況が許せば(あらたまった席などがなければ)、

黒田の下駄で出かけます。

 

もちろん、いまどき人気の草履も

何足か持っています。

それらも決して悪いわけじゃない。

でも疲れないかといえば、

1日外にいるときは夕方には疲れる。

 

比較すると黒田の下駄は、

どんなに道を歩いても、

急いでも走っても、ほんとうに疲れません。

 

ここで通販なら「個人の感想です」と出るところです(笑)。

確かに個人の感覚は違うと思いますが、

はっきりって私も

・かなり「きもの」、多いです=草履・下駄履いています。

・足や腰に特に問題はありません。

 

そういう人の「感想」だと思ってください。

ほかの履物は夕方になると脱ぎたくなりますが、

黒田のものはそれを感じないのです。

だから出張のときこそ、履きたくなります。

 

そして、もう一つ、黒田の特長があります。

「歩き方」をおしえてくれます。

鼻緒のある履物は

インナーマッスルを鍛えてくれます。

しかもおしゃれ。

 

 

 

 

これは恵さんの受け売りなのですが(笑)、

恵さんは履物が身体に与える影響を

探求していまして、

もちろん専門家からの意見も参考にしつつ、

鼻緒のある履物の正しい履き方・歩き方を

レクチャーしてくれます。

 

「歩く」という行為・動作・運動は、

衣食住と変わらないインフラです!(断言)

と、思いませんか? もちろん運動も大事です。

でもその運動の基本は足を使う、足を動かすことです。

 

だから皆、靴にはこだわるし、

機能を謳う靴メーカーやブランドはたくさんあるわけです。

そこを鼻緒がある履物であてはめてみて下さい。

オリンピック競技ができるとはいいませんが(笑)、

普段の生活・きものを着たときの生活の質が

ちょっと上がると思います。

 

黒田の下駄が大好きすぎて語りすぎましたが(笑)、

試す価値はあります。

 

 

毎月!お届けして11年になります。

月刊アレコレは書店では売っていません。

お手にとってみてくださいね。

 

着る人が作る雑誌月刊アレコレの

年間講読はこちらから

2016.10.06 Thursday 01:59comments(0)↑ページの先頭へ

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