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きもの情報誌『月刊アレコレ』編集長のきものと締め切りの日々。

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浴衣(ゆかた)と着物の洗い方(3)

さて浴衣の洗い方、3回目となります。

昨日は、洗った浴衣やきものを

「バスタオルできものをサンドイッチ」状態に

するところまででした。

 

さて、いい感じで半乾きの

浴衣をバスタオルに寝かせます。

重石をするときのたたみ方は、

すべて「本だたみ」です。↓

 

IMG_6988.jpg

 

さて、これから浴衣を漬けます……

じゃなくて(笑)、重石をします。

 

いちばんいい重石は、寝押し。

この方法は、「洗い方(1)」で投稿したように、

和裁士さんからおしえてもらった方法です。

 

納品するまえの品をしっかり寝押しして

整えるそうです。

布団を通して伝わる

人の体温や湿度がまたいいのだとか。

 

某カリスマ和裁士さんのところでも、

仕立て上がったものは、

ホットカーペットの上に置いて重石をするそうです。

なるほどー。

 

お布団を敷く夜まで待てないから…じゃなくて(笑)

理屈としては同じですね。

 

お布団がない人は、

上げるのが大変でなければ、

ベッドのマットレスの下でもいいと思います。

重さのあるベッドのマットレスなら、

寝なくてもいいかもしれません(笑)。

 

ただ、きものを置く場所が平らであることが条件です。

凹凸があると、それがそのまま、

線に出てしまいます。

だからスノコベッドはNGです。

 

たたんだときも、凹凸が目立つようなら、

あるいは丁寧に仕上げるなら、

凹凸のあるところに紙を挟んだり、

手ぬぐいを挟んだりして、なるべく平らにします。

大体、身頃と袖の段差が凹凸になるので↓

紙をはさみます。

 

 

IMG_6987.jpg

 

私はかなりいい加減で、

そこまで丁寧にやりませんが、

経験的に、このきものは線が入りやすいというものは、

間に紙や手ぬぐいなどを挟んでから

重石をします。

 

IMG_6989.jpg

 

 

バスタオルでサンドイッチ↓

 

IMG_6990.jpg

 

 

旅行用トランクと洗濯カゴ(本を入れて)を

乗せてみました。

要はこんな感じでオッケーです。

子どものおもちゃのコンテナもいい重石です。

 

IMG_6991.jpg

 

 

そして半日〜一昼夜。

ピシっと“寝かせた?” “漬けた?”(笑)

きものに仕上がります。

 

もう一度ハンガーにかけて

湿気を飛ばし、完全に乾かせばOK.

ハンガーからそのまま、着られます。

 

↓これらは前の投稿でアップした、

重石を外したばかりのきものたち。

このあとにハンガーにかけて

湿気を飛ばせば完璧です。

 

 

 

 

で、ここからはちょっと番外編。

いま、ハンガーからそのまま着られますと

いいましたが、

これらは一度しっかりたたんでいるのでいいのですが、

一度着たものをハンガーにかけっぱなしにして着ると、

着つけるときに布がからだに付きにくい。

 

どういったらいいのか、

きものが空気を含んでいる状態で、

フワフワしているのです。

縫い目がピシっと体にそわない感じがあります。

 

私もきものを着ることが多いので、

ハンガーにかけっぱなしのことがよくあります。

それでも着慣れてはいるので、

着ちゃいますが、最初は布の落ち着きが

よくありません。

着ていて、体温がきものに伝わるようになると、

布が“おとなしく”なるような気がします。

 

びみょう〜な感覚ではありますが、

一度着たものは、やはり一度きちんとたたんで、

縫い目を落ち着かせ、布の空気を出してあげたほうが、

体に沿いやすくなりますよと、いう感想です。

自分では必ずしも実践できていないのに(^_^;)

口だけ番長ですみません。

 

 

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2016.08.04 Thursday 10:12comments(0)↑ページの先頭へ

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