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きもの情報誌『月刊アレコレ』編集長のきものと締め切りの日々。

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「センスいいね」と思われる着物のコーディネート。

今日は、「コーディネート」について

ちょっと触れたいと思います。

 

こちらのの記事は、2013年の投稿した記事です。

当時、「きものコーディネート講座」を

開催していました。

 

そのときのブログで書いているのは

コーディネートには「理論」があるということ。

逆にいうとその理論を理解できれば、

どんなきものや帯、少ないアイテムでも

好みを超えた完成度の高いコーディネートが

できるということを、

相変わらず長々を語っています(笑)。

今回も長いですが、下の方に付録として(違う)

みやざ編集人のスタイルブック付きです(要らない?w)

 

とにかくコーディネートできものを

たのしんでほしい、という気持ちが強く、

月刊アレコレ本誌でもそのあたりは

意識しています。

 

手持ちのきものや、仕事でコーディネートする人など、

「誰でもが完成度の高いコーディネート」が

できるようになれたら素敵じゃないの!(笑)と

いう、かねてより考えていたことを

きちんとお伝えできることになって、

現在開催している講座があります。

 

ちょっとした確認があって前の投稿をみていたら、

まるで昨日描いたような内容(笑)でした。

で、その講座のご紹介も兼ねて、

ちょっとコーディネートについて

触れてみようと思ったのです。

 

スタイリストさんのコーディネート本も

参考になるし素敵です。

しかし、どんなにため息がでても、

最終的に自分のきものの中に

落とし込めない……なぜか?

それは「季節」や「シーン」で

コーディネートを追うことが

多いからだと思うのです。

 

もちろん、それが悪いわけではありません。

テーマや目的別のコーディネートこそが

楽しみなのですから。

でも、そこへ行き着く道筋、踏み石を、

もう少し丁寧に置いてくれたなら。

 

その踏み石が「色(の理論)」なのです。

 

なーんだ、と思いますか?

確かに誰でも、毎日色を目にして

色に囲まれて、色を身に着けています。

 

では、そんな身近な「色」を

なぜコーディネートで生かせないのか。

 

そこ、なのです。

 

私たちは色を使っているようでいて

「使いこなせていない」のです。

 

専門用語で「色域」といいますが、

使える色の範囲のことです。

一般の人はこの「色域」が、

実はとても狭く、限られています。

感覚という尺度はとても曖昧なのです。

感覚は理論の次に活かすものだと思います。

 

とてもセンスがいいといつも褒められ、

自分でも満足しているかたは

持って生まれたものがすでに

7割以上あるのだと思います。

 

でもそうでない「私は普通」という人でも、

色の理論を身につけると

全然世界が変わってきます。

「パラダイム・シフト」の

瞬間が訪れます。

「パラダイム・シフト」とは、

それまで当然のことと考えられていた

認識や思想、社会全体の価値観などが

革命的にもしくは劇的に変化することをいいます。

 

それが自分の色彩感覚のなかで

コーディネートのなかで、

ある日、訪れます。

これ、本当です。

 

当時は、まさかその理論の軸である

色を取り上げた「カラー講座」を

開催するようになるだなんて

思ってもいませんでした。

 

最近(昨年から)、

カラー総合プロデューサーの能口祥子先生と

きものカラーコーディネートの講座を開催しています。

 

月刊アレコレでも連載している

「センスの7割をつくる きもの色彩講座」の

実践講座です。

 

2013年にコーディネートに

理論があることを自分の講座で

お話していましたが、

色彩の専門家である能口祥子先生と出会ったことで、

自分自身もその理論が、より明確に、

構築されたと思います。

 

最近、色彩検定やパーソナルカラーなど、

色に関する講座や認定は多くあります。

そちらではダメなの?

ダメではありません。

色彩学としての基礎は同じです。

が、そこの講座が学術的な色彩学の基本を

きちんと行っている前提です。

その基礎にしっかり取り組んでいるところが

実は意外にも少なく、

各流派のお家芸的になっている観はあります。

学問で見出された理論は普遍的なものです。

そうでなければ「誰でも身に付ける」ことが

できないのですから。

 

 

しかし、「着物」という

形が同じ衣服で、

かつその面積が大きい。

しかも組み合わせるアイテムが

決まっているという特殊性があります。

そこの部分を考慮して考えられたのが、

能口先生のオリジナルメソッドです。

 

しかも先生は

大学や専門学校でもおしえているだけでなく、

カラーコンサルタントやMDなどの

カラーを商業的に活かす現場でも

活躍しています。

理論理論と言っていますが、

実践の現場感覚が盛り込まれています。

 

だから、個人的なきもののコーディネートのみならず、
お客様への提案や、店舗のディスプレイや、
商品開発時にも役立つ内容です。というか、業界初の講座です。
現在、自分のコーディネートを
ブラッシュアップしたいという方から

呉服専門店の女将さん、

着付け講師さん等などが受講されています。

9月から3期が始まります。

ぜひ受講してみませんか。

色のことは能口先生が、

きものことは、私みやざ編集人が

二人で責任を持ってお教え、お伝えしています。

詳細はこちらのサイトから

月刊アレコレとは別なサイトへ飛びますが、

きものカラー講座の協会は、

能口先生と私で立ち上げました。

東京と京都教室がありますが、

東京は月刊アレコレの編集部でもある、

スタジオ アレコレが会場になっています。

ちょっと不遜ではありますが(笑)、

色彩理論を下敷きに、

自分のきものを生かした

自分らしい(と考える)

私のコーディネートをいくつか。

 

これで「大したことない〜」って

いわれたらどうしようドキドキ(笑)

いや、習得の道半ばということで(笑)。

 

編集人のコーディネートは基本、

伝統的な昔からある種類のきものや帯です。

インクジェットのデザインが超モダンであるものや、

アンティークもあまり着ません(似合わないから)

それと奇抜なものもありません。ふつーです(笑)。

最近、着心地を試そうと初のセオα

着ていますが、多分、お母さん、おばあちゃんの

箪笥に入っているようなものが

多いと思います。

 

 

最初はテンポのある同系色コーデです。

 めっちゃブルー好きです(笑)。

 

セオαと麻の染帯

13600200_1150825121647176_5806498344112980626_n.jpg

 

 

結城紬と琉球絣の着尺から作った九寸名古屋

写真(2016-03-30 21.23).jpg

 

新之助上布に麻の染帯 (これは涼しいです)

写真(2016-07-13 20.55) #3.jpg

 

川越唐桟とイカット半幅帯

写真(2016-05-01 14.37).jpg

 

 

こちらはアクセントを意識したコーデ

 

保多織の黒無地とオーダーしたターコイズの半幅帯

写真(2016-05-16 12.25).jpg

 

明石縮(正絹)と久呂田さんの菖蒲の染帯

写真(2016-06-06 12.09) #2.jpg

 

 

小千谷縮とfunnycocoの織り兵児帯

写真(2016-06-18 20.34) #3.jpg

 

 

月刊アレコレは本屋ではご購入できません。

お申し込みは こちらからポチッとどうぞ。
年間購読(税込み 送料無料)で毎月お届けします。

 

 

 

 

2016.07.14 Thursday 22:45comments(0)↑ページの先頭へ

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