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きもの情報誌『月刊アレコレ』編集長のきものと締め切りの日々。

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浴衣を買うときの、サイズのチェック

月刊アレコレ最新号「ゆかたレスキュー」、絶賛発売中です。

ゆかたに絡んで、ちょっと購入時の注意を。

と、いいますか、サイズの話を。

 

27_yukata.jpg

 

こちらは本誌では触れていないのですが、

ゆかたのサイズについて

かなり気になることがあります。

 

今回、なぜサイズかといいますと……、

先日、クリエイター女子の着付けレッスン会をしたとき、

かなりサイズが合わないゆかたを

持ってきた(購入していた)女子が多かったのです。

せっかく、買ったのに……。

 

合わないサイズのゆかたを着てすごす夏は、

実はかなり残念なのですよー。

本音をいえば、お店の人に

「なぜそれを売る!?」といいたいのですが、

そういう不毛な話は(笑)今回は置いておいて。

建設的な話にしたいと思います(笑)。

 

初めてのゆかたは、

仕立て上がりの「プレタ」を購入するかたが多いと思います。

プレタが悪いわけではありません。

お誂えのようにピッタリとはいわなくても、

ある程度、自分の体にあっていればいいのです。

 

で、購入時のチェックポイントです。

予算的にOKと、

なら、次は、

 

  • サイズを優先。合うサイズの中から好きな柄を選ぶこと。
  • ただし、洗濯したときの縮み具合を必ず確認!(これ大事です)
  • (縮み率に問題がないとして)表示されている身長から、+—(プラスマイナス)5cmはOK。
  • 身幅(体の厚みや肉付きですね)が、標準〜ぽっちゃりめなら、表示身長に合わせたサイズでOK. 細身の人は、表示身長があっていてもワンサイズ下も検討してみる。なぜか−? 身幅があるとその分、身丈(長さ)をとります。逆に細い人は極端にいうと一反木綿みたいに体の凹凸が少なくストンと布が落ちるということなので、身丈が実際より長くなります。つまり、横から見てllの体型の人は自分の身長より低めの表示でもOKの場合がある。∩の体型の人は表示身長と同じなら、概ね大丈夫かと思います (どちらにしても限度はあります) ただ! 注意したいのは!プレタは大きく仕立てられていることが多い!ということには留意してくださいね。
  • ワンサイズ下で裄が多少短くなっても、ゆかたならそこまで気にしなくても大丈夫です。むしろ涼しい。(私は夏物は裄を控えめに仕立てます)

はっきりいって、

「きものは太っても痩せても着られる」は都市伝説です。

 

あ、ちょっと言いすぎかも(笑)。

確かにファスナーやボタンの洋服に比べると、

フレキシブルではあります。

しかし「快適に着る」「簡単に着る」(特に初心者)と

いうことを考えると、

絶対、きものもサイズは大事です。

 

洋服だって、着られるとは言っても

大きいパンツや小さいジャケットは

着心地が悪いですよね。同じです。

 

サイズが大きいと、余った布を処理しなければなりません。

つまり、余った布を体のどこかに隠すということ。

これは暑い。しかももっさりして、太めにみえます。

加えて、着付けが難しい。

つまり、着られるけどテクニックにが必要。

そこは洋服よりずっと難しい。

 

 

「補整代わりになりますよ」という人がいますが、

ちょっと違うと思います。

補整として腰に巻くタオルと、

モサモサに畳み込んで帯下に

押しこむ布は用途が違います。

 

これが秋冬のきもののことなら、

多少、そこも計算に入れることは可能ですが、

夏はスッキリ!快適に着たいのです。

 

何しろ、初心者に余った布を

補整代わりにしてくださいっていっても、

できないっつーの(^_^;)

大汗かいてグサグサな着付けになるのは必至です。

 

また、木綿はゆかたに限らず、

洗濯で縮みます。

その縮み率をどこまで、

選択の余地に含ませるのかは

正直、かなりルーレットで、

これはお店の人にじっくり聞くしかありません。

 

たとえば、「サイズ、大きいわあ」。

でも縮むのなら、「いま多少大きくても、

気に入った柄のこちらにしようかな……」

 

迷いますよね。

この不安、問題をどう回避するかといえば、

これはもう信頼のある呉服店や

デパートで相談して購入するのが確実です。

 

いま、仕立て上がりのプレタを前提に話していますが、

一番のオススメは、反物からマイサイズに仕立てること。

 

IMG_3180.JPG

 

いまからじゃ間に合いません(T_T) という方、

はい、間に合いません(8月なら間に合います)。

 

が、後学のためといいますか、

来年、お仕立てしてみようかなと思う方のために。

 

自分サイズのゆかたの着心地は、もう格別です。

何のストレスもなく(着付けができれば)着られる。

着付け初心者でも、そう難しくないはずです。

 

来年までの1年、今夏のバーゲンを狙って、

欲しい反物をゲトします。

 

その際、せっかくお仕立てをするのなら、

着物としても着られる柄を選んでおきます。

素材のオススメはこの下のブログにある通り、

綿麻がオススメです。

例えばコチラみたいなものとか↓

 

2016-06-16 15.17.16.jpg

 

IMG_3170.JPG

 

IMG_3187.JPG

 

 

麻という選択もありますが、

こちらはちょっと高い。

綿麻で好きな柄を探して、

お仕立てをしてもらってください。

 

・その際、できればネットより、

お店に行ってきちんと寸法を出してもらうのが

いいと思います。

・ネットで頼むなら、身長と胴回り、胸回り、裄だけではなく、

自分の体の特徴をきちんと伝えます。

腰が張っているとか、腿が太いとか、

胸が大きいとか。

・きものとして着るのであれば、それも伝えて下さい。裄の調整があります。

・そして水通しも念押ししてください。

水通し代は1,000〜3,000円位かかりますが、

絶対、しておくこと。

先に縮ませてから縫うことで、

洗っても縮率が少なくすみます。

 

 

IMG_3144.JPG

 

 

仕立ては手縫いが理想ですが、

リーズナブルな価格なので、

ミシン併用でもいいと思います。

 

購入時の注意のはずが、お仕立てまで語るという、

前のめりになってしまいましたが、

新作のプレタゆかたを35,000円〜で購入するなら、

上手に反物を20,000円くらいでみつけて、

お仕立てにだせば、同じくらいですみます。

もっと安い反物もあると思います。

 

ということで、とにかく、

デザインより、サイズ、大事ですよ!

合わない、着にくいゆかたは

結局着なくなります。太鼓判(笑)。

 

月刊アレコレは本屋ではご購入できません。

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2016.07.11 Monday 15:18comments(0)↑ページの先頭へ

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