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きもの情報誌『月刊アレコレ』編集長のきものと締め切りの日々。

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きもの、季節のセオリーをどう着こなすか。

大分涼しくなりましたね。
さすがに目には夏物が浮いてきます。
じゃあ単衣かというと、動くと案の定暑い(笑)。見た目と実感のギャップに悩ましい日々です。

この悩ましさをクリアできるのは、結局「着ている人の実感と経験値」しかないと最近思います。
要は普段着なら好き勝手でいいんだけど、周囲の目に動じない経験値が意外とカギ、かなと思うのです。

以前、きもの歴が浅い方から「男物の羽織をコート代わりに着たらおかしいでしょうか?」と聞かれたことがあります。
実際、男物の羽織を着ている人も知っています。しかし、彼女に言ったのは
「普段着で、いまどき感覚として着るのはひとつの工夫としておもしろいと思います」
「でも肝要なのは、人から間違ってるとか、ものを知らないとかいう目で見られたときや指摘されたときに、自信を持っていられるかということです」
「◯◯さんは呉服屋さんの奥さん、という立場であるということと、もうひとつは、(呉服屋さん)だけど、きもの歴はまだ浅いことを考えると、ダメというより、いまはまだ“早い”かもしれません」と答えました。
 
私が知っている、男物の羽織を着ている人は皆、とても個性的で
すでに自分のスタイルを持っている人達です。
きもの暦の長さとはちょっと違うけど、自分のスタイルを確立できる経験値があるということです。

だから、よく言われる「基本を知って崩す」は一理あり。
「基本を知らずに崩ずしている(崩れている)」とは明らかに違います。
それがたまたま同じ“男物の羽織”を着ていても、雰囲気でその人のスタイルになっているかいないかってわかります。

 
この時季にこれはおかしい? まだ早い? と考えることは私もありますが、
結局断念するも決行するも(笑)、自分の感覚です。
普段着は「自分が着たいものを着ればいい」、と芯から思えたら着ていいんですよ。


写真は月刊アレコレの人気コーナー「読者の和ードローブ」から。
このコーナーは読者のコーディネート一式をお借りして紹介。
その同じきものを使って、スタイリストさんやショップオーナーさんたちに
アレンジコーディネートをしていただき並べてみていただくコーナーです。
今月はシンプル木綿の読者コーデをワタクシみやざが担当しました。

半衿は池田重子さんオリジナル半衿で、30年近く前の商品。
いまではお宝の刺繍半衿です。
この半衿と帯のオレンジを今回の「軸色」にしました。
私は木綿の単衣はこの時季から11月まで着ます。

月刊アレコレは書店では売っていません。
年間購読はこちらからポチッと。




 

2014.09.23 Tuesday 09:08comments(0)↑ページの先頭へ

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