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きもの情報誌『月刊アレコレ』編集長のきものと締め切りの日々。

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人の顔は、90%が左のほうが美しい ? ―― その真実は?

 

今日、新宿津田家の津田厚子さんを取材してーーいたくハートを揺さぶられました。
「オンナは美しくなきゃいけない」「それは美醜という短絡的な観念ではなくて」と、気持ちのいいくらいの、迷いのない、そして誤解を恐れないはっきりした見解。

文字で入力するととても平凡なのですが、彼女自身が影響を受けた人々、育った環境を聞いたからこそ、すごくストンと落ちたものがありました。

厚子さんは本当にいつもきれいにしている方です。でも隙がない美しさとはまた違う、大人ならではの美しさ。それともうひとつは「アソビ」がある、美しさ。
多分、ご自分の中での矜持もあり、ちょっと江戸っ子的な洒落っ気もあり、というバランスの良さからくる「アソビ」なのだと思います。

私がハートを揺さぶられたというか、グサリときたのは、自分の年代と仕事の多忙さから、
はっきり言ってオンナを捨ててる感の自覚が最近あるからです(爆)。
それじゃ、いかんでしょ、とキリキリねじを巻かれたような、
ほんとうに自分でいうのもナンですが、素直というか、単純というか、おバカというかw ともかく反省した訳です。
「美しくない」自分に思い当たることがたくさんあったからですw
津田さんは「見た目がその人なんです」とおっしゃる。

人と同じファッションをしたくないから、工夫する。目を引く格好をする。
すでにそこに「その人」が出ていると言うわけです。それはいい。
ではその人が表現した「人と違うファッション」とは、「スタイル」とはどういうものなのかーー。
美しさは「努力しなきゃいけない」と彼女は言います。(インタビューはきものの着方の話だったのですが)
努力が皆無なほど美しいという自覚が自分がないなら(爆)、
確かに何もしなくて「美しく」いられるワケはない。

帰宅してから鏡を覗きました。
きものの着方はともかく、まずは髪の長さが中途半端。
ちょっと簡単に束ねて、自分撮りをしてみました。
髪も分け目を変えるとか、上げるとか下げるとかww いろいろ試みて自分撮影大会。
そしてその画像を見たら、思いの外・・・というか、当たり前にというか、すんごい老けたオバサンがそこに現れて思わずお祓いしそうになりました(爆)

話が長くなりましたが、今日のメインの問題はソコじゃありません
写真を撮っていて思いついたことがあったのです。

それはむかーーし、ブログでアップした記事。
「人の顔は90%が左側が美しい」という理論。
カメラマンや化粧品業界関係者には常識らしいその理論とはーー もう5年前にアップしたブログの記事です。

写真を撮りながら、美しくあろうとする自分であるならば、
自分が人様にどう映っているか客観的な目線と、そして1割でもマシに見えるw表情や角度を把握しておくべきなのだろうなあと、思った本日の取材の副産物。

2006年に書いた記事です。当時リンクしていた化粧品会社の研究室のサイトももうなくなっていたのですが……下記です。

=====================

 

人の顔は、90%が左のほうが美しい ? ―― その真実は?

 

本題に入る前に

 

仕事柄撮影をすることが多いです。カメラマン・スタイリストさんとのお付き合いも。

そこで時々聞く「左の顔の話」・・・というか、「顔の左右の話」といったほうがいいと思います。

「撮影の世界では常識」だそうで、「カメラマンはみんなそういうわよ」と、おっしゃっていたわけです。理由といえばそれが理由なのですが、ではなぜカメラマンはそう思うのか・・・・・。

まず、別な意味で常識的なことは、人間の顔は左右非対象であるということです。

自分の顔を鏡で見てもわかると思います。あとは私が聞きかじったことです。

ある心理学者のこういう実験があります。

男女14人に、それぞれ幸福、怒り、恐怖、悲しみ等の感情6種類を表情で表してもらい、その顔の写真を撮ります。それぞれの写真を右だけの顔、左だけの顔に加工して、被験者に見てもらうという実験です。その際、顔から感じる感情の強さを7段階に分け、最終的に70種類のうちの45枚が、左側の写真がより強く感情が表れていると評価されたというものです。

さて、ここでもうひとつ。人の脳は右脳、左脳に司られていることは周知だと思います。

左脳は、論理的なものの考え方(知性)を、右脳はひらめきや情緒的なものの考え方(感性)を司っています。アーティストは右脳の活動が活発だといわれるのも、ここですよね。

で、左半分の顔は右脳(感性)に、右半分の顔は左脳(知性)に司られていることを考えると、左の顔がより表情が豊か、本来のその人の顔をいえるというわけです。

化粧品業界でも、右半分は外面を、左半分は内面を、表すと一般的に認識されているようです。心理学者のウオルフは、右はやさしい顔で、左はなんとなく恐い印象を与えると、一見反対のことを言っていますが、これも捉え方の違いで、彼は右は社会的な顔(外面)なので、意識して取り繕うことができる(ゆえにやさしい顔も作れる)、左はその人そのものなので、ある意味ごまかしようがない(ゆえに感情がそのままで恐い)という分析なのですが、ともに、右は知性であり、左は感情であると言ってるんです。

では、なぜコントロールできる右ではなく、左が美しいのか。その人の個性が素に近い感じで表情豊かだということなのではないでしょうかね。

それと、撮影のときに感じるのは、見る側の感情。左利きの人はわかりませんが、見る側にとっても、右向き、つまり左の顔が見えているほうが自然で、違和感がないということなんじゃないかな。テレビやグラフィックの枠でも、右向き、つまり見るほうからすれば左を向いているほうが落ち着かない?

プロのカメラマンは、「人は必ず、左右どちらか、写りのいい方がある」といいます。それの90%が左向きがいいということなんですね。カメラマンはレンズを通してモデルをこと細かに、観察しているというなんだと思います。私も写真は左を見せて・・・・でもその前に自分が90%か、10%か、確認しなきゃね。つまり、勝負顔は右か左か、ネ(笑)。

2012.05.27 Sunday 02:33comments(0)↑ページの先頭へ

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