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きもの情報誌『月刊アレコレ』編集長のきものと締め切りの日々。

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実験・正絹襦袢のお家洗い―2 ジャブジャブ編

さて、再集合、できたかな(笑)。
続き、ガツガツ行きます。

ステージはいよいよジャブジャブです(笑)。

浴槽に低温のぬるま湯を張り、普通の洗濯洗剤を少なめに投入。融かします。

なぜおしゃれ着洗い、たとえばアクロンとかエマールじゃないのか?

はい、良い質問ですww 実は以前、腕のいい悉皆屋さんを取材したときに、洗剤の話を聞いたら、汚れを落とすならやっぱり普通の洗剤のほうがいいとおっしゃっていたのです。
(推進しているのではなく、あくまで経験からの感想です)

お洒落着洗いはあまり汚れが落ちないらしい。
そもそもすごく汚れたものを対象としていないしね。

 

で、今回は――。匂いも含め、汚れ難度スーパーウルトラC級と判断して

アリエールを使ってみました。これはみやざの自己責任で行う判断です。




水につけたら……変な言い方ですが、中にこもっていた物の怪がフワーと押し出されるように、急に樟脳の匂いが強く立ってきました。濡らすと匂いって強くなります。

それから押し洗い。みるみる洗濯水が赤くなってきました。このあたりは想定内。

susugi

すすぎ1回目。











すすぎは3回しました。こちらは3回目。それでも水につけている間は色落ちがします。

洗濯機へ運び、畳んで40秒くらいかな、脱水。ハンガーにかけて外へ干しました。

2番目の広幅襦袢もほぼ同じくらいの色落ちで、段取りも1番目の3色ぼかしの襦袢とほぼ一緒ですが。こちらのほうの生地がしっかりしていたので安心でした。



3番目は曲者の縮緬。前の2回よりもっと低温のゆるま湯。

洗剤は同じアリエールを使いました。こちらはもちろん揉んだりしないで軽く押し洗い。

でも浴槽の水の濁り具合からみても、かなりの汚れていたようです。色落ちはなし。



やはり3回すすいで、畳んで40秒くらい脱水。
結構「濡れている状態」で、こちらもハンガー。




最後は曲者2の袷の襦袢。袷がNGの理由は伸縮率の違う生地だと、
どちらかがより縮んで袋状になるのがいちばんの懸念。



さて……大胆不敵で恐れを知らない素人は考えた。

生地と生地の間を膨らませないようにしよう。

つまり間に水が入って重さの負荷がかからないようにすること=生地が“遊ばない”ようにする=2枚の生地を縫い目ともしっかり保護する…と考えたわけです。

あくまでも恐れを知らない素人の「試してガッテン」シリーズです。w




で、きくちいまさん推奨の、いまさんから送っていただいたメンズのスーツパンツ用洗濯ネット。通称くるくるザブザブ。
畳んでコレに入れて、ある程度生地が固定するようにして手洗い。

すすぎ、脱水までこの状態。



干すときは重力の負荷がかからないよう、平置きです。

 

単衣のきものもこのネットで洗うと便利。
先の襦袢も最初からこのネットを使ってもよかったのですが、何しろ匂いがネック。

濡らすと匂いが強くなるので、それをまた閉じ込めておくのもどうかと、
今回はしっかり広げて洗いました。

でも、
自分の正絹の襦袢で試すなら、やっぱりネットに入れて手洗いします。



さて、今日は風が強かったので、外へ干した時間は20分くらいでしょうか。

濡れているうちに急いでアイロンをかけなくっちゃ。
特に、縮緬襦袢。急げーーε=ε=ε=ε=(; ̄◇ ̄)


さて、「正絹襦袢お家洗い」、次は最後の仕上げ、プレスです。
ではまたまた休憩(笑)。次も30分後ね。はう〜。

2012.01.07 Saturday 17:10comments(0)↑ページの先頭へ

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