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きもの情報誌『月刊アレコレ』編集長のきものと締め切りの日々。

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晒し補整ってどうなの?ーー結論「晒し、サイコー!」最後の段(3)

さて、長々と読んでいただいた、

編集人の暑苦しい晒し愛。

前半・後半・そして、本日が最後の段です。

 

前半・後半で完結するはずだったのですが、

最後にもう一つ、ぜひとも語りたいことがありました。

(まだ、あるんかい……と言わないでね^^; )

 

でも、後半で語った「重力と下垂」に関係する、

「大人」年代では絶対、読んで損はしないお話です。

 

なんか、怪し気なファンドをオススメする

営業みたいなアプローチになっていますが(笑)、

今日の内容も、これまで書いてきたように、

私が検証、実践した中での感想、分析、報告みたいなものです。

 

「晒しと重力と筋力」の三題噺(笑)、

いよいよ、最後の段です。←ほんとうか?(笑)

 

◯晒しは腕の可動域を広げる。(こちらの前半ブログで

◯体が疲れにくい。(こちらの後半ブログで

ということを、編集人みやざなりの検証を通して、

分析し、お伝えしてきました。

 

今日は、後半で解説をしている「筋力」に関係する案件です。

これまで、内側から感じる晒しの効力を書いてきました。

 

とにかく、晒しは体が疲れにくいのよーーー!と、いう

このインパクトが強くて、知っていただきたく、

口角泡を飛ばす勢いで(笑)

筆(キーボード)を飛ばしてきました。

 

しかし、肝心の「補整」としての晒しの効力は

まだ全容をお伝えできていないと気づき(ダメじゃん)、

3日続けて、晒しについて書くことになりました。

ご容赦を。 でも絶対、これも役立つ、ためになる情報だと思います。

 

ところでーーその前に、

そもそも、このヒト(→ワタシこと編集人)は、

どーゆーヒトで、こんなことを書いているの? 

編集者でしょ? 専門家なの? 信用できるの? と問われれば、

「信じるか、信じないかは、アナタ次第です」(笑)という、

どこかの番組みたいなエンディングになるわけですが(笑)。

 

現在「クリエティブなきものの仕事講座」の開講告知をしている通り、

新卒から、一貫して制作系であり、

その中できものに特化して仕事をしてきています。

詳しくはこちらで

 

きものの本の編集者さんやライターさんは少ないとはいえ、います。

ワタシはそういう中で、「実践的」なきものの

情報発信が特長だと自負しています。

 

で、遭難する前に、話を戻します(笑)。

 

補整をする人は、着姿をきれいにすることを

第一の目的にしている人が多いと思います。

 

シワをつくる原因となる、体の“くぼみ”を埋める作業を

補整として捉えていることが多いのではないでしょうか。

生身の体ですから、凹凸があるの当たり前。

 

で、そのくぼみを埋める作業に終始する人が多いのですが……

この補整も語ると、またすんごい長くなるので(笑)、

ここでは軽くしか触れませんが、

晒しはくぼみを埋めるというより

(背中にタオルをあてることもありますが)、

しっかりしたボディ、ハリを作ってくれる役割のほうが

勝っているかなと考えます。

実践している私としての分析はね。

 

■きれいな着姿

いろいろな要素があります。

シワがないとか、自然だとか……

もう一つ、きれいだな、シュッとしているなと、

ワタシが感じる着姿の要素は、

 

  体のハリ感がある着姿。

 

胸元をきれいにしたいと、胸元にパンっと補整を入れる人がいます。

つまり、“張らせる”ことでシワを無くすという発想です。

 

こういう発想で補整をしている人は少なくないと思います。

 

考え方も様々なので、それを完全に否定はしませんし、

間違っているとも思いません。

しかし、それ以外の大きな要素もあると、思っています。

 

■シワとハリ問題

皆さん、「シワ(くぼみ)」に気を取られていますが、

それは、実は「ハリ」の問題です!

 

先程、言った、

補整を入れて、“張らせる”ことでシワを無くすという発想は、

つまるところ、ハリを作るということ、ではありませんか?

 

ブラジャーの役割も、言ってみれば、

下垂に抗うためのボディメイク。

ハリがある胸は高さも出てきます。

 

「下垂」という言葉が出てきたところで、

昨日のブログの投稿に通じます。

 

 —— 晒しは衰えた筋力を補ってくれる ―

 

体と肌着と晒しが一体化しているとも言いました。

晒しを巻くことで、ある程度の下垂をカバーします。

 

これまでのブログを読んでくださった方は理解できると思います。

つまり、体にハリが出ます。

ある程度肉付きのいい人なら(失礼な^^;)、下垂したお肉を上に

上げるというイメージはわかりやすいと思います、

 

■若々しい印象の胸元とはーー

では、痩せている人は下垂しない?

そもそもそこまで“上げる”肉がないし、

むしろ、体にタオルやパッドのあるブラジャーを使って、

ハリに見えるお肉を作ったほうがいいくらいじゃない?

 

と、考える人もいるかと思います。

 

ここで、断言しますが、

まな板と言われ続けて、ん十年(笑)、体も薄い編集人です。

痩せていると自慢しているのではなく、

むしろ、貧相、貧弱な印象になるのが悩み。

 

しかし、痩せていても、下垂感、ハリのなさは明らか。

ヤセでも重力には抗えないという事実は明白なのです、残念ながら。

(自分の胸の位置と下腹を見てつくづく)

 

で、この私の体に晒しを巻いてきものを着るとーー

もう、これは声を大にしていいますが、

 

全っ然、ハリ感、胸元の仕上がり感が違うのですよ!

ほんと。まじで違います。

胸の全体の自然な丸みができて若々しい印象をつくります。

ここ、全然違いますから(当社比)。

 

下記の写真は、今回のために撮った写真ではありません。

これまでの画像の中から選んだものです。

下ごしらえの詳細は覚えていません。

半襦袢だったのか、長襦袢だったのか、

しかし、晒しか、和装ブラか、それ以外かは、

自分の写真から判断できます。

 

これは晒しです。そして長襦袢↓

光の関係で色が違います、最初の2枚は同じ結城紬です。

 

写真(2016-03-30 21.23).jpg

 

これが和装ブラ。と、襦袢ではなく満点スリップとうそつき衿。

これもすっきりしています。↓

385結城.jpg

 

他にもいろいろ。↓

きものは自分の寸法で誂えたものが多いので、

元々、そこまでヘンなシワや余分な布はないほうだと思います。

どれも、きれいかどうか別にしても、

着姿としてはそこまで見苦しくはないと思います。

(見苦しいと思った人はスミマセン^^; 素直にわびておきます)

しかし、晒しのときはパンとしているのがよくわかります。

 

 

次。これは晒しじゃなく、補整用タンクトップ肌着↓

写真(2016-07-13 20.55) #3.jpg

たかはしきもの工房の「くノ一 夏子」。

夏に活躍する私が好きな肌着の一つです。

夏はさすがに暑いので晒しは使いません。

 

きものは本麻、盛夏は「涼しく」がいちばんのテーマ。

なので、ボディメイク第一ではないので、

ブラは着けずに、タンクトップタイプの

前にだけ麻わたが入っている補整用肌着をつけて、

麻の長襦袢という拵えです。

 

もともとがボディメイクを目的とした肌着ではないので、

胸がないながらも左右に広がっている感じ、

わかりますよね。ハリ感がない。

上の2枚の同じ写真をもう一度並べて比較すると、

結城紬の写真と比較すると胸元が違いますね。

でも目的は「涼しさ」なので役目が違います↓

 

写真(2016-07-13 20.55) #3.jpg

 

比較するために同じ画像をもう一度貼り付けています。↑↓

絹と麻の素材の差があるとはいえ、フォルムの違いは明らかです。

写真(2016-03-30 21.23).jpg

因みに↑この結城紬は胴抜きなので、身頃は単衣です。

つまりそこまで布自体に厚みはありません。

 

これも違います。晒しじゃない。↓

写真(2016-05-10 11.13).jpg

 

 

昨日は、これがお伝えできていなかったので、

3日続けての、晒し愛投稿になりました(笑)。

 

体と晒しの一体感でハリが出ます。

そして、体にハリが出ると、何が違うか。

もう一つ、ここもすごく大事なところです。

 

■体のハリと布目の関係

体にハリが出ると、布目のハリも出て、

生地、特に絹本来の光沢が増すのです。

 

着姿がシュッとします。

 

この布目の理論は、着付けの上手い下手でも、

とてもわかりやすい基準になりますよ。

 

こういう、目線で発信している人って、

あまりいないと思います。

 

これは、撮影を生業としている目線ゆえの

一種の職業病みたいなものです(笑)。

 

きものは体型をカバーしてくれるとは言いますが、

それでも、全身の体のハリ感がでます。

撮影していると、全身、きもので覆われているにもかかわらず、

申し訳ないのですが、上背があって、スタイルが良くても、

40代と20代のモデルさんでは、

はっきり、体のハリ感の違いがでます。

目がセンサーになっているんですね(笑)。

 

高濃度のオタクですねー(笑)。

 

 

■まとめるとーー

……ということで、晒しが体を支え、ボディメイクしてくれる。

これは晒しだけでなく、和装ブラでも、きちんと

サポート力があるものでなければ、意味がないと考えます。

他の下着ももちろん、検証していて、昨日の投稿でも書いた、

たかはしきもの工房のブラが優秀です。

私は「くノ一 涼子」が好みですが、

ほんとうに胸が大きい人は「Put on キモノブラ」がオススメです。

 

また晒しを巻くのはやっぱり手間という方は、

汗取り用肌着として知られる「あしべ」、

麻わたが綿楊柳生地でサンドされている「くノ一 麻子」もいいかもしれません。

「あしべ」は気持ちがいいですが、

ボディメイク機能はそこまでではないかな。。。

 

でも某有名スタイリストさんは通年、

(ブラを使わず)あしべだけだそうです。

ここはもう好みの域になりますね。

 

で、ここでまとめ。

 

◯晒し補整は、太っている、痩せているにかかわらず、

下垂した体型をボディメイクして、ハリをもたせてくれます。

これが全然違う差になるのです!

 

◯体にハリが出ると、布目にもハリと光沢が出て、

着姿がシュッとします。

 

◯そして一番は、体が疲れにくい。着けて気持ちがいい。

 

長々と編集人の晒し愛(笑)にお付き合いいただき

ありがとうございます。

 

笹島式晒しの巻き方は、月刊アレコレVol.177で紹介しています。

簡単ですが、大事なポイントがあります。

晒し、お試しの価値、絶対あります!

 

※本ブログの無断転載・引用は固くお断りします。

 

 

月刊アレコレは書店では売っていません。

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講座の内容についてはこちらのブログ

詳しくお話させていただいています。

2020.04.12 Sunday 18:56|-|↑ページの先頭へ

晒し補整ってどうなの?ーー結論「晒し、サイコー!」後半(2)

昨日の続きです。

今日も昨日以上に長いので遭難しないでくださいね^^;

 

晒しを巻いていたときに、

腕の可動域が広い、動きがラクということに気づいたワタシ。

 

実はその前に気づいていたことが

もう一つ、あります。

 

■晒しの効能、「疲れにくい」

晒しを巻いているときは、

きものの着用時間が長く、夜になっても、

疲れを感じない、もしくは感じにくい、ということです。

 

ここ、すごく大事なところです。

 

きものを着ている日のことになりますがーー

(一般的にはかなり多い回数ですが毎日は着ていません。洋服も普通に着ます)

ワタシは肩こりがひどく、それでいて1日座りっぱなし。

合間に会議が入ったり、撮影や取材が入ったりしますが、

基本はPCの画面を見て同じ姿勢で、

キーボードを打っていることが多い仕事です。

 

 

夜9時過ぎたくらいになると、首筋がパンッパン。

ところが、晒しの日は、意外と冷静なのです。

冷静……この場合は褒め言葉です。

 

つまり、体の変化を察知できない。

体の変化というのは、

朝から比べたら、肩こり、首筋のコリ、

ダル重さ、脱力感が出てくるという変化です。

 

みな、終業近くには「ああ〜〜 疲れたーー」と

自然に口に出ると思います。

肩や腰をトントンしたり、首を回したり。

1日の疲れは、ちゃんと

体に変化をもたらしているのです。

 

それが全くとはいいませんが、変化(疲れ)を感じにくい。

たまたまな、体調のタイミング?

と思っていたのですが、どーも、そうでもない。

 

そのことに気づいていから、夕方〜夜に、

ちょっと体全体を意識してみるようになりました。

 

■人はなぜ疲れるのか?

ところで、そもそもの、疲れの原因って、何だと思います?

目を酷使した、キーボードをうち続けた、

立ちっぱなしだった、対人で神経使った等、

個人の仕事内容により疲れ方は様々です。

 

しかし、それとは別に、

万人に共通する疲れの原因があります。

ここで、ワタシは笹島先生の言葉を思い出したのです。

 

笹島先生

 

ちょっと飛びますが――

晒しの話を雑談風にしていたとき、先生曰く。

「人の内臓は夕方になると落ちてくるの」

「それを晒しが支えてくれるのよね」

ワタシ「………??」 

その時はもう一つピンと来ていませんでした。

 

しかし、その晒し効果に気づいたとき、

なるほど! と思ったのです!

 

これは、ワタシだから気づいたことだと思います。

いえ、優秀で気づいた、とかいうのではありません、残念ながら(笑)。

年代が中高年の域に達していたから

気づいたのだと思うのです。

 

つまり――以下、これも私の分析です。

(笹島先生はそのとき、そこまでは言いませんでした)

そういうことか!→どういうこと?…の前に、

話の腰を折るようで恐縮ですが、大事なポイントなので

以下を、予め言っておきます。

 

最初、ちょっと大きなスケールの話になるので、

「は?」と思うかもしれませんが、とても大事なことなので、

スルーしないでくださいね。

「気づいたことを早く言えっ!」と怒らないでね ^^;

 

■重力で内臓が落ちるというハナシ

まず――まずですね、

地球には重力があります。

 

……は? と思いました^^; 話はこれからですが、

ここも理論上、大事な点なのです。

地球の重力——ここを念頭に置いておいてください。

 

生まれた時から重力のなかで暮らしている私達は、

無重力状態を体験しない限り、重力を感じることがありません。

地球では、それが当たり前で生活しています。

 

ワタシたちの内臓も、実は「ニュートンの林檎」。

“落ちる”のです。

体自体は地に足がついているので感じることはできませんが、

単純に階段からでも二階からでも(笑)、

飛び降りると「ニュートンの林檎」になります。

 

あ、この重力、身近に実感できる点があります。

ウフフフ。お察しの通りです。

 

若い頃にはハリがあって持ち上がっていた胸、

デニムを履くときゅっと高かったお尻。

ほうれい線なんて無縁の、パンと張った頬。

 

それがいまや……私も、これら下垂と戦う日々です(苦笑)。

 

これらはなぜ「ニュートンの林檎」になるのか?

 

人の体には筋肉があります。

筋肉の力、筋力で体のあちこちを支えていることは、

理解できると思います。

下垂は単純に重力と筋力だけの問題ではありませんが、

大きな理由になっているのは確かです。

 

さて、笹島先生の「内臓が落ちる」の話に戻ります。

 

一晩体を横にして休むと、内臓は元の位置に戻ります。

しかし、日中の活動時間のなかで、

徐々に重力により落ちていきます。

内蔵を支えるのも筋力。

その筋力が衰えてくると、下垂が始まります。

つまり重さになるのです。

 

はい、ここで晒し、登場です!

 

晒しが、衰えた筋力を補ってくれているのです!

もちろん、内臓に限らず、下垂する

胸、お腹回りを、体と一体化して、

留めて置いてくれるのです!

 

 

だから、通常より「疲れにくい」のだと思うのです。

 

私が、晒しをしたときの違いに気づいたのは、

いまの自分の年代だから、と言いました。

 

■人の筋力は衰える

筋力が元気な若い頃なら、

この差は気づかなかったと思います。

 

先生が「晒しが内臓を支えてくれる」といったのは、

晒しが衰えた筋肉の代わりを務めてくれる、

ということだったのだと思います。

 

きもの、絹、も結構な重さがあります。

腰紐や帯を使わなかったら、

きものの重さはそのまま、肩に、体に、

乗っかってくる……といえば、わかりますよね。

 

余談ですが、若いころはカシミアの良さが

まったくわかりませんでした。

なぜ、あんなに高価なの??

20代は、デザインやブランド優先の重いコートを着ていました。

 

しかし、ある年代になると、

カシミアのセーターの素晴らしさを、

涙するほどわかるようになりました(笑)。

 

何しろ軽い。そして温かい。

肩こり、それでいて寒がりの私は、

重いウールはほんとに苦痛でした。

 

そもそも着るものに“重さ”を感じるようになった時点で、

はっきり言って、とっても「大人」です(笑)。

 

きものも同様に40代になってから、

大島紬の軽さが魅力で、

好きなきものの一枚になりました。

 

■(2)のまとめ

ということで、長々と続けてきましたが、

 

・私達は重力の中で暮らしている。

・晒しは衰えた筋力を補ってくれる。

・一日の終りに体に蓄積した“重さ”は疲れにつながるが、

 晒しによりそれが軽減される。

 

よって、「晒しを巻いた日は疲れにくい」と

感じていた私の感想は、正しい(多分)。

 

あともう一つ。 胸の大きい方も、

晒しはとても有効ですよ。

 

■ではきものや帯自体は体を支えないのか?

ーーところで、体を「支える」というと、

紐類や帯だって腰や背骨など、体を支えてくれるでしょ?

という方もいると思います。

 

もちろん、そこに異論はありません。

背筋がシャキッとするのはきもの(と帯)

そのものの効用だと思っています。

しかし、その同じきものを、同じように着ていて疲れ感が違うというのは、

私の場合、晒しを巻いたときに感じることなので、

自分なりの検証の結果、晒し効果だと思っています。

 

きもの自体、「洋服より疲れる」という人、

「洋服より体がラク」という人、両方います。

そのどちらであったとしても、

今回は「いつも通りの同じ条件できものを着た時」を

基準とした前提でお話しています。


 

■ベスト補整はそれぞれだけど、試す価値はある

戻ってーー

この晒しの巻き方はとても簡単ですが、

いくつかの大事なポイントがあります。

 

私もそれを守って巻いています。

でも難しいとか、複雑とかいうことは全くありません。

 

昨日も言いましたが、1分しないで、

私は30秒位で巻いてしまいます。

 

あと、晒しの種類にも注意が必要です。

月刊アレコレの本誌を見て、ぜひ、一度、お試しください!

体調がいまいちのときに、きものを着なければならない、

というときなどは、絶対、オススメです!

 

私は様々な肌着や補整を検証するので、

晒し以外でも好みの肌着や補整はあるし、使います。

例えば、たかはしきもの工房の「くノ一 涼子」や

「腰すっきりパッド スキニー」「ガードル裾よけ」も好き。

(ガードル裾よけも語ると、長いですww)

 

私が選ぶ基準のもう一つに、「気持ちがいい」があります。

晒しを巻いてきものを着ると、「疲れにくい」だけでなく、

着ていて気持ちがいいのです。ほんとうに。

 

まだ「大人」じゃない人は使わなくてもいいです(笑)。

「大人」の自覚を下垂に感じる方は(爆)、

ぜひ、お試しください。

 

今日も長々と、暑苦しい晒し愛に

お付き合いいただき、ありがとうございます。

 

晒し、好きだーーーーー! ←まだ言ってる(笑)

 

追記:ここで終わるはずでしたが、

肝心の着姿を整える「補整」としての

観点からは触れていなかったので、

最終の段(3)を投稿しました。

ほんと、長くてすみません(汗)ビョーキ……

 

※本ブログの無断転載・引用は固くお断りします。

 

 

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2020.04.11 Saturday 20:29|-|↑ページの先頭へ

晒し補整ってどうなの?ーー結論「晒し、サイコー!」前半(1)

昨日、笹島寿美先生の連載のお話を投稿しました。

 

先生の仕事の集大成といえる「骨格着付け」。

その「着付けと骨格の関係」という本を出版してから7年。

新たな解説を加えて、骨格着付けを

伝授いただける連載としてお知らせしました。

 

新連載を開始して2回目が下着と補整について。

そして3回目の今号は特に、

「補整」についての手順と解説です。

 

 

■笹島式補整ー晒しを検証して

笹島式での補整は、晒しが基本です。

他装の場合は、着付ける人の体型をみて、

さらに綿花などをプラスしますが、

もちろん、自装でも晒しを使います。

 

今号はその笹島式の晒しの巻き方、着け方の

手順とポイントを解説してくださっています。

 

さて、今日はその晒し補整について、

実践している編集人みやざ個人の感想をお伝えしたいと思います。

 

 

いつも言っているのですが、私は取材と検証を兼ねて、

いろいろな肌着や補整を試します。

自分なりのスタンダードはありますが、

まずは自分で試して、発信するようにしています。

 

……というとすごく仕事熱心のように見えますが、

(それなり熱心なほうだとは思いますww)

純粋に、着付け自体にとても関心が高いからです。

 

だからといって、着付け師になる、というのとは違います。

あくまで、着る立場、発信する立場で、ニュートラルでいながら、

あらゆる分野をある程度、掘り下げていく感じです。

 

着付け、コーディネート、素材、染織、

仕立て、ものづくりの現場、服飾史、流通、市場……

きものに関する各分野は、専門家ではありませんが、

(多分)一通りの知識が入っている、と思います。

 

で、肌着や補整も同様に……ということなのですが、

実は、晒しは試していませんでした。

 

 

敬愛する笹島先生が補整に晒しを

使っているのは知ってはいましたが、

正直、それまでは現実的な補整……という気がしなかったのです。

 

あの長い晒しを、緋牡丹お龍さんのように巻き巻き?(古い)
洗って干すにも、手間そうだし……という偏見ですね、ある種の。

 

しかし、先生の最初の連載を始めるにあたって、

(現在の骨格着付け以前の連載)

先生を特集したときに、私も試してみました。

 

 

1〜2回では腑に落ちないだろうと、少し続けて使っていました。

 

■晒し補整、思ったよりかんたんでした

これがですね、実際に使ってみると、

思ったほど手間ではなかったんです。

 

巻き方も、洗濯も。

巻き方は笹島式を踏襲しています。

 

晒しも、最初に使う分を切って、幅を半分に折れば、

あとは簡単、帯結び同様、自分の体をクルクルと、

回していけば、あっという間。

 

大事な巻き方のポイントだけ注意しながら、

(ソレさえも特段難しいものではありません)

巻き始めたら、1分どころか、

私は多分30秒もかからないと思います。

 

このあたりの、巻き方や、ポイントは本誌で

ご確認いただくとして――

 

ここでお伝えしたいのは、晒しを巻いた“効果”です。

もう、これは「効果」と言わずして、なんと言おう、です。

 

■ある日の“事件”!

先に、しばらく続けて使ってみたといいました。

何日目かに、ある事件(ワタシ的には)が起きたのです。

正しくは発見といえることなのですが、

これが「えっ!? え?え? えーーっ!?」という、

かつてない発見……というか、体験だったのです。

だから、ある意味、プチな事件です(笑)。

 

 

実は、使いはじめて数日で、別なことで、

気がついたことがありました。

これは“事件”に関係するので、後述します。

 

で、戻すと、

何が起こったか?

 

私はきものを着ると、結構着ている時間が長くなります。

終業するのが遅いからなのですが……。

 

ある日、帰る前に取材で使い、ハンガーにかかったままの

きものをたたもうと、下において、たたみ始めました。

皆さんと同じだと思います。

 

正座して、手前の衽を返し、手を伸ばして

向こうの裾を手前に重ね……ようとして、

手を伸ばしたら、「うん…?」と思ったんです。

思いながら、その裾を前に運んで衽と合わせたのですが……、

 

IMG_6832.jpg

 

「え? なに? これ」と、その動作をもう一度、やり直しました。

つまり、裾を向こうにポイと放り投げて、

再度、腕を伸ばして裾を持ち、手前の衽に重ねた……ところで、

ガーッと入り口に走って、シャッターを下ろし、戸締まりをしました。

 

怪しい者がいた? いえいえ、そんなことではありません(笑)。

もう、ソレどころじゃない事件です、ワタシ的には。

 

編集部は路面のスタジオなので、シャッターを下ろさないと

広い間口の入口で、外から丸見えなのです。

 

会社を閉めてから、急いで私がしたこと。

それはきものを脱ぐことです。

 

え?え? なぜに?

 

■腕の可動域が…広い!

はい、確かめなければならないこと、

確かめたいことがあったからです。

 

以下、そのときの私の行動です。

   ↓

 

1 きものを脱いで晒しをとる。

2 再度、晒しなしでいつもどおりきものを着る。

3 床に座って、きものをもう一度たたむ。

 (ここで「!!」と感じる)

4 またまたきものを脱いで、今度は晒しを巻いて着直す。

5 またまたまた、きものをたたみ直す。

 

……ということを一挙に繰り返しました。

なぜに? 何を確かめたかったのか?といえば、

 

これです!  →  腕の可動域っ!です!  

 (ここは鼻息荒くドヤ顔です)

 

可動域……つまりですね、

きもので正座してきものをたたむときって、

袖付けあたりに制限を感じますよね。

たたむに限りませんが、腕を上げるとか、前に出すとかしたとき、

帯で(きものや襦袢の)袖が抑えられているから、

動かすときに抵抗があります。

 

 

それがね、それが、なかったんです!

なんか、すごくラクに腕が前に伸びたので、

「あれ?」と思ったわけです。

それで、もう一度やり直して、やっぱり「あれ?」、

このラクな動きは何ごと? と思ってから、ハッと思いついて、

急ぎ入り口を閉めて、きものと晒しを脱ぎ着して、

その違いを確かめたという次第なのです。

 

晒しをとって普段通りに着て、座ってたたむと、

やはり腕を伸ばしたときに、抵抗があります。いつも通り。

でも晒しをしてから、座ってたたむと、ラク。

可動域が明らかに広いのです。

 

私なりの分析ですが、これの理由は、晒し。

笹島式の晒しは肌襦袢(肌着)の上から巻くからだと、思います。

体と肌襦袢と晒しが一体化している、といえばわかりやすいでしょうか。

通常だと、肌襦袢も、襦袢やきものと同様、

紐類や帯に抑えられて固定されるので、可動域が抑えられます。

 

 

この、腕の可動域が広い、動きがラクということは、

体に影響する負荷も軽減されるということです。

 

この“体への負荷の軽減”が、後述するとした

“気づいた点”に、大いに関係してくる――と思われるのです。

 

めちゃ、長くなるので、すみません、

引っ張るつもりではないのですが、続きは明日、投稿します。

ぜひ、晒しを実践している編集人の感想、実感を聞いていただきたいです。

 

1年に1回位、めちゃくちゃ、晒しについて語りたくなるのですが(笑)、

今回、笹島先生の連載で、かつ晒しの巻き方を

伝授してくださっているこのタイミングを逃すわけにはいきません(笑)。

 

この熱い(暑苦しいww)編集人の晒し愛を

ぜひ、また明日、聞いてください!

 

 

※本ブログの無断転載・引用は固くお断りします。

2020.04.10 Friday 18:23|-|↑ページの先頭へ

浴衣(ゆかた)に衿芯を入れる

 本日、ゆかたで都議選の選挙へ行って来ました。

藍染の絞り。西陣田中伝の半幅帯。素足に白木の下駄です。

あ、白木は足型がつくので、ほんとうの夏場には素足で履くことはあまりありません。

 



で、ゆかたを着るとき、衿元がキレイに決まるコツをご紹介します。

衿の胸元あたりに、掛衿の縫い目があります。

そこから衿芯を入れると大人の衿元を作ることができます。

縫ってある場合も多いと思いますが、

衿内側の方の縫い目を解いて(切って)そこから衿芯を入れます。

このゆかたも縫い閉じてあったのを、内側を解いて入れています。


 

因みに下着は、補正用肌着、裾よけです。

盛夏は和装ブラに裾よけ、もしくは和装ブラにショーツでいきなりゆかたのときもあります。

(透けない、下着の線が出ないものに限りますが)

私はスリップを使うこともありますが、基本は裾よけ派。

裾よけの力布の部分で、ヒップをキュッと持ち上げるようにして、

かつ、下腹をしっかり抑えてガードルのような役割として使います。

お尻や下半身が締まるので、すっきり。

スリップだと“肉”を(笑)重力におまかせ状態なので、

ちょっと身体の崩れが気になる年代は、裾よけや、湯文字がお薦めですけどね。




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2013.06.23 Sunday 21:50comments(0)↑ページの先頭へ

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