きもの情報誌『月刊アレコレ』編集長のきものと締め切りの日々。
昨日のきものびとは HIGASHIYA-MAN で。
この紙袋の印というか、マークをご存知の方はなかなか感度の高い方・・・・だそうです。
HIGASHIYA――いま話題の和菓子屋さんですが、話題はお菓子そのものより店や空間をプロデュースした会社と人物にフォーカスされることが多いようです。
Simplicityの緒方慎一郎さん。例えばこういうお茶会を催される方です。
社名の通り、美しいシンプルを具現化する方です。
ただのシンプルではなく、集められるすべてを集めた中から、余分なものをそぎ落とし、
そぎ落としたもののエッセンスを凝縮していき、最後に残された、
それがかたちであり、デザインであり、精神である、そういう極上のシンプルだといえます。
えらそうなコトを言う私も昔から知っていたわけではありません。
周辺でHIGASHIYAと緒方さんの話題を耳にすることが多くなっていました。
昨日、撮影した「きものびと十人十彩」の浅野さんも、表参道のHIGASHIYAによく行くというので、撮影のロケーションとして選び、撮影許可をSimplicityにとりました。
最近仕事でよく打合せをしながら話し込むきものメーカーの4代目が、
「あそこのお菓子を持ってくると、なんかね、その人が賢そうにみえるんですよねー」
なるほど。で、撮影のときにみやざも買ってみた。
2010.08.01 Sunday 12:33|comments(0)|↑ページの先頭へ
きものびと取材で女子美へ。
昨日、朝早くから出かけた先は、初めて降り立つ駅、相模大野。
そこからバスで20分揺られたあとの目的地は女子美大。
今回のVol.61(次の次です)「きものびと十人十彩」は、女子美大の工芸科で織コースの院生・悠子さん。
大学2年のときに迷った末に「やりたいことをやろう」と、織姫になること(違うか^^;)を決意したという彼女。
何を「迷って」かは、月刊アレコレ本誌で読んでいただくとして・・・。
とてもシャイでピュアで、透明感がある女性です。
ほんとうに周囲に大事に育ててほしいと思えるお嬢さん、大事に育てて欲しい織り作家です。
彼女のような若い人がきものの世界に入ってくるというのがウレシイ。
彼女が持つ悩みは、原石のキラキラが包まれている、とても貴重な、いま必要なもの、「存在すべき悩み」だと聞いていて思いました。
2月の卒業記念の個展を開く予定だという。楽しみだなー。
自然に囲まれた構内を案内してもらい、一生懸命作品や課題の作業をしている学生たちを見て――、
純粋な、いまのこのときだけしかできない“学び”の風景は、ちょっと大人になり過ぎた大人にはキュンとくる風景だったなー。
“過去形”にならぬようにと、己に言い聞かせつつ、バスに乗り込み手を小さく振りつつ学び舎をあとにしたのでした。
が・・・・げーーーっ、色校正が出る時間に間に合わないかもーーーっ。
学び舎で知る 学習せーよの 己が人生 orz
2010.06.27 Sunday 19:08|comments(0)|↑ページの先頭へ
新宿ゴールデン街にての着物女子。
復刊2号目の「きものびと十人十彩」は出版社勤務の亜美さん。
ちょっとした経緯で始めた三味線、いまやパーカッションやペットも入るジャズ系バンドを組むまでのはまりよう、お稽古もときに着物で・・・・・
と言うことを、別件の打ち合わせ中に聞いて、速攻逆取材取り付けいたしました(^^;
撮影場所は新宿ゴールデン街! なんで?って言いますと、亜美さん(真ん中)の知人のお店の2階のフリースペースを借りてお稽古をしているから。
カメラマンは横山順子さん。写真左の彼女は29歳。可愛いでしょ。でもすごくカッコイイ写真を撮る方なんですよ。
スタイリストの鳴海彩詠さん(写真右)は先月本を出したばかり。最新号のアレコレでも「今月の一冊」で紹介しています。
彩詠さんのスタイリングは、渋可愛い、地味可愛いといえばいいでしょうか。変に奇をてらったところはなく、街になじむ自然さがありながら、洋服的な色柄使いではなく、着物としての赴きもキチンと生かされているのです。下の記事で紹介しているみかんビーズ半衿も彼女のお手製です。
そんな彼女が出した本がこちら。『着物に合わせる洋小物』洋小物を生かして楽しむ着物の本です。ぜひ手にとってください!
月刊アレコレは制作スタッフはほとんど女子。それも皆、着物好き、着物を着る女子の集まりなのです。
月刊アレコレは「着物を着る人が作る雑誌です」に偽りはございません。
皆さんも一緒に作るような目線でご参加くださいませ。まずはこちらポチッとしてからお願いします(笑)。
2010.06.06 Sunday 08:32|comments(4)|↑ページの先頭へ
きものびとは、りこさん。
さて、先週末、きものびとの取材がありました。次号のきものびとは、ウェブデザイナーの、りこさん。月刊アレコレ本誌も、こちらのサイトもりこさん制作です。
素敵な紫の紬。これが絶妙な(笑)紫色なんです。
濃すぎず、薄すぎず、濁りなく、赤み青みどちらかに転ぶでもなし。
気持ちのいい、清潔感のある紫なんです。この色の紫なら無地でもいいなあと、人様の持ち物を勝手に品評しているみやざです(笑)。
さて、この紫の紬をベースにしたコーデ。
画像では全部見えませんが、なんと、きくちいまさんコーデだそうです。
どんなコーデかは、最新号の写真でご確認くださいませ。
写真/Junko Yokoyama
りこさん、まだ暑い8月に、掲載月に合わせて袷にしていただいて、
ありがとうございます。
可愛く撮れてますよ。本番セレクトをお楽しみに〜。
2009.09.02 Wednesday 17:58|comments(4)|↑ページの先頭へ
きものびとは、女優の小島可奈子さん。
昨日の皆既日食、見ませんでしたーー(泣)。
でも、皆既日食は見られなかったけど、あきらめていた外での撮影ができました!
朝、すごい雨で「無理ぢゃん〜〜(T T) 」 ところが撮影時間には薄日が差してきて「いけるぢゃん〜〜」。なーんて晴れオンナ〜、ウッ♪
中目黒にある泉谷しげるオフィスでの取材は、泉谷さんが運営している動画配信サイト「コラコラ放送局」でレギュラー出演している女優の小島可奈子さんです。
可奈子さんのHPでも昨日の取材をアップしてくださっています。
可奈子さん(手前)、可奈子さんの着物をコーデした万理乃さん(右)、マネージャーの梅田さん(左)、ありがとうございました。後列左から2人目はフォトグラファー横山さんです。
グラビアアイドルとしてデビューした可奈子さんは、いまは演技が楽しくて仕方がないというテレビ・映画で活躍する女優さんです。
昼ドラや深夜枠ドラマでも主演していたこともあるので、ご存知の方も多いと思います。
泉谷さんとドラマでご一緒した縁でコラコラでも共演することになったそうです。
「可奈子ちゃん、コラコラは着物でいかない?」という着物好きな(!)泉谷さんのアイデアで毎回衣裳は着物になったそう。
で、「きものびと十人十彩」で取材〜〜〜と、食いついたワケです(笑)。
可奈子さん、着付け講師のお免状ももっているバリバリ着物女子。
仕事でもお役立ちだそうです。さもありなん。
ところで、「コラコラ放送局」って、ナニ?ってハナシですが。
不景気一色の世の中、泉谷しげるが「不景気をぶっとばせーー!」と、
各地に出かけてイベントやライブをすることで地域を活性化していこうという活動なのです。
みんなが彼の地に出かけてくれることで、街の空気も経済的にも活性化の一助になればという試み。そしてその動画を見てもらうことで、また元気が伝染していけーーっと、いうことです。
さすが「春夏秋冬」から泉谷(と呼ばせていただきたい年代です)は変わっていない!
だから! まずいちばんみんなにしてほしいことは、
泉谷のコラコライベントに参加してくれーーっということ。
で、その泉谷の心意気にオーーッと賛同&感動する人は、コラコラの屋台骨を支えるために泉谷しげる直筆、生みの親となるキャラクター、「うびょーとん」のグッズを買って着てくれると、さらに嬉しいーーっというワケなんです。
え? 「うびょーとん」ってナニ? ……ですよね。
フフフ、「うびょーとん」の謎は、また明日、ここに集合してください(爆)。
(始まったよって言わない(笑)。だって長くなっちゃったんだもん)
8月15・16日に富岡八幡で行う無料イベントの紹介も一緒にします。
2009.07.23 Thursday 13:11|comments(2)|↑ページの先頭へ
きものびと取材は阿佐ヶ谷かごやの店長さん。
本日、昨日に引き続きの夏日。
「きものびと十人十彩」の取材で訪れた先は阿佐ヶ谷のかごやさん。
店長の阿部さんが今回のきものびとです。
かごやさんの仲良し3人スタッフは、4年前にアレコレのキモノトークのイベントに参加してくださった縁でのお付き合いです。
3人組、高山さん、篠崎さんも久しぶりのキャッホ〜のご対面でした。
4年目の「きものびと十人十彩」登場は、やはりキモノトークつながりのデザイナー・りこさんご推薦。
いまさんが著作でかごやさんのアイテムを紹介したことがきっかけで、いまさんのキモノトークに参加 →
そこで偶然同級生のりこさんに偶然再会(!)→
いまさん、りこさんにHP作成を依頼 →
この月刊アレコレのHPもお願い →
今回、りこさんにきものびと推薦を伺ったところ →
かごや店長をご推薦 →
ちょうどいまさんとコラボの企画が進んでいたところ。
縁とは、円なんですね。
着物の話と、アツいかごバッグの話を伺いました。
胡桃や山ぶどうで編まれるバッグ。
みやざもしらなかったんだけど、かごって華奢、丈夫じゃない、型崩れしやすいって思ってませんでした?
ところが、ところが、山ぶどうのつるや胡桃の皮で編んだかごは頑丈で、
店長はきっぱり「一生ものです」と言い切るんです。
使い込むほどにツヤが出て、あめ色になり、バッグもやわらかくしなやかになるそうです。革みたい。っていうか、樹皮ですもんね。
木の家具が年季を経ていい色、落ち着いた雰囲気になるのに似ています。
しかも修理ができる! 犬に噛まれて破損したバッグの角も見事に修復されたそうです。
ちゃっかり撮影用のバッグもお借りしてきました。
「和ードローブ」でもお楽しみくださいませ〜。
2009.05.19 Tuesday 21:08|comments(0)|↑ページの先頭へ
きものびとを訪ねて銚子へ。
超大型連休との触れ込みで始まった今年のGW。
皆さんはどんな過ごし方をなさったのでしょうか。
大型なんて全然うれしくないみやざの連休は、取材と野球と遠征と仕事で終わりました。
このブログを始めて5年目。ご存知の方はご存知でしょうが(笑)、毎日4時起きのお弁当作りで5時半〜6時には一緒に家を出て、帰り8時近くというのが、シニア野球小僧にあわせた恒例GWのスケジュール。
もちろん1年中、毎週末祝日も、コレです。
大体こんな感じで小1から9年目。しかも高校でも野球だとーーー!?
盆暮れというけれど、休みは暮れと新年の4〜5日?だけ。
ホンマ、老後の面倒はきっちりみてもらうゼーー、息子!(爆)
……で、こんなワイルドな(笑)生活とはかけ離れた素敵な方を銚子へ訪ねた5月2日。
次号の「きものびと十人十彩」は金子はる香さん。
作業療法士として体の機能の回復やリハビリのメニューを作ったり、指導したりする先生です。
若柳流名取で現在もお稽古に励むはる香さん。きもの部屋まで作ってしまうほどの、きものびと振りの噂を聞きつけて、銚子へ参上(笑)。
見てください、3畳ほどの広さに、特注の棚にキレイに並べられた畳紙。
そして特注のハンガーや引出し。こちらの引出しは当初、大工さんに「こんな深いとモノを取り出しにくくなりますよ」と言われながら、
その真意は「半幅帯を丸めて立てて収納」できるように。
「最近の半幅ってリバーシブルになっているので、畳んでしまうともう片側の柄が見られないから」、開けてすぐに両面確認できるための工夫だったのです。
因みに、着物部屋にある着物は日舞絡みの衣裳とかではありません。
純粋に「楽しみ」として着る着物たちなのです。ホェ〜〜。
最近、大島紬にハマっているというお宝大島も見せていただきました。
うらやましい充実振りです。
この部屋で夜な夜な(……はないか(笑))畳紙を広げ、着物に見惚れながらコーディネイト遊びをして、ばっちりコーデができると、床をバンバン叩きながら、
「アタシって、天才っ!」(#>o<#/ と1人悦に入っているらしいです(爆)。
「天才」のお話を(笑)たっぷり伺いましたので、お楽しみに〜〜。
2009.05.07 Thursday 12:20|comments(4)|↑ページの先頭へ
「きものびと十人十彩」は全日本4位のウィンドサーファー、マキさん。
先週、取材に行ったのは調布の森のなか。
「森のギャラリー」というところにある、家具のファクトリー。ファクトリーに隣接している外国人が訪れることも多いというカフェは、和雑貨も置いてあるカフェ&ショップです。
「きものびと十人十彩」はマキさん。ウィンドサーファーでもある彼女は、なんとつい先月(1月)に開催された全日本で、女子の部4位という快挙を達成した、知る人ぞ知るウィンドサーファーです。
美人でしょ。みやざの典型的日本人顔というか、弥生人顔(縄文系ならホリが深いんだけど)の平べったさが際立つゾ(爆)。
推薦くださったのはアレコレのデザイナーもしてくださっているリコさん。
166センチのすらりとした体型で着こなすマキさんの着物は、カッコいいです〜〜、。
2009.02.02 Monday 15:38|comments(6)|↑ページの先頭へ
京都で取材したきものびと、omoのもとこさん。
さて、先週京都へ取材に行った「きものびと十人十彩」。omoのもりたもとこさんです。
「着物のイロハを何も知らずに」ただ着て楽しんでいた入門時代、
「別に自分が楽しけりゃええやん」と「やんちゃな」着方をしていたけれど、そのうちにいろいろな着物を見て、着て、知って、年代も少し進んだら、着方、コーデ、着物の良し悪し諸々、自身の実感が伴って「(着物に詳しい方が)いろいろ言うてくれはったことが、ほんっまにそうなんやと分かってきたんです」。
ルール云々とは言わないけれど、なんか分かる気がします。
着ることで付いて来る知識や実感、それらがある程度蓄積してきたときに「自然な」「その人らしい」着姿やスタイルが生まれるような、気もするのです。
2009.01.15 Thursday 11:47|comments(2)|↑ページの先頭へ
曾お祖母ちゃんの帯を男帯にお直し。
先週末、撮影した花柳登貴太朗さん、
その日はおさらい会なのでインタビューまで時間が取れず、
お話は後日ということになりました。
で、本日、朝から男前お師匠さんと向き合い(笑)、お話を伺いました。
やはり栴檀は双葉より芳し。普通のおコとは違うものです。
小学生で1人で歌舞伎を観にいくような少年は、歌舞伎から帰ってきてから猫を相手に「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」の政岡を演じていたというんですから。
「子どもだから台詞をすぐ覚えてしまうんですよね」。
ここで歌舞伎、ひと言メモ(笑)。
通称「先代萩」は、伊達藩のお家騒動を題材としたもので、
乳母の政岡が跡取りとなる若君を守るため、己の息子を身代わりとして目の前で死なせてしまう(殺される)という場面が見どころの、城内で繰り広げられる熾烈な跡目争いを描いた話。
女形としては大層な格と技量を求められる大役です。
なにしろその仇役となる八汐は女形でありながらその凄みのある憎々しさを表現するがため、言ってみれば究極の裏技(と私は思っています)としてトップクラスの立ち役が演ずる慣例(なら)いになっています。
みやざは大好きな仁左衛門丈の女形を八汐で初めて観ました。
鬘をつけると190センチ近くなる仁左さま、確かに怖かった(爆)。
で、話を戻すと、その政岡を猫(若君役(笑))を相手に演じる小学生が登貴太朗さんです。付け加えて
「猫の背中って丸いでしょ、ちょっと段々になってて。小さいときから(姫や奥女中などが)打掛を着たときの背中のラインに似てるなあって思ってたんですよね」。スゴイーー(笑)。
…と書いていて、なかなか画像の話題に行き着かないことに気が付いた(笑)。
これは登貴太朗さんのお琴のお師匠さんをしていた曾お祖母さまのもの。
いままでにもお祖母さまのものも含めて、いくつも名古屋帯や着物を男帯や襦袢に直して使っているそうです。
今日、たまたまお持ちだったこの帯を、インタビュー後に浅草のお店へ持っていって男帯に再生できるか相談するのだそうです。
かなり傷んでいるので見せてから相談なのだそうです。
「おもしろいでしょ、虫尽くし。どうしても使いたいんですよコレ」。
蜻蛉、蝶、コオロギ、バッタ、カマキリ(!)、蝸牛がでんでん虫として虫フェスタに参加しているところもご愛嬌(笑)。
蚊も(…だと思うんだけど)いるんですよね、おそろいで(爆)。
ね、ちょっと聞いても面白い話題、いっぱいでしょ?
ネタを出しすぎたキライもあるけれど(笑)言いたくてしょうがないみやざ。
次の「きものびと十人十彩」も乞うご期待!
2008.12.16 Tuesday 17:24|comments(0)|↑ページの先頭へ