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きもの情報誌『月刊アレコレ』編集長のきものと締め切りの日々。

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白ヤギさんからの、葉っぱの「葉」書(はがき)。

昨日、切手が貼られた葉っぱのお手紙を

白ヤギの郵便屋さんが届けてくれました。


白ヤギさんは正体がバレるといけないので

人間に姿を変えて、かつ密かに

ポストに放り込んだようです。

 

 

 

……という物語を創作したくなるような、

ステキなお便りをいただきました。

 

「きものびと」で取材した方から

いただいたものですが、

カワイイお嬢ちゃん連れで、

そのコが奈良美智のイラストそっくりだったのです。

 

森の中に1人でいそうな不思議な雰囲気のある、

ジブリ系とも言えるお嬢ちゃんでした。


森から送ってくれたかも。

 

この仕事をしていてシアワセを感じるいちばんが、

人とのつながりです。

こんなお便りをいただけるなんてサイコーです。

 

我田引水ですが(笑)、

月刊アレコレを「パワースポット」と

言ってくださる方がいます。

月刊アレコレを間に広がった人脈や

ネットワークが現実的なところで生きていると

おっしゃってくださいます。(≧∇≦)

 

この仕事をすることのシアワセを

感じるところです。

 

編集、制作、きもの、サイコーです!

あ、因みに、この葉っぱの

文字通り「葉」書。

実はほんとうにはがきのサイズの基準になった

タラヨウという木の葉なんです。

 

 

葉の裏面に経文を書いたり、

葉をあぶって占いに使用したりしたそうです。

また、葉の裏面に石で(傷つけて)

字が書けることから、

郵便局の木として定められている木です。(^^)

私は「初耳学」でした〜。

 

 

 

2017.03.20 Monday 00:40comments(0)↑ページの先頭へ

『月刊アレコレ』きものびと十人十彩

 

『月刊アレコレ』最新号Vol.93「きものびと十人十彩」は、初の小学生です。

 

コラム「アレコレ通信」でも触れましたが、先月、取材も兼ねて、

全国から集められた、着る人を待っているきものを、

被災した皆さんにお渡しするプロジェクトのお手伝いに気仙沼に行って来ました。

各回を8回に分けて、集まったきものをアイテムごとに分類して、

お持ちいただく点数を決めて選んでもらいました。

まる2年が過ぎたばかりでした。

お手伝いなんてえらそうなことを言いましたが、来場した皆さんがきものを選ぶお手伝いをしただけなのですが、着る場に合わせたアイテムや、コーディネート、サイズや、好みなどを聞きながら、一緒に並べられた中からきものを探してお渡しすると、ほんとうに皆さん、喜んでくださった。

そんなお手伝いができたことに、むしろ感謝です。

それは私だけでなく多くのお手伝いした参加者が同じ感想を持っていました。

心から、ありがとうございましたと。

 

ところで気仙沼は、小学校の卒業式に袴で臨む子どもたちが多いのです。

つい4〜5年前からのことなのですが、

卒業式だけのために新調する晴れ着も、制服で育ち盛りとなる中学生では着る機会もないまま、1回きりでお役御免になることが多い。

それってもったいない、ということで、だったらお母さんや叔母さん、あるいはおばあちゃんの着物を肩上げして袴を着けたら、ムダにならないし、いい思い出になるし、着物も生きるという素晴らしい提案をした人がいたのです。

確かに、袴を着ければ着丈は関係ないし、袴自体はそれほど高価ではないし、レンタルもできる――それで最初はチョボチョボだったのが、2〜3年であっという間に広がったというのです。

なにしろ、可愛いしね^^

 

今回、取材した小学生のマユちゃんは2歳違いのお姉ちゃんがいます。

2年前に、姉妹がそれぞれ卒業式に着るなら、ということで、お祖母ちゃんがお祝いに作ってくれた着物を着て式に臨みました。

その着物は、お祖母ちゃんやお母さんと姉妹2人で選んだ、洋花の可愛い小紋。

本格的な友禅で、小紋としては高価なものだったといいます。

でもまずお母さんが気に入り、姉妹2人もとても気に入って、その着物に決めたそうです。

それが震災の前の年の秋。

そして3/17の卒業式を前にした、その3/11の震災。

一緒に着物を選んだ姉妹のお母さんは震災で亡くなりました。

 

たまたま、まだ仕立て上がったまま、まだ引き取らずにいた着物が、呉服屋さんで泥とヘドロにまみれて残りました。

お姉ちゃんは着物を着ることはもちろん、卒業式さえもなく中学校へ入学しました。

その呉服屋の女将が、被災したその着物をなんとか蘇らせたくて、洗い、染めの工房へ送り、手をつくしてなんとか着られるまでに再生させたのです。

 

震災の年の秋。マユちゃんのお姉ちゃんは呉服屋の女将の推めで、

再生した着物を着て袴をつけて、記念写真だけは撮りました。

そして、今年はマユちゃんがほんとうの卒業式で着たのです。

 

可愛いでしょう? 撮影していても、マユちゃんはちょっと緊張した面持ちで、はにかんでいたのですが、頼んでもいないお父さんのほうは1人満面の笑み(笑)、100点満点の笑顔(笑)。

ほんとうにウレシそうで、幸せそうで、そのお父さんの笑顔がまた、見ているこちらの胸を熱くしました。

家族4人で選んだそのきものは、姉妹にとって、また残された家族にとっても宝物です。

 

ところで、その着物。かなりいい染めの着物だと、お伝えしました。

当初は予算もあって、もう少し手頃なものを候補に挙げていたそうですが、姉妹もお母さんもその着物が気に入り、お祖母ちゃんも2人で着るものだからと奮発したそうです。

が、その女将曰く。

「もし最初の候補の着物を選んでいたら、残されていてもきっと再生はムリだったの」。

そちらはプリントだったので、とても再生の工程に耐えられなかっただろうと言います。

しかし選んだ方は本格的な友禅。「だからすこーし、色が褪せた感じは否めないけど、染め自体はきちんと残ってあそこまで再生したの」と、女将は言います。

インタビューしたお祖母ちゃんの榮子さんは「いま、暮らしていて、すべて娘が準備していってくれたと思えることがたくさんあります」と言っていました。

 


2013.04.13 Saturday 15:03comments(0)↑ページの先頭へ

きものびと十人十彩取材と、初単衣。

             


昨日の「きものびと十人十彩」の取材です。

悉皆屋さん、月島扇屋のお弟子さん、奈々子さん。

早稲田大学で考古学を学んだのを発端に、古いものや和に惹かれて、悉皆職人の修業5年の道へ。現在4年目で、妹弟子のさくらさんもいます。

 

扇屋の若旦那・貴之さんは同じきものびと十人十彩で取材したことがあります。

(後方でフレームインしていますww)

すごく真っ直ぐでピュアな女性です。考古学から悉皆職人へ行き着いた経緯は後ほど、
『月刊アレコレ』本誌で。

取材終了後に一緒に。編集人みやざは、昨日、初の単衣。
黒無地の会津木綿に、紬地の織りで出したドット柄の帯。『月刊アレコレ』オリジナルの五通り使えるリバーシブル三分紐

カンタービレと、すたぢおμ帯留ドルチェ湿気がなければ単衣でもいいけど、やっぱまだまだ夏物でもいーですww
『月刊アレコレ』定期購読はこちらから

2012.09.20 Thursday 12:25comments(0)↑ページの先頭へ

人の顔は、90%が左のほうが美しい ? ―― その真実は?

 

今日、新宿津田家の津田厚子さんを取材してーーいたくハートを揺さぶられました。
「オンナは美しくなきゃいけない」「それは美醜という短絡的な観念ではなくて」と、気持ちのいいくらいの、迷いのない、そして誤解を恐れないはっきりした見解。

文字で入力するととても平凡なのですが、彼女自身が影響を受けた人々、育った環境を聞いたからこそ、すごくストンと落ちたものがありました。

厚子さんは本当にいつもきれいにしている方です。でも隙がない美しさとはまた違う、大人ならではの美しさ。それともうひとつは「アソビ」がある、美しさ。
多分、ご自分の中での矜持もあり、ちょっと江戸っ子的な洒落っ気もあり、というバランスの良さからくる「アソビ」なのだと思います。

私がハートを揺さぶられたというか、グサリときたのは、自分の年代と仕事の多忙さから、
はっきり言ってオンナを捨ててる感の自覚が最近あるからです(爆)。
それじゃ、いかんでしょ、とキリキリねじを巻かれたような、
ほんとうに自分でいうのもナンですが、素直というか、単純というか、おバカというかw ともかく反省した訳です。
「美しくない」自分に思い当たることがたくさんあったからですw
津田さんは「見た目がその人なんです」とおっしゃる。

人と同じファッションをしたくないから、工夫する。目を引く格好をする。
すでにそこに「その人」が出ていると言うわけです。それはいい。
ではその人が表現した「人と違うファッション」とは、「スタイル」とはどういうものなのかーー。
美しさは「努力しなきゃいけない」と彼女は言います。(インタビューはきものの着方の話だったのですが)
努力が皆無なほど美しいという自覚が自分がないなら(爆)、
確かに何もしなくて「美しく」いられるワケはない。

帰宅してから鏡を覗きました。
きものの着方はともかく、まずは髪の長さが中途半端。
ちょっと簡単に束ねて、自分撮りをしてみました。
髪も分け目を変えるとか、上げるとか下げるとかww いろいろ試みて自分撮影大会。
そしてその画像を見たら、思いの外・・・というか、当たり前にというか、すんごい老けたオバサンがそこに現れて思わずお祓いしそうになりました(爆)

話が長くなりましたが、今日のメインの問題はソコじゃありません
写真を撮っていて思いついたことがあったのです。

それはむかーーし、ブログでアップした記事。
「人の顔は90%が左側が美しい」という理論。
カメラマンや化粧品業界関係者には常識らしいその理論とはーー もう5年前にアップしたブログの記事です。

写真を撮りながら、美しくあろうとする自分であるならば、
自分が人様にどう映っているか客観的な目線と、そして1割でもマシに見えるw表情や角度を把握しておくべきなのだろうなあと、思った本日の取材の副産物。

2006年に書いた記事です。当時リンクしていた化粧品会社の研究室のサイトももうなくなっていたのですが……下記です。

=====================

 

人の顔は、90%が左のほうが美しい ? ―― その真実は?

 

本題に入る前に

 

仕事柄撮影をすることが多いです。カメラマン・スタイリストさんとのお付き合いも。

そこで時々聞く「左の顔の話」・・・というか、「顔の左右の話」といったほうがいいと思います。

「撮影の世界では常識」だそうで、「カメラマンはみんなそういうわよ」と、おっしゃっていたわけです。理由といえばそれが理由なのですが、ではなぜカメラマンはそう思うのか・・・・・。

まず、別な意味で常識的なことは、人間の顔は左右非対象であるということです。

自分の顔を鏡で見てもわかると思います。あとは私が聞きかじったことです。

ある心理学者のこういう実験があります。

男女14人に、それぞれ幸福、怒り、恐怖、悲しみ等の感情6種類を表情で表してもらい、その顔の写真を撮ります。それぞれの写真を右だけの顔、左だけの顔に加工して、被験者に見てもらうという実験です。その際、顔から感じる感情の強さを7段階に分け、最終的に70種類のうちの45枚が、左側の写真がより強く感情が表れていると評価されたというものです。

さて、ここでもうひとつ。人の脳は右脳、左脳に司られていることは周知だと思います。

左脳は、論理的なものの考え方(知性)を、右脳はひらめきや情緒的なものの考え方(感性)を司っています。アーティストは右脳の活動が活発だといわれるのも、ここですよね。

で、左半分の顔は右脳(感性)に、右半分の顔は左脳(知性)に司られていることを考えると、左の顔がより表情が豊か、本来のその人の顔をいえるというわけです。

化粧品業界でも、右半分は外面を、左半分は内面を、表すと一般的に認識されているようです。心理学者のウオルフは、右はやさしい顔で、左はなんとなく恐い印象を与えると、一見反対のことを言っていますが、これも捉え方の違いで、彼は右は社会的な顔(外面)なので、意識して取り繕うことができる(ゆえにやさしい顔も作れる)、左はその人そのものなので、ある意味ごまかしようがない(ゆえに感情がそのままで恐い)という分析なのですが、ともに、右は知性であり、左は感情であると言ってるんです。

では、なぜコントロールできる右ではなく、左が美しいのか。その人の個性が素に近い感じで表情豊かだということなのではないでしょうかね。

それと、撮影のときに感じるのは、見る側の感情。左利きの人はわかりませんが、見る側にとっても、右向き、つまり左の顔が見えているほうが自然で、違和感がないということなんじゃないかな。テレビやグラフィックの枠でも、右向き、つまり見るほうからすれば左を向いているほうが落ち着かない?

プロのカメラマンは、「人は必ず、左右どちらか、写りのいい方がある」といいます。それの90%が左向きがいいということなんですね。カメラマンはレンズを通してモデルをこと細かに、観察しているというなんだと思います。私も写真は左を見せて・・・・でもその前に自分が90%か、10%か、確認しなきゃね。つまり、勝負顔は右か左か、ネ(笑)。

2012.05.27 Sunday 02:33comments(0)↑ページの先頭へ

目白花邑の帯あそび@新宿伊勢丹

 花邑@伊勢丹

今日は新宿伊勢丹で開催されている

  
   目白花邑の「花邑の帯あそび」展 へ行ってきました。

目白花邑のオーナーでもある、帯司すぎえすみえさんの創作帯や、
すぎえさんが教えている花邑帯教室の、職人さんともいえるベテラン生徒さんたち花邑工房の創作帯もたくさん。
すぎえさんは池田重子さんや灯屋さんの帯もお仕立てしていた方です。

150点の帯と、きものと、草履、帯留めなどが伊勢丹7階呉服売り場のエスカーレータを上がったすぐ目の前に並べられています。

花邑といえば、更紗。江戸、明治、大正、昭和初期、そしてヨーロピアン更紗も20世紀初頭のものなど、古くも美しい、手入れをなされた布の生命が息づいている帯たちです。

花邑@伊勢丹2

そして点数は多くないのですが、花邑オリジナルの帯留めが素敵です。
三分紐に美しい小振りの、しかし物足りなさは感じられない帯留めたちが、
8,600円くらいから10,000円しない手頃な価格で並んでいます。

14日(土)は14:00〜  スタイリスト秋月洋子さんとのトークショーが開催されます。
参加無料なので、ぜひ行ってみてください。

花邑@伊勢丹3
『月刊アレコレ』Vol.66の
「きものびと十人十彩」でもご登場いただいた、すぎえすみえさん。

横段の虹色のようなやわらかな表情をもつ紅花紬(のようでした)に
ヨーロッパのファブリックを生かしたすぎえさんの創作帯。
(画像↓)

芯のやわらかい半衿の、すこーし、
波打つ感じがすごく自然で美しい襟元になっているすぎえさんです。

みやざ、午前中、あまりにムシムシしたのと、雨模様を懸念して、
胴抜きの絹物から、木綿の保多織り無地に着替えました。

木綿の名古屋を角出しに。
帯留めはすたぢおμのターコイズ、
半衿は藤をデザインした染半衿。

花邑の帯あそび@新宿伊勢丹 7階

   
 
 5/9〜5/15(火)10時〜20時


すぎえすみえさん

2011.05.11 Wednesday 00:27comments(0)↑ページの先頭へ

ところで、黒田商店さん。

 先の黒田商店さんはVol.67の「きものびと十人十彩」で取材させていただきました。
皆さん、そこにチラッと載っていた黒田商店のスケジュール、きちんとみてくださっているんですね。
熟読月刊アレコレ、うれしいっす。

そして、昨日津田家さんに来ていただいたときに、お2人にお誘いいただいて、
実は本日歯が痛かったにもかかわらず、楽しい時間を過ごしました。
やっぱり思ったとおり、思った以上に素敵なご夫婦と周囲の方々でした。
うふふふ、みやざも黒田撤収隊に入隊いたしました。
隊のちっちさんとは仁左衛門バナシで大盛り上がり〜。
歯はまだちょっと痛かったけど、ほんとにほんとに楽しい時間でした。
恵さん、トントンさん、ありがとうございました。

歯ですが―
本日どう見ても時間的に、予約的に歯医者はムリだろうと思っていたけど、
ものは何でもダメ元でトライしてみる。3年ぶりのかかりつけの先生に、
もうまる2日、何も噛めないんですー(ほんとうは1日)
夜も寝られないんですー(痛み止めを飲んで寝た)と泣きつき、
挙句に、でも4時には仕事なんですー(このとき2時)

じゃあ3時に来られますか、間で少し空いたところに入りましょうと言ってくださり、
ありがとうございます!神! (とそのときは思った)
なのに、なのに、アタシのバカバカバカーー。お財布忘れて、お金もカードも保険証も、ないっ。
かかりつけとは言え、3年ぶりで行って、途中に割り込ませていただいた上に、お金がない。
オマエはいったいナニモノだ、おいーー。

しかもドクタが出てきて「何時にここ出ればいいの?」という言葉を聞いて、
待合室でおしゃべりしていたオバサマが「あ、アタシは急がないから先にやってあげて」(神よ!本日2人目の神と遭遇)
そしてすぐに診てもらうことができました。(T ^ T) ありがとう。で、ドクタはいいました。
「あー、3年前と同じとこだね」「また最近忙しいの?」「疲れているときとかストレスがあるときに歯にでるよね」「これじゃ噛めないワ」 的確な診立て、ありがとうございます。


おかげさまでいい時間を過ごすことができました。
次回、治療費と保険証、忘れずにお持ちします

2011.03.30 Wednesday 01:15comments(1)↑ページの先頭へ

次号「きものびと十人十彩」は黒田商店さん!

黒田商店2010年度最後の取材に新宿伊勢丹へ行ってきました。
お目当てはあの「黒田商店」さんです。
黒田商店さんといえば、鼻緒と草履・下駄。昨今ではカレンブロッソのカフェ草履と並んで人気の履物屋さんです。
どちらも、履物としての機能がアタマひとつ出ている観がありますが、
黒田商店2黒田商店のソレは、ただいま特許申請中の機能草履なのです。

鼻緒のある履物が人の身体と健康にどれだけ奉仕してくれるか、身を持って7年半履き続けて履き続けて、研究し続けた成果を草履に反映させたのが、黒田商店の履物たちなのです。



「歩く」という、あまりにも当たり前な運動機能。それは生活機能とも言えるでしょう。

生活の中で当たり前のように行われる歩くという行為(運動)を、
理にかなった履物を履いて正しく行えば、驚くほど身体に届く効果があると奥さんの恵さんは言います。

しかも、黒田商店の履物は機能とファッション性が一体化しています。
それというのも、体にいいものは毎日使って欲しい。毎日、使うためにはきものじゃなくても履けるくらいのデザインでなければならないというのが、恵さんの持論。
恵さんが鼻緒をデザイン、台とのコーデも決めます。
それを、足に合わせて調整してすげるのがご主人の重憲さん。

とってもとっても興味深いお話がたくさん。
某老舗デパートでドタキャンになった取材。
晴れて伊勢丹で撮影できました。
お楽しみにー。

2010.12.29 Wednesday 00:40comments(0)↑ページの先頭へ

最新号63号のきものびと、シーラさん。

しーらさん












もう皆さんのお手元に届いていると思います。『月刊アレコレ』Vol.63
「きものびと十人十彩」は、ご覧の十文字学園女子大学准教授 シーラ クリフさんです。(写真/毬詠 野庵
プラチナブロンドが素敵な生粋の英国人です。

最初、彼女を見たのは白瀧呉服店の文化祭のとき。友人と来ていたシーラさんはきもの姿だったのですが――、

 キラリーーン 見る  編集仕掛け人みやざは、見たっ (市原悦子か)

シーラさんのきもの姿は、よくありがちな「日本をちょとかじった」観のあるそれとは違っていました。
その日一緒だったスタイリストの彩詠さん、ライターの雨宮さんの「はじまったよ〜」顔を尻目に(笑)、突撃隣りの晩ご飯的インタビュー。

そのときはさくっとだけお話を伺い、これは「きものびと十人十彩」の取材」しかないと、アポ取り。いつもは「ちゃうもん」と真っ向否定する、ところ構わないオバサン的資質を存分にさらけ出す編集人なのでございました。^^;

なにしろ、みやざの目に狂いはございませんでした。
やっぱり来日二十数年。来日2年目にして伊勢丹で訪問着を買ったというシーラさん。
そのときは「仕立代、裏地、小物、何も知らないから」最終的に20万円の買い物になり、しかも「紙きれ1枚しか渡されない!」(伝票ですね^^;)とまたまたビックリしたそうです。
20万円20万円と呟いて握り締めて帰ったといいます。カワイイ。

きものが仕立て上がってきたら、そこでシーラさんまたもある壁に遭遇。

事実に基づいて構成したというパターンのTV番組だと
「えーーーっ!?」「そんな!」……と顔を両手で押さえて首を振りながら叫ぶシーンですナ(笑)

何が壁かというと、「きものは【着付け】というものを習わないと着られないものだとは知らなかった」シーラさん。
きものを着たい一心で着付け教室に通い始め、結局2年間通って師範!までとってしまったのです。
ここまでなら、日本人なら普通のケース。彼女がさらに日本人よりもっとスンゴイのが、習っていた紅型染めできものを作ったことです。

チッチッ(ーーb すごいのは紅型染めを習っていることでも、ただきものを作ったことでもないっス。
聞いて、オドロケーーーッ。

3人のお子さんの七五三に、長男(5歳)長女(3歳と7歳)次女(3歳と7歳)、合計5枚のきものをそれぞれに紅型染めで作ってあげたってことです!

お下がりにしなかったんですか? 誰もが抱く疑問。きっちり質問する編集人。w

そのあたりは、シーラさんの論文の話題も含め、ぜひ本誌でご覧くださいませ。

そういえば、七五三ももうすぐですねー。

2010.10.06 Wednesday 13:05comments(6)↑ページの先頭へ

昨日のきものびとは HIGASHIYA-MAN で。

higashiyaこの紙袋の印というか、マークをご存知の方はなかなか感度の高い方・・・・だそうです。

HIGASHIYA――いま話題の和菓子屋さんですが、話題はお菓子そのものより店や空間をプロデュースした会社と人物にフォーカスされることが多いようです。
Simplicityの緒方慎一郎さん。例えばこういうお茶会を催される方です。

社名の通り、美しいシンプルを具現化する方です。
ただのシンプルではなく、集められるすべてを集めた中から、余分なものをそぎ落とし、
そぎ落としたもののエッセンスを凝縮していき、最後に残された、
それがかたちであり、デザインであり、精神である、そういう極上のシンプルだといえます。
えらそうなコトを言う私も昔から知っていたわけではありません。

周辺でHIGASHIYAと緒方さんの話題を耳にすることが多くなっていました。
昨日、撮影した「きものびと十人十彩」の浅野さんも、表参道のHIGASHIYAによく行くというので、撮影のロケーションとして選び、撮影許可をSimplicityにとりました。

最近仕事でよく打合せをしながら話し込むきものメーカーの4代目が、
「あそこのお菓子を持ってくると、なんかね、その人が賢そうにみえるんですよねー」 
 
なるほど。で、撮影のときにみやざも買ってみた。

2010.08.01 Sunday 12:33comments(0)↑ページの先頭へ

きものびと取材で女子美へ。

女子美昨日、朝早くから出かけた先は、初めて降り立つ駅、相模大野。
そこからバスで20分揺られたあとの目的地は女子美大。
今回のVol.61(次の次です)「きものびと十人十彩」は、女子美大の工芸科で織コースの院生・悠子さん。
大学2年のときに迷った末に「やりたいことをやろう」と、織姫になること(違うか^^;)を決意したという彼女。

何を「迷って」かは、月刊アレコレ本誌で読んでいただくとして・・・。
とてもシャイでピュアで、透明感がある女性です。
ほんとうに周囲に大事に育ててほしいと思えるお嬢さん、大事に育てて欲しい織り作家です。
彼女のような若い人がきものの世界に入ってくるというのがウレシイ。

彼女が持つ悩みは、原石のキラキラが包まれている、とても貴重な、いま必要なもの、「存在すべき悩み」だと聞いていて思いました。
2月の卒業記念の個展を開く予定だという。楽しみだなー。

自然に囲まれた構内を案内してもらい、一生懸命作品や課題の作業をしている学生たちを見て――、
純粋な、いまのこのときだけしかできない“学び”の風景は、ちょっと大人になり過ぎた大人にはキュンとくる風景だったなー。
“過去形”にならぬようにと、己に言い聞かせつつ、バスに乗り込み手を小さく振りつつ学び舎をあとにしたのでした。
が・・・・げーーーっ、色校正が出る時間に間に合わないかもーーーっ。
  学び舎で知る 学習せーよの 己が人生 orz 

2010.06.27 Sunday 19:08comments(0)↑ページの先頭へ

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