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きもの情報誌『月刊アレコレ』編集長のきものと締め切りの日々。

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枕紐の紐を結ばない方法でしっかり枕が固定。月刊アレコレで初公開

さて、昨日の続きです。

 

今号の特集は

「きもの上級者の 裏技小技オススメアイテム」

知らなきゃソン!

すぐに使える工夫とオススメアイテム。

 

 

特集の中で紹介しているアイテムや技について、

いろいろ告知しましたが、

今日はこれ! これです!

 

枕紐を「結ばない」処理方法! 

 

自分でいうのもナンですが、スゴい!ですよ(笑)。

体験した方は皆さんおっしゃってくれます。

 

まずですね……、

胸元って、きものの胸紐や伊達締めから始まって、

帯揚、帯枕の紐を結んで帯の中へ入れ込みます。

 

ここ! なんですよね。

「きものを苦しく感じる」という人が、いう箇所は。

 

しかし、紐は少ないに越したことはないけど、

それが着崩れや不安につながるようでは、

だめ、ですよね。

 

そこで、今回のワタクシのX方式です。

 

枕紐を、結びません!

(結びません 結びません むすびません…んん… ←こだま風反響演出(笑)

 

そう、結ばないのです。

 

191124_0028のコヒ?ー.jpg

 

と、いうと、使わないということ? と聞かれます。

 

いえいえ。

お太鼓に帯枕は必須。

 

では、背中にあてただけでグラグラにしておく?

帯揚だけで押さえるとか?とか?

 

いえいえ。

背中の枕は、しっかり! 固定されます!

 

しかも! もう一つの、結ばない紐による効果もあります。

それが、胸元のシワ取りです。

これは技を使ったとたん、皆さんが、

「え、え、えーーーっ!?」と叫ぶところです。

 

は??? ですよね(笑)。

 

ワタクシは時々、仕事として撮影で着付けを

することはありますが、着付け師ではありません。

 

時々、親しい友人たちに着付けを教えますが、

着付け講師でもありません。

 

でもマニアックといえるほど着付けが好きなので(笑)、

月刊アレコレの特集も着付けに関することが多く、

撮影着付けに特化した大竹塾の主催も、

着付けのジャンルの違いに着目して開講しました。

 

ということで、着付けに

異常に着目するオタクな気質としてはですね、

結構、日々、服飾史に絡んでの着付けや着方も

黙々と検証しているんですね。

 

そんな日々のなかで、あみだした技のうちの一つです。

 

たまに(撮影のときが多いのですが)、

その技を教えると、皆さん、口をそろえて

「お〜〜〜〜〜っ!」と、リアクションしてくれます(笑)。

 

今回の検証をお手伝いしてくれた

スタイリスト山崎佳子さんも、期待に違わない

「え〜〜〜っ!!」「すごーーい」を連発してくれました。

 

173告知.jpg

 

彼女は着付け師としても活動していて、

大竹塾4期生でもあります。

その彼女をしての「すごーーーい!」「らくちーん」でした。

 

 

ぜひぜひ、本誌だけで知ることができる技。

枕紐の紐を結ばない、でもしっかり枕を背中につける技。

初公開です!

 

 

月刊アレコレは本屋では売っていません。

裏技小技オススメアイテムは、

いますぐこちらの購読申し込みから!

2019.12.06 Friday 20:10|-|↑ページの先頭へ

「きもの上級者の 裏技小技オススメアイテム」きたー!

月刊アレコレVol.175 発行となりました。

 

今号の特集は

「きもの上級者に聞く 裏技小技オススメアイテム」

知らなきゃソン!

すぐに使える工夫とオススメアイテム。

 

 

もう、このタイトルを聞くだけでそそられますね〜。

みんな大好き、裏技小技、ですよね!(笑)

 

はい、6年ぶりの裏技小技特集。

そしてオススメアイテム。

 

今回は着物上級者の皆さんに聴きました。

 

まず、オススメアイテムの紹介。

つまみ簪で人気の「京都 おはりばこ」さんの

マネージャー、北井香里さんから、

「結び梅」と髪飾り。

 

北井のコヒ?ー.jpg

 

つまみ簪ではよく見るよね、と…一瞬思いますよね。

ところが、これ、シンプルだけれど大きさがあります。

そして、クリップ式。

 

つまり、底面積が広いので、パラパラ落ちる後れ毛や

ほつれ、多少の崩れも「隠してくれる!」のです。

 

クリップ式で高さが出ないのも、大人には使いやすい。

かんざしでガッツリ見えると、

大人としてはちょっと気恥ずかしい(笑)。

 

でも正面からは見えにくい。

なので地味に華やか(笑)。

つまみ簪というと、意外と通り一遍にみるので、

見落とすポイント。これって、素晴らしいんです。

髪を上げることが多い方、そして今日は

ちょっと華やかにしたいという方にオススメです。

 

 

では、「今日はそこまで華やかじゃなくていいの」(笑)

というあなたには、こちら。

なんか通販みたいなノリになっていますけど、

月刊アレコレで取り扱っているわけではありません(笑)。

 

着付け講師の資格も持つ、

フリーアナウンサー小田切妙さんのオススメが、

「ヘアカフ」の流用技。

 

ゴムに飾りがついているものはよく知られていると思います。

こちらはゴムと飾りが別々になったもの。

さりげないけど、実用的で、うれしいアイデアなんです。

 

そして小田切さんのもう一つのオススメ。

ヘアピンの使い方なのですが、これはお試ししてくれた

スタイリスト山崎佳子さんも、

「これいいわ〜〜〜〜!」と絶賛。

ピンとして使うのではない……

その使い方は本誌をみてくださいね。

 

 

そして収納技もあります。

これはもう、超オススメの技です。

 

名古屋仕立ての名古屋帯。

あれって、しまうときにちょっと苦労する曲者ですよね。

胴に巻く部分を長くとって折返しを三角に折って…

お太鼓に折り線が来ないように、折る。

胴に巻く部分がすぐ落ちてきますよね。

なんだったら、しまう途中でズルッ。

引き出しで他の帯を出そうとして、別な名古屋帯もズルッ。

 

ところが!このストレスを一気に解決してくれたのが、

たかはしきもの工房の女将、高橋和江さんの収納術。

これが! さすがたかはしきもの工房の女将!

といえる、くるくる収納。

そうくるくるといえば、画像をみても

なんとなくわかると思いますが、

 

191124_0110のコヒ?ー.jpg

 

がっ!その「くるくる」の仕方にコツがあります!

こちらも本誌で見てください。

 

 

さてさて。

他にもいろいろありますが、今回は僭越ながら、

みやざこと編集人の技もご披露しました。

 

先の予告編でも書いていますが、

自分でいうのもナンですが、スゴい!ですよ(笑)。

と、体験した方は皆さんおっしゃってくれます。

 

枕紐を「結ばない」処理方法です。

また長くなるので、こちらは、明日の投稿で。

 

 

月刊アレコレは本屋では売っていません。

裏技小技オススメアイテムは、

いますぐこちらの購読申し込みから!

 

2019.12.05 Thursday 15:34|-|↑ページの先頭へ

知らなきゃソン!「きもの上級者にきく 裏技小技オススメアイテム」

入稿、そして本日、下版いたしました〜。

 

次号は久々の

「きもの上級者に聞く裏技小技オススメアイテム」。

第二弾です。

 

 

6〜7年前に第一弾をお送りしたときは、

「帯揚げをヨコ半分に折ってから帯枕にかける」

という技をだしてくださった

札幌の小野江さんという読者のかたが

「裏技小技大賞」でした。

 

当時、少なくとも公にそのやり方や情報を

出しているところはありませんでした。

 

ところが、いまや、ほとんどの人が

使っているといっても過言ではありません。

私も半分に折る派です。

 

で、今回も、収納ワザ、スキマなアイデア、着付け技、満載です。
実はワタクシ、編集人自らも参戦しております(笑)。

 

お試しモデルとして参加してくれた、

スタイリスト山崎佳子さんが私のX技を試したら、

「えええ〜〜〜!?」

「ちょっと、これすごいんですけど〜」

と、期待通りのリアクション、いただきました(笑)。

 

 

スタイリストよっちゃんは何を

びっくりしてるのでしょうか?(笑)。

それは紐を結ばない枕紐の処理方法!なのです!

 

収納技もあります。くるくる収納、ホータイ収納。

え?なに?ですけど、詳細は本誌で!
次号もお楽しみにー!

 

月刊アレコレは本屋さんでは買えません。
購読申し込みは年間購読でこちらから
バックナンバーもございます。

 

 

2019.11.26 Tuesday 18:34|-|↑ページの先頭へ

月刊アレコレVol.172 スマートカジュアルなお正月コーデ

月刊アレコレVol.172 発行しました。

今月の特集は

「お正月はスマートカジュアルを着こなそう!」

 

 

カジュアル全盛期といっていい現在。

カジュアルと言っても、デイリーカジュアルが

圧倒的に多いと思います。

 

お正月はちょっとおめかし系、いかがです?

完全フォーマルだとちょっと重いので、

フォーマル未満デイリーカジュアル以上の

「スマートカジュアル」で過ごすお正月。

 

普段と違うおしゃれをすることは

センスを磨くいい機会です。

 

工夫しているつもりでも、同じジャンルのスタイルは

マンネリ化予備軍の可能性があります。

 

でも外的なきっかけ、

たとえば、第三者が選んでくれた色とか、

好みとは別に必要に迫られて装うきものとか。

 

木綿や綿麻ではない上質な普段着を

テーマで装うことも日常とは別な楽しみがあります。

 

普段と違う、お正月というテーマで、

装うことももちろんできます。

 

 

さて、その中で、ちょっと紹介したいのが、

巻頭に載せている天井格子の小紋。

 

 

とても手間がかかっていて、

ちょっと古風な雰囲気がいまになく

目をひきました。

 

実は、本誌を発行してからすぐに

京都の読者で、染工房の方から

「うちで染めたものです」と

ご連絡をいただきました。

 

聞くと、古風に感じたのは思った通り、

古い型を使っているとのこと。

オレンジを紫に買えて

配色の工夫をしたそうです。

 

四季の表情を写した細かな染めは

なんと30枚以上の型紙が使われているとのこと。

 

つまりあの約13mの反物を

凡そ40〜50mの型紙をずれないようにつないで、

13m染めていく。

それを30枚の形見で、つまり30回繰り返すという

気が遠くなるような緻密な作業です。

 

 

 

 

最近、こういうものの良さをわかる人が少ないので、

月刊アレコレに掲載されているのを見て、

職人さんがとても喜んでいました。

励みになります

 

 

と、メッセージを下さいました。

いいものは、いいんですよね〜。

 

因みに、天井格子の由来は

建築物に施される天井画から来ていて、

格子型で有名なのは福井県永平寺。

 

 

 

この他にも

重たすぎないお正月コーデ。

お誂えも含めて

たくさん紹介しています。

 

 

月刊アレコレは本屋では売っていません。

年間購読はこちらから。

読み切りやすいコンパクトな冊子タイプで、

きくちいまさんのイラストエッセイ

「きものの引きだし」や

笹島寿美先生の

「心地よくも 切れのよいきもの学」など、

書き下ろしの連載も人気です。

 

 

 

2019.11.09 Saturday 14:09|-|↑ページの先頭へ

月刊アレコレVol.171 笹島寿美先生考案の「力学応用帯結びの後編」です!

Vol.171発行になりました。

 

 

笹島寿美先生考案の力学を応用した帯結びの後編です。

「笹島ベルト」の使い方の手順を紹介した前号。

今号はそのポイントの詳細を解説しています。

2019.10.11 Friday 21:21|-|↑ページの先頭へ

特集「笹島寿美考案 力学応用帯結び」初公開! 

月刊アレコレVol.170、いよいよ、いよいよ、発行です!

いつもより“いよいよ”が1回多いのは(笑)、

いつも以上に皆さんからのご期待があるからです。

 

 

今号の特集は、

笹島寿美という宝 第二弾

初公開! 笹島寿美考案 力学応用帯結び

 

「老いるとは進化すること」を見せてくれる、

力を使わず帯をしっかり締める技を考案した

笹島寿美先生のその技を一般公開します。

しかも締まるだけではない、

副産物といえるメリットがたくさんあります。

 

 

でも、でも、まずは!

 

力学を応用した、吸い付くような

心地よい締まり具合を体感してください!

 

この方法が力学的に理にかなっていることを

工学博士が解説をしてくれました。

(この解説は次号後編で!)

 

笹島先生

 

今号は5ページを使って、

まずは超丁寧な手順を紹介しました。

(部分部分の細かな解説は次号後編でお届けします

次号もお見逃しなく!)

 

 

簡単に月刊アレコレ誌上で

先生の新たな技術を公開することになった経緯を

説明しますと……

 

笹島先生は月刊アレコレで随筆を連載なさっています。

普段からのやり取りはありましたが、

ある日、先生からお電話で、新技術を

考案したご報告をいただきました。


これを「月刊アレコレさんの誌上で公開したい」と

おっしゃってくださったのが6月。

これが先生考案の帯巻きゴムベルトを使った方法です。

それから笹島先生からゴムベルトの現物をみせていただき、

先生から直接、使い方を伺い、私にも試してくださいました。

(笹島先生から直接帯を結んでいただけるシアワセ(笑))

 

それから第三者に頼んでモニタリングを重ねました。

きもの初心者から上級者、プロの着付け師・着付け講師など

全部で10人に試してもらいました。

 

ゴムベルトの使い勝手や具合も検証しました。

その結果、ベルトの仕様が一部改良されるなどして、

公開の運びとなったのです。

 

 

実をいうと、手順自体は従来私達が行っている

手順とすごく変化があるわけではありません。

ともすれば、そのスゴワザがあまりにも普通に

馴染みすぎるところがあります。

(だから誰にでも使える技なのですが)

 

なぜか――

多分、力学を応用した方法なので、とても理にかなっているから。

つまり、ある意味、とても自然であるということです。

 

↓ここ。大きなポイントになります。

 

 

 

初心者のかたは、「こういうやり方もあったのね」

くらいに感じるかもしれません。

 

むしろ、上級者できものを着ることに

慣れている人のほうが、その違いのすごさを

実感できると思います。

 

 

ところが!

実はここが笹島先生のすごいところを

証明するものでもあるのです。

 

眼を見張るような変化というのは、

それまでの基本が生かされていないということ。

つまり、そもそも基本が間違っていたということの証明だと

先生はおっしゃるのです。

 

 

今号の特集では、そのあたり、

先生のインタビューも掲載しています。

――ちょっとだけ、紹介しますね。

 

 

Q.先生はその前に(注:今回の帯巻きベルトを使う方法を考案する前に)、ご自分の力が弱くなってきたので帯を締めるときに、帯を持った手で柱につかまって支点にして、ご自分の体を引くことで締めていたとおっしゃっていましたが、理屈としては同じことですね。

 

A.そう。帯ごと柱や机につかまって、体をぎゅっぎゅと締めていた(笑)。どうやったら力を使わず楽にできるかと考えてね。でも力学や物理学で説明してもらったら、そこにはちゃんとした理論がついてくると思う。帯巻きゴムベルトを使った方法も然り。逆に、いままで帯を締めるために使っていた両手のあり方に、何かブレーキになる原因があったのかもしれない。

 

Q.でも不思議なのは、なぜそのときにかぎって別な使い方が浮かんだのですか?

 

A.そうね〜。たまたまそのときだったということかな。私にはそれほど意外なことではないの。いつも基本の土台を守っているから。基本というのは、どんな条件が加わっても大きな変化はないはずなの。これまでやってきたことを大きく変える意識はないし、変わるということがあればそもそも自分の基本が違っているか、ずれていたということになる。だから基本に立った上で検証したの。名古屋帯、袋帯、関東巻き、関西巻きすべて試して。それで一段落。

 

(この全インタビューも本誌で!)

 

いかがですか?

正しい基本はどんな条件が加わっても

大きな変化はないはず、というのが先生の考え方。

 

あ、もちろん、今回の技は柱につかまって、

ギュッギュと締めるという方法ではありません(笑)。

 

なので、従来の帯結びからみて、

手順自体は大きな変化はないものの、

明らかな効用の違いがあります。

 

あえて“締める”という動作は不必要とさえ

いえるかもしれません。

巻くだけで胴に吸い付くような密着感。

しかも、ゴムベルトの効用は締りがいいという

それだけではありません。

 

帯を無駄なく使えるので、短い帯も余裕がでてきます。

実際、モニターになってくださった、

きもの大好きコミックエッセイストの星わにこさんが、

帰宅後、痩せない限り締められないと諦めていた

アンティークの帯をこの方法で締めたところ、

「柄がでました〜〜( ;∀;)」という報告が速攻きました(笑)。

 

ダイエットの機会が失くなって残念だけど(笑)、

よかったね、わにちゃんと、お慶び申しあげました(笑)。

 

まとめです!

 

  • 力要らずで片手で締まる、吸い付く密着感。
  • 決して緩まない。
  • 胸元がくずれない。
  • 背中の帯根元のワチャワチャがすっきり。
  • 両手が空くので仕上げがラクラク。
  • 無駄なく帯の尺を使えるので短い帯でも余裕がでる。

 

ピンチ不要で、仮紐の5倍働く帯巻きゴムベルト=

そこに笹島理論があるからこそのメリットです。

 

 

取り入れない理由がない!と思います。

あるとすれば、自分のやり方に慣れて

そちらがラクということだと思います。

 

しかし、

 

あの吸いつくような心地よい締まり感。

 

これは、体感すると、

「ひぇっ!? え?え?え?」と思いますよ(笑)。

 

笹島寿美考案 力学応用帯結びのための

「帯巻きゴムベルト」

こちらのネットショップで取扱っています。

2本以上のご注文の場合は商品説明のご注意を確認してください。

 

丁寧な解説書もついていますが、

より詳しい使い方は月刊アレコレ最新号Vol.170で。

 

 

 

 

 

 

2019.09.06 Friday 18:42comments(0)↑ページの先頭へ

特集は「出会いによく効くきもの」を服用中のOver50を紹介

なぜ月刊アレコレは読者層や年代を絞らないのか?

なぜなら、きものを着る人にとって

そのほうが有益だからです。

 

そもそもきものをファッションとして

着る人自体が、絶対数としてまだまだ少ない。

なので、年代より「きものを着る人」という

くくりになっちゃうというのがあります。

 

これが今回の特集でうたっている

サブテーマにも関係するのですが、

年代を超えて同じくくりのなかにいるから、

「人生の出会いによく効くきもの」なのです。

 

 

皆さんがいうところの、

「きものを着ていなかったら出会っていなかった人」と

出会って、劇的にとはいわずとも、

仕事や趣味など、ライフスタイル全般に

良い影響を及ぼすというのが、その効き目の理由です。

 

上の写真のプロデューサー三好洋子さんは

今回のOver50で紹介したお一人。彼女もそうだったといいます。

元ベネッセコーポレーションで「ひよこクラブ」「たまごクラブ」を

立ち上げたプロデュー―サー。

いまはフリーランスで新規事業の立ち上げに関わっています。

三好さんはきものとはまったく関係のない仕事ですが、

ある日、着物生活をしようと思いたち、365日のきもの生活です。

 

ちょっと、本来のハナシから遠くなりましたが、

つまり、読者の年代層を絞らないのは、

年代ではなく「きものを着る人」のくくりだから。

 

もう一つは、月刊アレコレ自体の考え方が、ニュートラルということ。

普通ならファッションも、

その絞った読者・年代層に合わせたものになります。

しかし、月刊アレコレは「生きた情報」として、

「現在進行形のきもののいま」を伝えることを

主旨としています。

 

だから、いま洋ミックスがこんなだよ、とか、

こんな結ばない帯ベルトや、帯結びが考案されているよとか、

年代を超えたコーディネートテクニックとか、

旬の帯やきもののブランドの紹介等々、

きものを着る人にとって有益な情報を発信、

それを取捨したり、参考にしていただけばいいと。

 

つまり、傾向や流行を知りつつ、

そのなかで自分が取り入れた要素を

選択すればいいと考えるからです。

 

「それしか知らない」わけじゃなく「それも知っているけど」

「これが自分のスタイル」とすればいいと思うからです。

 

特に、きものの情報って、圧倒的に少ない。

大分ウェブで拾うことはできるようになりましたが、

雑誌だと両極しかないですよね(どれとどれだとはいいませんがww)

 

もう一つ、読者の年代を絞らない理由は、

きものの情報って、年代や着るスタイルに関係なく

共通で有効な場合が多いからです。

 

一番は、着付けの知恵や技。

そして、きものや帯の種類や素材についての知識。

手入れや、仕立てについて。

ね、これって、年代やスタイルを超えて、

きものを着る人が共有する、役に立つ情報なのです。

 

最後に、もうひとつ付け足せば、

編集人が着る人目線で自由に

編集制作しているからです(笑)。

大手出版社の上層部からの縛りや方向性は、

月刊アレコレの場合、私が決めるからです。

えっへん。

(→大手と違って自由だから“雑用”をする自由もいっぱいあります(苦笑)。

 

さて、たまたまなのですが、

年代を絞らない月刊アレコレの証左といえるのが、

今号のきものびと。

Over50を特集しつつ、きものびとは高校生!

この振り幅(笑)。振り落とされないようにお気をつけください(笑)。

5月に日本橋三井ホールで開催された「東京キモノショー」で

編集人が見つけた逸材です(笑)。

 

 

盛岡の女子高生のマドカさん。

きもので起業したいという夢をもち、

その夢に向けていまから始動している!のです。

こちらは次のブログで紹介しますね。

2019.08.09 Friday 01:36comments(0)↑ページの先頭へ

特集 カッコいいOver50の時代です!

月刊アレコレVol.169、発行になりました。

今号の特集は「カッコいいOver50の時代です!」

 

 

とにかく、最近の人は男女とも若い――よくいわれます。
確かに、若いって、それだけですばらしい。
しかし「それだけ」がすばらしいわけではありません。

ゆたかな表情でできたシワだって

社会的責任とともに増す体重だって、

キャリアや経験の証明(免罪符にはならないけれど)(笑)。


そして何より! 
若さは磨いても一生モノにはならないけど、

人としてのキャリアは磨けば一生モノ。

そんな“一生モノ”の扉の向こうを

見せてくれる素敵な女性たちが、口をそろえていうのは、

「きもので人との出会いが変わった!」。


「人生の出会いによく効くきもの」を

服用中のチャーミングなOver50の女性たちと、

奇をてらわないスタンダードで素敵な着こなしを紹介します。

 

 

 

 

↑箸が転んでもおかしい年頃?(笑)

色彩総合プロデューサーで

KICCA(きものカラーコーディネーター協会)代表理事・能口祥子さん、

元ベネッセコーポレーションで「ひよこクラブ」「たまごクラブ」を

立ち上げた伝説のプロデューサー・三好洋子さん、

ショーのプロデュースまでするスーパー着付け師・須田久美子さん。

 

そうなんです、いま目指したいのは、
「若さ」より、チャーミングな大人の女性、

と、月刊アレコレは考えます。

 

 

左から、コンピュータをツールとする検索など

情報科学が専門の大学講師・中島玲子さん、

イラスト、デザイン、写真、着付けとなんでもこなす

マルチなコミックエッセイスト・星わにこさん。

 

 

ところで、普通、雑誌というものは

読者層を想定して制作されます。

読者を分類する要素として、

いちばんわかりやすく多いのが年代です。

で、この特集をしている月刊アレコレは40〜50代が

対象かというと、そうでもないのです。

月刊アレコレの読者は30〜60代。

なぜこんなに広いの? と思いますよね?

それはきものを着る人にとって

そのほうが有益だからです。

またまたなぜ?となります。

 

ちょっと長くなるので、理由は別な投稿で。

2019.08.08 Thursday 15:27comments(0)↑ページの先頭へ

月刊アレコレ特集「ほぼ結ばない帯結び」

月刊アレコレVol.165、発行になりました。

 

 

 

編集人みやざです。

今号の特集は「ほぼ結ばない帯結び」。

 

え? どういうこと? と思いますよね。

 

はい、どういう帯結びかといえば、

 

巻いて、帯締で留めるだけとか。

巻いて挟んで留めるだけとか。

結んで、パタパタ挟むだけとか。

 

ほぼほぼ、結ばないタイプの帯結びを紹介しています。

いちばんの特徴は、背中がフラットなこと。

(羽根があるタイプもありますが)

 

 

 

また、大阪の着付け師さんAyaAyaさんに取材して、

彼女が提案している「#帯結ばない帯結び」も紹介しています。
動画で見た方も多いのではないでしょうか。

↓こちらです。

 

 

そもそも、この特集の発端は、

以前、月刊アレコレの特集でとりあげた、

洋ミックスの特集や、博多帯の特集で紹介した、

ホムシュヘムの見せる裾よけと、KAPUKIさんの帯ベルトです。

 

これまでにない新しいアイテムの出現。

しかも、両方、完成度が高いビジュアル。

洋服ミックスのスタイルにもよく合っていました。

 

その昔も、洋服ミックスとして

「靴を合わせる」

「着丈を短く着る」

などの着方がありました。

しかし、それはスタイルというにはかなり短絡的で、

完成度の低いものだったと思います。

 

だからこそ、何十年も繰り返されながら

定着しなかったのだと思います。

要は、「ステキ」じゃなかったから。

 

 

しかし、昨今の洋服ミックスは、

そういうスタイルにあう小物が

豊富に出てきていることもあり、

とても完成度が高くなってきています。

 

好みか、使うかどうかは別として、

ホムシュヘムもKAPUKI帯ベルトも

カッコいいと思います。

 

ワタクシとしましては、

数年前から、今後、きものの洋服ミックス傾向は

進んでいくだろうなと、予測はしていましたから、

やはり来た、という感じでした。

 

そんな私は自分自身では、似合わないので洋服ミックスより、

スタンダードなスタイルが多かったのですが……、

 

補整、肌着、素材、着付け等々、

まずは検証してみる取材精神で

なんでも試すほうですが、

洋服ミックスはスタイルなので、

検証の対象ではありませんでした。

 

しかし、KAPUKさんの帯ベルトは

デザインがカッコいいので、

試してみようという気になりました。

繰り返しますが、どちらかと言えば

保守的な着方のほうが好きな私です。
そちらのほうが似合うからというのもありますが。

 

 

 

 

そうしたら、ラクチンです。

使った感想や、要望などもありますが、

こちらは改めてということにして—-—

帯ベルト、思いもかけず、よく使うようになりました。

(私は洋服ミックススタイルではなく、

スタンダードなきものに、帯だけ帯ベルトや、

今号で紹介したトランプ結びをしています)

 

そして思ったのが、

 

「巻き帯」でもありだよね、

 

ということです。

 

 

さて、「巻き帯」とは―——。

文字通り、帯を巻いて挟むだけの締め方。

その昔、玄人筋の風俗のひとつでもあり、

また家の中で、就寝前や風呂上がりに

されていた結び方です。

こちらは長くなるので、別に説明しています。

映画「女殺油地獄」(1992)のなかで、

樋口可南子さんがしているので、

画像をチラッと紹介しています。

 

 

巻帯は“玄人筋”がする結び方という認識についてですが、

着るもので一般の人(素人筋)の着方と

玄人筋の着方の境目は、なくはないですが、

かなりファジーになってきています。

 

いまは一般でも繰越を1寸でとる

仕立てが多くなりました。

かつて玄人筋、素人という言葉が日常だったときに、

“素人”ではありえない寸法でした。

衣紋をたっぷり抜くことや、

また、角出し自体も玄人筋が

結ぶ帯結びとされていたのです。

 

そういう意味では、変わらないようでも

随分と変わって来ていると思います。

 

ゆえに! 

ラクチンでカンタンで、きものがきちんと留められるなら、

背中がフラットでもいいじゃない? 

と思うようになりました。

 

おしゃれということを意識した

工夫や、カッコよさ、カワイサがあれば。

 

考えてみれば。

古典的な結び方でも、矢の字やカルタ結びなど、

結ぶというより、折り紙のようにたたむ感覚の

帯結びがあるではないですか?

 

それが進化したと思えば……、

あり!だと思います。

 

しかし、大事なのは、

お太鼓を廃止せよ とか、

名古屋帯や袋帯は要らない とか、

ラクであれば様式や慣習は二の次 とか、

そんなことは決して考えていないということです。

 

時代時代で慣習やしきたりがあります。

その中で共有する価値観や美意識は大事だと思います。

 

どういうことかと言うと、

伝統的な様式の結婚式に招かれたとき、

母として入卒に列席するとき、

結婚相手の親に初めて会うとき、お茶席等々、

個人の好みと、単に常識という言葉には換えられない

その場にふさわしい装いを、

美しい、好ましい、と感じる美意識や価値観です。

好みや趣味を超えたところに位置するものです。

そして、フォーマルでなくとも、

季節を楽しむ素材や柄は最高のおしゃれです。

それらも日本人としての美意識と価値観が宿るものです。

そこを要らないなんて思っていません。

 

大事なのは、

何かを廃して、何かを取り入れるというのではなく、

選択肢が増えた、と考えることだと思っています。

そして淘汰され、ステキなものだけ、支持されたものだけが

残っていく――とても健全ですよね。


実際、大人の兵児帯、ファブリック帯、

半幅帯の使用範囲……どれも、新たな選択肢として

広がってきたアイテムや考え方です。

 

 

きものは、もっと柔軟で、自由で、

いいと思いませんか。

思いますよね。(^^)

 

そんな考え方をかたちにしたのが、

今号の特集です。

 

月刊アレコレ考案、トランプ結びも

紹介しています。

トランプ結びはカルタ結びのアレンジバージョン。

後ろに回すとカルタ結びっぽくなり、

まわさず前に結び目をおくと、

リボンっぽいアクセントになります。

 

 

それがこちら。

可愛くないですか? 自画自賛ですが(笑)。

 

 

 

 

背中がフラットであることや、

平面的といえど、前に結び目をあることに抵抗がある方も、

もちろんいらっしゃると思います。

 

 

私はかれこれ、何十年と、

かなりきものを着ているほうです。

着付け自体も問題なくできます。

 

その私でも、帯結びの時間を短縮できる、

手順がカンタンということに、

大きなメリットを感じました。

だからこそ、新たな選択肢として

ぜひ紹介したいと思ったのです。

 

月刊アレコレを参考に、

「ほぼ結ばない帯結び」、実践してみてください!

 

#背中がフラットカンタン帯結び #トランプ結び #月刊アレコレ

 

 

月刊アレコレは本屋では買えません。

購読は、送料無料の年間購読がおすすめです。

コンパクトな小冊子タイプの本ですが、

毎月、取材して、書き下ろし、撮り下ろしで、

旬なテーマを特集にお届けしています。

着る人が作る雑誌、それが月刊アレコレです。

 

2019.04.04 Thursday 16:39comments(0)↑ページの先頭へ

次号特集は「ほぼ結ばない帯結び」

月刊アレコレVol.165、下版しました。


次号の特集は、
「ほぼ結ばない帯結び」。

いま人気のAyaAyaさんの

「帯結ばない帯結び」も取り上げました。

 

 

 


AyaAyaさんは以前、月刊アレコレで

「大阪きもの女子」特集で取材したことがある

チャーミングは着付け講師さん。

とってもラクチンな帯結びでキュートな結び方です。

 

そして編集部、アレコレ考案の「トランプ結び」もご紹介。

こちらもちょっと活気ですよ(笑)。

「アタマを柔らかくして」きものを考えれば、

これもあり!大あり!という新しい発想の帯結び。

お楽しみに。

 

月刊アレコレは書店では売っていません。
帯結び特集は足が早いので、送料無料の年間購読をおすすめ。

お申し込みはこちらから。お早めに〜。

 

 

2019.03.30 Saturday 10:48comments(0)↑ページの先頭へ

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