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編集長ブログ

きもの情報誌『月刊アレコレ』編集長のきものと締め切りの日々。

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キモノ*スイーツの堀口初音さんと。

初音さんこちらのすっきりした京美人は、多分ご存知の方はご存知の堀口初音さん。
大阪を拠点とした着付け教室「キモノ*スイーツ」を主催なさっています。
九州・東京からも生徒が通ってくるという人気で、東京にも教室を開いたのです。
現在、月2回大阪から通って教えていらっしゃいます。
とても素敵な方なのでぜひ紹介したいという 直やさんからのお話で、銀座でお初に会って、超意気投合!(笑)直やさんと3人着物話で盛り上がりました。

教室の見学もさせていただき、いまのきもの業界や着る人たちの現状、「そうそう、そうなの〜」とばかり熱く語ったのでした。
今度はもっとゆっくりまったり、きものトークをしたいと、次回の東京を心待ちにしているみやざなのでございます。

2010.08.07 Saturday 21:02comments(0)↑ページの先頭へ

緑の目の友人。

高校生のときに、剣道の全国大会で出会った同い年の友人がいます。

彼女は十代のその頃からエネルギッシュで、チャーミングなコで、
たまたま同部屋になった大会中の4日間、一緒だった。
よーく話をした。でも、それだけ。
大会後は手紙でのやり取り。それもお互いそれほどマメなわけではなく。
しばらく空いた時間のあとの久しぶりの便りは、「あのカレ氏と結婚するワ」。
そして高島田の写真。男の子二人にも恵まれ、服飾関係の会社を起こし、独立したダンナの役に立ちたいと、中国語も習い始めた。
県代表で中国語スピーチの全国大会に出るほどのクレバーさ。
その全国大会で上京したとき、突然の電話で文京区の中国語会館近くの水道橋あたりで、再会を果たした。電話や手紙ではまだらな行き来はあったけれど、20年近く経ってる? お互いのいまを報告しあった。

それから間もなく。子供が小学校の頃からダンナの不倫と、愛人宅への入りびたりで別居状態の日々と修羅場が訪れ、
ダンナの両親と子供と暮らしながらも、息子である夫は何年も戻らずじまいだった。

高校生になった息子たちは、もう別れたらいいやんと言ってくれて、
やっと、もういいやと思えるようになった矢先、
緑内障が発症。失明の恐怖と、離婚することに使い果たす負のエネルギー。

落ち込むことはあっても、彼女は前を見ないことはなかったし、
自分のやるべきこと、自分だからできることを常に両腕に抱えていた。
ピアノの教師だった彼女は離婚した夫の母の面倒を見ながら、盲学校で学び、マッサージの治療院を開いた。

その頃、出張でその地を訪れた私は取材が終わって帰る前に、自宅に電話してみた。お義母さんが出て彼女は留守だった。
何度か電話を繰り返しながら、2時間ほど時間をつぶしても、なんか新幹線に乗る気になれず、でも駅へ向かったそのとき、携帯が鳴ったんだよね。

「こっち、来てるん!?」駅にいると言ったら「すぐ行くワ、待っといて!」と、15分後にタクシーで白杖を手に彼女はやってきた。

再会から約10年後?になるだろうか。3回目の再々会。
抱きついてきた彼女は泣いて、そして笑った。「最終までならいいよね?」と、私の返事も聞かずタクシー乗り場へ向かい、中学の同級生がやっている洒落た料理屋があるんと、住所を運転手に告げた。

また数年。お互い人生のアクがまとわりつく中で生きているような年代になり、何が良くて、何が悪かったのかも定かでないような日々を送っていた気がしていた。
一度東京(そっち)に会いにいくねと年頭に連絡があってから半年後の一昨日。
ゴメン、忙しくてなかなか約束守れんワ、いま大きな仕事を始めようと思ってて、その準備で忙しくてと、多分歩きながらだろう、ちょっと息使い荒く早口で話した。

そして、アタシね、ついにスーパーサイヤ人になっちゃったかも、と笑いながら、
30歳のカレができたんと言った。
結婚詐欺ちゃうの? やっぱり最初はそう思ったと彼女は言い、でも詐欺されるものナンもない(笑)、何よりもいま二人が目標として見ている先が一緒だったから、お互いがパートナーとしても必要な存在なんよと。
そして、いま右目はもう色が識別できなくなりかかっているとも、言った。

ま、10年後はどうなっとるかわからんけど、でもとにかくいま、お互いが必要としているのは確かやし、神様が落っことしてくれたんだって思っていると嬉しいそうに、
さらに続けて、27歳の息子は「いいんちゃう?」と、言ってくれたそうだ。
彼らは誰よりも、自分の母の生き方をそばで見てきている。
○さんのことが好きですと、告白された彼女は、多分いままでとはちょっと景色が違う人生を進み始めるんだなあ。
ほんとうに十代から、何一つ変わっていない。
ただひとつ、自分で言うのは、以前は自分のチカラで全てができていたような気がしていたけど、
違ったわ、必ずそこに人が、誰かが、いたからできていたんだと、この年で分ったと、そこがバカだったよねーと笑った。

生まれてから3回しか会ってない、親友といえる彼女の生き方を目のあたりに、自分はナニができる?と。
彼女からの贈り物と宿題をもらったような、40分の電話だった。

さて直近の宿題は、締め切りですね(笑)。

2010.07.11 Sunday 22:29comments(0)↑ページの先頭へ

祝! 卒業式とWBC。

いや〜〜、おめでとう!!
ついに延長を制して2度目の世界一となった侍ジャパン。
9回の裏でダルちゃんが四球でランナーを溜めて同点に追いつかれたときは生きた心地がしなかったですけどねー。
が、さすがイチロー。あの場面が回ってくる、そして二死2&2からのセンター前適時打でランナー2人還しての2得点、リード。
イチローが打ったその瞬間、大学がドワッと揺れたらしい・・・。

あ、、いかん、いかん、画像とまったくつながりがないところから展開しちゃいました(笑)。
今日はですね、大学の卒業式へ行って参りました。
九段の武道館で執り行われた卒業式。時間的にはちょうどWBCの決勝が始まった頃合。式辞終了後、近くの学舎に移動して個々の修了書を渡されたのですが、その最中のWBCのイチローの打席で――というわけです。

卒業式、女子は圧倒的に袴ですね。たま〜に振袖。見たところスーツというような洋服は1%もいない模様です。
画像は武道館の中央一部。小さくので分かりにくいのですが、「黒い」のは全て男子で、PCの大きいモニタで見ても洋服の女子は皆無でした!
みやざの目の前を通る女子大生の袴姿。自前かレンタルかは生地や柄と袂で大体わかりました。
自前の場合はやはり振袖の長い袂ですが、レンタル着物はほぼ規定寸法の普通の袖丈です。
圧倒的にレンタルですね。でも成人式で振袖を誂えたお嬢さんも多いはずだから、なぜだろうと考えたとき、多分、着付けも含めて全てセットでお手頃、楽チンだから?じゃないかなあと。
自前だと自分で着付けを頼んだり、朝早い時間の予約をとったり、準備も含めていろいろ大変ということなんでしょう。
聞いたところによると、最近はレンタル業者が学校へ出向いて、その場ですぐ脱いで返却、そのまま今度はドレスに着替えて謝恩会パーティ行くという段取りだそうです。便利なんだー。
んで、みやざがなんで武道館いるかというと、娘が卒業だからなんです。
大学の入学式は親が来る人はいないとか言って行かなかったのですが、卒業式は行っておこうと、そして朝、ちょっと天気があやしかったので、雨天の場合の用意諸々、たーんと揃えて介添えさながら(爆)。
もちろんみやざも「たのもう!」で染め直して誂えた黒羽織で着物です。
因みに成人式に着た振袖に袴を合わせた娘の着付けは母でございます。
袴だけレンタルいたしました。実は私の袴があるんだけれど、黒地の振袖に紫の袴はイヤだと申しまして(ーー;
ま、サイズもまったく違かったからしょうがないけど…。
2年前の息子の小学校卒業のときは涙、涙でしたが、大学はあっけらかんとして(笑)、すごーく物足りない感じ(笑)。

ま、それはおいておいても、ご卒園、ご卒業、ご入学の皆さま、おめでとうございます。

2009.03.24 Tuesday 19:27comments(10)↑ページの先頭へ

棒が一本抜けてる息子の鎌倉みやげ。

鎌倉土産昨日鎌倉へ遠足だった息子のお土産がテーブルに。
  「母へ やさしい息子からの鎌倉みやげ……」

「根性打ち込め棒」と「銭洗い弁天金運アップお守り」

   ………………………………。
息子誤字
「やさしい息子」よ……、
中学生の息子よ……ありがとう。  …………………でも、でも、
  

  「息子」の漢字が間違ってますけど!! (T T

    君も「棒」が一本足りてません。
 
    「この棒で根性を叩き込め」
   

2009.02.06 Friday 15:39comments(8)↑ページの先頭へ

「みそひともじ」酒井さん踊る「老松」。

「きものびと十人十彩」の取材を終えた翌日土曜日、
バタバタと半衿をつけるなど支度をして、
みちのくは八戸での結婚式に参列するため、着物一式携え、車中の人となったみやざ。
まずは爆睡(爆)、後、目覚めのコーヒー、後、ちょっとお仕事の真似事(笑)をして程なく到着。
ちょうど梅雨明け宣言もあったその日。夕方の八戸は湿気もなく快適な気温。
ちょうど七夕祭りの最中と言うことで、若い女性・子供たちの浴衣が行き交う街中。うれしいくらいその数の多いこと。

さて、月刊アレコレで連載中の酒井さんの「みそひともじ」。
ご存知のとおり、ここ何回かお嬢さんの結婚、その披露宴で祝舞「老松」を踊るために日舞を再開した由、さらには新婦の母としての着物支度などについても書いてくれておりました。
そう、その本番が昨日だったのです。えーー、舞については素人なので何も言及しません。それに主役はお嬢さんですしね(笑)。
あ、エッセイで書いていた酒井さんのお母様が結婚式のお色直しで赤い襦袢を合わせて着たと言う黒留袖がこちら。
花嫁が着るだけあって柄も上からたっぷり入った華やかな留袖です。
扇の話に出ていたひとつ、舞扇もこちら。
そのお嬢さんの最初のお目見えが「みそひともじ」で書いていたように綿帽子。
良いじゃないですか〜。その後のお色直しも美しく、花嫁の父の涙も―美しくはないけど(笑)感動的で。
みやざも花嫁の母2号気分で…いえ、叔母の気分で…いえ、妹の幸せを喜ぶ姉の気分ですね、やっぱ(爆)、ハイ泣いちゃいました。
この年齢になると不祝儀のほうが多くなります。
単純にお祝い事はそれだけで周囲もうれしく、幸せな気持ちになれるのでした。
「そういえば、ブーケトス、しなかったね」と言ったら、隣りのやはり東京からいらした御仁に、「まだもらう気でいるの?」と言い放たれてしまった(笑)。

ともあれ、両家に心よりの、おめでとうございます。

2008.07.21 Monday 03:03comments(13)↑ページの先頭へ

ゴールデンウィークの過ごし方。

ユニフォーム洗濯「連休はカレンダー通りですか」なんて話題も多かった連休前。

みやざの連休は――すべてっ「カレンダー通り」の野球!でございます。
 「夜8時の洗濯!」と
「朝4時の弁当!」。

いー加減疲れ果てる妻に、すかさず先回りして言うオットのセリフは、
  
「いや〜、健康かつ元気なコで良かったヨ、うん (^-^; 」


………そのセリフ、アタシの目を見て言ってくれますかっ!?

2008.05.06 Tuesday 14:15comments(4)↑ページの先頭へ

NYの美奈子さんと台風の前夜に!

先月、NYで活躍中のアーティスト、
吉野美奈子さんが展覧会開催のために帰国、との報をお伝えしました。

美奈子さんは帰国直前の1週間で、
展覧会に間に合わせるべく作品を制作し続け、
その間、NYならではの事情で急遽引っ越すことになり、
パッキングもしつつ、部屋を探し!且つ!引越しを敢行しちゃう、
恐ろしいほどに(笑)パワフルな女性です。
1週間で、できるコト!??? 

なにしろ部屋探しと一言で言っても、普通の住まいじゃない、
制作をするスタジオ兼なのです。
東京より住宅事情が大変なNYで!

その美奈子さんと南青山で再会を喜び、話すことも尽きずに
久々にオールをしてしまいました〜。
美奈子さんはまだ若いからともかく、
みやざはいかん、いかん、お肌の曲がり角が過ぎて、
現在、お肌の奈落へ直滑降…に近いゾ、オイ。困惑

2007.09.07 Friday 19:53comments(2)↑ページの先頭へ

美奈子さんがNYからやってくる。

NY在住のビジュアルアーティスト、吉野美奈子さんが展覧会のために帰国するとの一報が届きました。

美奈子さんは彫刻をメインに絵も描き、詩も創作する才能豊かな、
しかし常に努力と勉強を怠らない女性。
昨年の月刊アレコレVol.23で「きものびと十人十彩」に登場していただいたから、記憶にあると思うのですが――。



「いらない、いらない」と言っていた成人式の振袖を誂えに行ったそこで、振袖の感性に打ちのめされ(笑)、
着付けを習いはじめ、振袖の着付けコンテストで優勝しちゃうほど、なんでも「極める」方です。
素顔はとてもチャーミングで、クレバーな美奈子さん。
ちょっとした用件をメールでやり取りしても、早い、早い(笑)。
さすが元JTBの優秀OLです。

美奈子さんと飲むお酒は彼女のNYでの“武勇伝”が肴です(笑)。

彼女の創作はすべて地球と人類へのメッセージが込められていて、
胸がキュンとなる温かさと美しさがあります。
お時間がある方、ぜひご覧になってみてください。
美奈子さんのブログで今回の日本での展覧会に向けての彼女の心模様を、
ぜひこちらで皆さんに読んで欲しい。知って欲しい。

*展覧会・コンサート情報:
◆新抽象絵画アリア展 (Tokyo, Japan)◆
場所:TYハーバー(東京天王洲アイル)
期間:2007年8月27日〜10月14日

*吉野美奈子 個展詳細&開催のイベントお申し込みは こちらで。

サイトの日本語バージョンも完成しました。

2007.08.15 Wednesday 17:46comments(2)↑ページの先頭へ

“背番号81の不安”――。

背番号81。
でも、勘がいい人は気がつくでしょ? 1が逆さまじゃないって。
その通り! 実はこの背番号は81ではなくて、18です…。

下のブログ、袖丈を詰めるところで触れた“背番号81の不安”とは―。

息子が来週から始まる公式戦の背番号をもらってきたのですが…、

彼は投手なのだけれど、1年だからエースの番号はもらえない。
で、松坂大輔と同じ背番号が欲しくて、コーチにさりげなくアピールしていたらしく、功を奏して念願の背番号をもらって大喜び…なのですが――、

そのコーチが後で言ったらしい。
「○○さん(←みやざ)…まさか81って、付けて…こないよな?」
おい〜〜。(ーー;
コーチにまで知れ渡るみやざのお針の腕前でござる。
でもこれって、腕前以前の問題のような気が……。

2007.08.09 Thursday 01:34comments(8)↑ページの先頭へ

週末は野球三昧。

今日、日曜日、4時起き。
お弁当作って食事を作って5時半には家を出る。
そして試合後に総会などもあり、帰宅は10時過ぎ。トータル16時間。
本日野球に費やした時間です。ハイ、息子が野球小僧ですので…。
サッカーにしてもテニスにしても、何某かのクラブ、チームにお世話になって活動するということは、
それなりの「ご奉仕」が必要な事実、多分、覚えがある方は少なくないでしょう(笑)。
でも、楽しませてもらっています。いろんな意味で。(笑)
タッキーそのひとつに、息子つながりで東京ドームの週末のオールスターの観戦がありました。
いまや日本プロ野球界、“オールスター”MLBに獲られちゃって、駒不足。
その手駒の足りなさを補充?(笑)
7回に突如、タッ○ー&翼のジャニー○事務所登場。
……真の野球ファンは「それだったらジャビットくんにもっと客席にボール放らせろっ!」
タッ○ー、ジャビットくんに完敗(爆)。

2007.07.22 Sunday 23:45comments(5)↑ページの先頭へ

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