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編集長ブログ

きもの情報誌『月刊アレコレ』編集長のきものと締め切りの日々。

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着るものが持つチカラ――「アドバンストスタイル」

「若く見えるより魅力的に見えたいの」————
なんて知的でエレガントな言葉だろうと思いました。

先週、たまたまですが、予定より早く終わった打ち合わせ後、
前から観たかった「Advanced Style(アドバンストスタイル)—そのファッションが人生」という映画がちょうどいい頃合いではじまる! というわけでやっと観てきました。
今日はちょっとこの映画に関連した内容です。


アドバンストスタイル1.jpg





















最新号をお送りするときに、ご挨拶とともに、
編集人のとりとめのない雑感を綴って同封しています。
その一葉を楽しみにしているとおっしゃってくださる方が案外に多くて、ウレシイ限りです。

今月のその内容を、とても刺激になったとおっしゃってくださる方が多く、
フェイスブックにまで挨拶文をアップしてしてくださる方も。
というわけで、その内容をちょっとと、そして映画ももう少し詳しくご紹介しますね。


映画はover60〜95までの、NYに住むファッショナブルなシニア女性を取り上げたドキュメンタリーです。

アリ・セス・コーエンという男性が、NYに移り住んでから「とびきりおしゃれで生命力に満ち溢れたシニアに大きな刺激を受けて」、路上で彼女たちをみつけてはインタビューと写真撮りをし、それを自身のブログに上げたところ大反響があり、一躍ムーブメントになったのです。
写真集は出るわ、テレビから声がかかるワ、ドラマに出るワ、学校のファッション講座をもつワ……

http://advancedstyle.blogspot.jp/p/the-advanced-style-docum…


 

ちなみにコーエンは幼い頃から祖母と住み可愛がられて育ったことが、シニアに対しての親近感につながっているといいます。「祖母からは知恵も授けられた」と。


髪の毛と同じ色のつけまつ毛を自分で作ってい93歳のイロナは現役の画家として活動。絵も教えている。

緑内障を患って白杖をもつジャッキーは、元ダンサー。175cmの81歳は、パリの老舗ブランド・ランバンのモデルに抜擢。ブランドの顔として広告にも露出!

デブラは67歳。彼女のおしゃれは独創的でクリエィティブなスタイル。廃材などを使い自分自身で創作したアイテムが光る。彼女もこのムーブメントがきっかけで大手量産品デパートのモデルに抜擢されたり、公立校でファッション講座を持つようになった。






他にも92歳、80歳、79歳、文字通りスタイルがある生き方がカッコいい。

結局、彼女たちにとって「装うこと・ファッション」=生きること。
 

たまたまですが、今月の“きものびと”のインタビューで、クリス・フィリップさんが
「着るものがつくり上げる人間性がある」という話が紹介されています。
着るもののチカラが人を美しくエネルギッシュにする。或いは着るもののチカラを借りて自分を押し上げる、という方程式も成立すると思っています。
 

「なんでもいいよ」じゃなく、自分が何を着るのかを選択するというのは、食べるものを選択するのと等しく、脳に栄養を与えて精神を健康にしてくれる気がするのです。これって、大げさじゃないですよね。値段の高い安いじゃない。
 

以前、コンゴの「サプール」を取り上げたことがありました。
(このブログでも紹介しています。http://blog.arecole.com/?cid=1712

ここでサプールの詳細は割愛しますが、極貧の国で若者に着こなしを教える年配のサプールの「良い服は良い習慣をつくる」という言葉にいたく感動しました。だから貧しく荒れたこの国の将来のためにはそういう若者が必要なのだ、ということです。

着るものから生き方を学ぶ、ファッションが生き方を映す——コンゴでもNYでも、多分地球上で通用する考え方なんですね。
 

私もこういうカッコいいおばあちゃんになりたいなあと思います。
因みにカワイイとか、愛されるおばあちゃんは特に希望しません。
多少、いやなババアだなと嫌われるくらいを希望(笑)。←すでに叶っているという声あり(=_=)

 

2015.07.07 Tuesday 16:04comments(0)↑ページの先頭へ

コンゴの「サプール」と呼ばれる男たちの番組。観てほしい!

ウェブ上ではかなり話題になり、もう知っている方もが多いと思います。
 
先週、まさにダークホース(な番組)が、一気にトップに躍り出てゴールしたかのような、清々しい番組を観ました。
それがNHKの「地球いちばん」という番組です。私は熱心な視聴者ではなく、本当に偶然観たのです。でもウェブ上で話題にしていた人たちもたまたま観ていた、という方が多かったような気がします。
その何が話題かというと————観なかった方のために説明すると、“地球でいちばん◯◯”というテーマで制作しているのですが、その取り上げる「いちばん」が、さすがNHKという、地味なようなマニアックなような、結構絞りを効かせた取り上げ方です。
 
私が久々に熱く感動したのは「世界でいちばん服にお金をかける男たち」です。
 
60年くらい前までは、フランスの植民地だったアフリカ大陸のコンゴ共和国。
日本円にして、平均月収2.5万円のその国で、収入の半分以上を服に費やす「サプール」と呼ばれる男たちを紹介した番組です。
 
そのなかの、「良い服は良い習慣をつくる」————コンゴのジェントルマンのこの言葉に、いたく感動しました。
 
宗主国・フランスの男たちの、清潔でセンスのよい装いや着こなしに憧れ、マネをした男たち。しかしそのマネは、服を通して貧しい国ならではの精神性を投入した、独特の文化として定着したのです。
真底貧しい国で、服に見栄を張る男たちが持つ信念に、かけがえのないものがあるのです。




(画像はhttp://matome.naver.jp/odai/2138733022223249801より拝借しました)


 
「サプール」と呼ばれる、お洒落な服を着こなす洒落者たちが作り上げた文化。
彼らサプールは決して特殊な裕福層ではありません。
電気工事業や水道工事、タクシー運転手、警官など。平日は質素を通り越した服を着て、多くは肉体労働を生業としています。
しかし日曜日になると、プラダ、ディオール、KENZOなど、一流ブランドのスーツに身を包み、その着こなしを見せます。
 
どこで? 街中です。
家を出たら、サプール特有の歩き方・動作・仕草をしつつ、ただ歩き、人々の注目と喝采を浴びる。それだけです。
白い土埃が革靴にかぶる舗装されていない道を歩き、立ち止まり、お茶をしに座っている。ただそれだけです。
しかし、彼らは人々にとって尊敬に値するヒーローなのです。ある意味、彼らを見ることが娯楽でもあり、その行動を妬むものはいません。
しいて彼らの特別な場所といえば、彼らがよく行くBARがたまり場的になっていて、そこでお互いの服を見せ合うのです。
 
キャリアが長いおじいちゃんサプールはいいます。
「サプールは平和と友情を大切にする」「それがエレガントなんだ」と。
サプールは決して人と争わない。紳士として他者を尊敬し、認めるのだと。
コンゴは1990年代に内戦が起こります。しかし「サプールは決して武器を手にしない」。
サプールを目指す若い弟子にも言い聞かせます。
(タイの結び方や色合わせのセオリー、仕草などを教えるのです)
 
そして彼がデビューするとき、初めての買い物に同行。アドバイスをして決めたその服の代金を師匠であるおじいちゃんサプールが払ったのです。
その金額4万円! 平均月収2.5万円の暮らしをする国でです。
レポーターが「なぜ?」と聞くと、国のためになることだからというのです。その弟子はそれまではあまり褒められた行動をする男ではなかったようです。ケンカもよくしたといいます。彼を更生させるため、というのとは違います。それが誰であっても、「サプールになったらお前はその自覚を持って行動しなければならない」と諭します。
「サプールはスタイルも精神もエレガントでなければならない」
「若者のその精神がコンゴの未来のために必要なんだ。学問と同じだ」と。
 
そして言うのです。  「良い服は良い習慣をつくる」
 
この言葉は目からウロコでした。
普段、私たちは習慣のところを文化と言い換えています。
よく使う、きものは文化という言葉もその一環です。
しかし、似ているようでこの言葉はまったく違う意味合いが込められていると思うのです。
 
良い服は良い習慣をつくる=美しい服を着るものは美しいスタイルと行動と精神を持たなければならない ということなのです。
 
彼の地はまだ水道が整備されておらず、彼らは家の外にある水汲み場へ行き、バケツで水を運び、体を洗い、洗濯をします。
彼らは服を買うために職を得、まじめに必死に働くのです。
 
サプールはprinciple(プリンシプル=原理 原則 主義 信条)を持っているのです。
『プリンシプルのない日本』を著した白洲次郎を思い出しました。
スマートでスタイリッシュ。確固たるプリンシプルを持つ男として紹介されます。
 
さて、この「地球いちばん」のサプール編が、今週10日26:15(11日午前2:15)再放送されます。
ぜひ観てください! 観てほしい。私は観たのですが、一人でも多くの人に観てほしくて久しぶりに熱くなって番組紹介をしています。
 
 

2014.12.09 Tuesday 21:04comments(0)↑ページの先頭へ

訃報―私の昭和

 急な訃報。

昨夜お通夜へ行って来ました。

もう10年以上お会いしていないけど、若い頃お世話になった方が急死なさった。
なぜか、生意気でズケズケものを言う、駆け出しコピーライターのワタシを可愛がってくださって、いまでいうと、よくイジられました。

バブルの時代だったので、ワタシなどは分不相応な銀座のクラブや料亭にも連れて行ってもらったものでした。
「浮気がバレてさ、オレが寝ていたときに、かみさん、グローブみたいに大きな手なんだけど、それでいきなり顔をバシーーーーッ!って殴られたのヨ。もう、何が起こったからよくわからない状態で、目がさめたのに失神状態のフラフラでサー、目の周りを星が飛んでるって、アレほんとうだゼ」と言うような、
いまの若い人が聞いたら大顰蹙モノの話を飲みながらするような人だった。
でも、あとから思えばそういう話もネタ的で、何割か盛ってるんだろうなと。
サービス精神が旺盛で、子煩悩で、でも仕事にはシビアで切れる人でした。

私が会社を辞める時には、取引先の社外の方なのに大層な場所で送別会もしてくださった。
その数年後に独立して会社を起こし、その会社の催事でお目にかかって、
結局それが最後になったしまったけど……。
出張先のホテルで具合が悪くなり、搬送された救急車のなかで帰らぬ人となった。

黒いリボンの額の中で再開した顔は、やっぱり笑っていました。

なんか、久し振りに、すごく、すごく、
いろいろなことが走馬灯のように思い浮かんだ帰り道。
最近は止まらないで突っ走ることが精一杯で、
昔のことを思い出すこともなかったけど……。

私にとって、おもちゃ箱のような、宝石箱のような、
良き昭和の中で笑っているお一人でした。
合掌。

2013.06.11 Tuesday 05:48comments(0)↑ページの先頭へ

きもののチカラ――気仙沼のうれしい成人式。

         

昨日、今日と成人式。

昨日は諸々所用であちこちを回る合間に東京キモノジャックへも足を運んだ。

天気が良く、風もない暖かな1日。

東京タワーをスタートしたジャックは最後は芝大門の増上寺。

みやざは増上寺でちらと参加。まだ初詣客が並んでいます。
そういえば最近増上寺はパワースポットとしても有名なんだっけ。

     

そのジャックの中に、自分でふくら雀を(前結びで)結んだという
振袖のお嬢さんも2人参加していた。かわええな〜ww

 

成人式の思い出は人それぞれだと思う。

これまでの取材でよく聞くのは、当時は振袖や成人式なんてまったく興味がなく、
「振袖を着なかった」こと、
あるいは「(成人式や振袖選びを)大事にしなかったこと」を後悔する声。

すでに二十歳から倍以上の年月が経っている人が多く(笑)、さすがに叶えにくい夢である。

いまこうして振袖を楽しんでいる二十歳を見ると、
大昔の後悔組二十歳(笑)=オバサンはウレシクなってしまうのでありますよ^^

 

新成人の人数が過去最小というニュースには「今年もか」と、
ため息が出るけれど日本全国、いろんな成人式のドラマが繰り広げられていることと思う。

 

特に、昨年は震災があったから東北はウレシイばかりの成人式ではないだろうと思う。

生きていれば成人式。或いは亡くなった親に見せたかった成人式。

 

まだ癒えない傷を袂に忍ばせて参加している二十歳や家族も多いことと思う……。

その中で、被災した当事者でもある、気仙沼たかはしの女将、高橋和江さんのブログが、希望を与えてくれる。

彼女を『月刊アレコレ』Vol.73の「きものびと十人十彩」で取材したときも、
彼女の、そして東北の強さと、きもののチカラを物語る数々のエピソードに胸を打たれたけれど。

 

震災をくぐり受けた母の振袖をまとって迎えた成人式。

黄ばんだ 白地に色をかけて準備していた、成人式用の振袖。
店であずかっていた振袖は震災で汚れてしまったけど、
でもその家に置いていたら、それは家と共に流されてなかったはずの振袖。
高橋さんはなんとか着せてあげたくて、懸命に手入れをして、振袖は復活。
絞りは痩せてしまったかもしれないけど、二十歳のお嬢さんの溢れる笑顔が
それを何倍も補うように美しく、可愛らしい。

東北の、そして日本全国の二十歳の皆さん、おめでとうございます。

また時期、春はめぐってきます。



『月刊アレコレ』の「きものびと十人十彩」は、編集人みやざが出会った、
きものや日本を愛する人々を、いろんな角度からフォーカスした連載。
取材記事を見た他誌の記者、編集者の方から逆に「紹介してください」との問い合わせもちょくちょくあります。中にはそのつながりで本が1冊でき、みやざが和小物のスタイリストとして参加した企画も。(こちらは春に上梓予定)
高橋さんの記事を読んで感動したという出版社の編集さんからも紹介してほしいと連絡をいただき、今度『いきいき』でも高橋さんの取材記事が掲載予定です。
元になった『月刊アレコレ』の気仙沼たかはしの高橋和江さんの記事もぜひ読んでください。

『月刊アレコレ』は創刊8年目に入りました。
書店売りはしておりません。

お申込みはこちらから。

 

2012.01.09 Monday 07:06comments(2)↑ページの先頭へ

昭和5年発行の『實物標本付 織物講座』

織物講座テキスト 

織物講座テキスト

お宝をいただきました! 『實物標本付 織物講座』と書かれた教本3冊。
いただいた昨日は興奮してしまいました^^;
開くと本の題にあるとおり、生地の見本が! 貼り付けられています。
↑下の写真には 能登上布と絹麻縮!

上は能登上布 
 経糸ラミー糸八0番手 緯糸ラミー糸八0番手 巾一尺 長三丈一尺 価格六(〜)七円ヨリ二十七(〜)八円迄アリ。

下は絹麻縮 
 経糸ラミー糸一00番手、緯糸絹糸撚糸練糸。七円位ヨリ十三(〜)四円。

当時から能登上布はある程度高価だったんですね。
でも、近江麻の白絣は能登上布と同じかそれ以上に高価だったのに、こんにち、なぜ?の逆転? 近江は生活用品にまで販路を広げて生き残りを図ったから、かなあ。
結局、行き渡るものは廉価になり、希少性が高いものは高価になるという、
あたりまえの資本主義構造なんだけど。
それが現在の伝統産業のブランディングに大きく影響しているのも事実。

織物講座テキスト

織物講座テキスト


こちらは明石縮と石下紬(写真上)。

石下には
「茨城県石毛町に産出する織物で一見結城紬風の織物である。
石下紬は経糸は絹糸(玉糸)緯糸に綿糸を用ひた普通平織である。
大正中期より晩期頃、弱撚綿糸御召緯を織り込み足るものを豊田紬として称し、
発売され大いに好評を博した。
偶々此豊田紬は茨城件豊田の地名を冠し登録をうけたものが出来たので、
他の業者は一般に石下紬の名称を用ひて居る。
本品は絹綿交織で経済的であり且つ外観体裁優秀なる為各地で模倣するようになつた」

現在、石下紬も数少ないのですが、結城市で織られているということで、
本場がつかない結城紬として売られていることもあります・・・。

↑下の糸見本は紡績綿糸。「主なる番手」として番手を記しています。
右から 右撚十番手 左撚十六番手 左撚三十番手 瓦斯糸八十番手二子

このほかにも、蚊帳や帆布、タオル、足袋の底の見本まで貼ってあります。
帆布は「通語ヅツク」と呼ばれた生地で、いわゆる昔、子供が履いていたズックの語源ですかねー。足袋の底は「石底」と呼ばれる綾織組織の地厚な織物、とあります。
石底の価格は重さで決められているようでした。三十五銭(百匁ニ付) とか。

楽しいなあ〜。そして巻末にちょっとした文章が載っており、その中の「産地景観 足利の巻」での
産地足利についての論説が、まんまいまの足利の評価と相似形で、昭和5年からすでにと思ったのは、

『足利の織物産地としての地位實力は玄に謂うふべき必要はないが
特に目立って居るのは変通自在、時勢順應と謂ふ処にあると言つたら足利人は怒るかしら。(中略)足利には謂う処の古来からの一貫した有名品がない』

いまでも、足利の人にいったらいい顔はされないかもしれないけど、まさに!の感想である。
折を見て紹介していきたい貴重な資料です。

織物講座テキスト

2011.06.24 Friday 08:55comments(6)↑ページの先頭へ

日曜日―恩師の絵画展とキモノジャックとカレーのハナシ

 糸井先生

昨日。
デザインを学んでいたとき、
デッサンを担当してくださっていた恩師・糸井邦夫先生のグループ展「Neuf展」があり、
表参道のギャラリーの最終日に同窓生と先生を訪ねた。

もう、それこそ、ん十年wが経つけれど、童画家として活躍なさっている先生の個展が、
いつもプチ同窓会みたいになっています。

会場はほんとうは12時オープンなのに、みやざが次の予定がキツキツだといったら、
すぇんせい、早くにいらして11時半にギャラリーを開けてくださった。
ほんと、すみません 

友人たちはいまだに先生の絵画教室へ通ったり、
先生の教え子を中心としたメンバーで毎年開催されている作品展にも出展している。
ワタクシは・・・・一度もしてまへん

毎年「出しなよ」と言われつつ・・・・。でも今年はなんか出したいなあ気分でいたら、
申込み6/5、作品展は7/9〜 ・・・・やっぱ、ムリかも

そんなこんなで写真を撮って、1人急いで失礼しました。
せんせ、いつもありがとうございます!

で、次の予定とは、東京キモノジャックの取材。
ダッシュ! 待ち合わせたカメラマンから電話。新橋、いま着きました〜〜。

キモノジャック

お天気に恵まれた東京キモノジャック5th
新橋ゆりかもめをジャック。そしてお台場へ。

東京にしては今回は参加者少なかったかも。
でも皆さん、思い思いのコーデと拵えで、きものの楽しさが伝わる着こなしでした。
段々顔見知りも増えて。

あ、セキネさん。あ、彦三郎さん。あ、月刊アレコレの今号きもの男子の鈴木さん。
田中さんもーーー♪ 香さんももーーー♪ (ほとんど取材する人ではなく参加する人w)

そしてみやざが大好きなサイト「キモノのこゝろ」さんスタッフともご挨拶できました。
やっぱ、きもの男子はええのう。

そんなこんなで、ジャックは無事終了。
二駅乗り越すヘマをしながら、超絶空腹で帰宅。
したら、カレーの匂ひー♪ わーい
家人に感謝しつつ・・・・したら、したら、

カレーを作っておきながら、なんでご飯を炊いてないのぢゃーーー。

 オット ノ バァカァーーー と呟きながらお米を研いだ日曜日の夕方でありました。

2011.05.16 Monday 17:44comments(2)↑ページの先頭へ

本日のウレシイお届けもの♪

 

Twitterで読者の方とよくお目にかかりますw
そういう中でちょっとしたやりとりがあって送っていただくものがありました。
その中に「茅ヶ崎サザンコーヒー」のおまけも。

おまけとは言いましたが、ご本人はコーヒーを飲まないので
いつもTwitterで「コーヒーなう」をつぶやくみやざのために
選んで送ってくださったとのこと。

そして手前の箱は「健康チョコレート」。こちらは広島から。

いやいや、笑うところじゃありませんw (といいつつwが入る)

でも説明をよく読んだら、確かに普通の材料とは違います。
ココナツミルクを使っている、甘味も果糖のチョコレート。

    どうやら「すんごい高い」らしい。

・・・・したら、ほんとにすんごいお高いチョコでした。w
お母様がおすすめのチョコだとかで、おすそ分け。

いつも首こっただの、肩痛いだの、
ポンコツ芸人さながらにぐだぐだつぶやいているものだから・・・・反省。

そういうわけで、今日のお三時は、最強コンビ。
    サザンの茅ヶ崎パワーと、
    健康チョコのエネルギー注入で、

   〆切り直前、がんばりまっする。

2011.05.06 Friday 19:44comments(0)↑ページの先頭へ

本日の orz

アンパン やっと、やっと、入稿終了〜〜。
 いつもご迷惑をおかけする皆々さま、ありがとうございます。
 お昼抜きでヘロヘロ。――そこへ現れたアンパン。
 そりゃあ、女神様にウソついてでも、食べますワ。

   「アナタが落としたのは、ほかろんですか、
   クリップですか、あんぱんですか?」

   「……女神様、アンパンです」
 
       
      したら、おい〜〜〜〜っ

    この中身。袋の絵と、違いすぎじゃないスか  女神様  orz

  
 

2011.02.23 Wednesday 18:33comments(0)↑ページの先頭へ

新宿落合・中井の「染の小道」

染の小道 しばらく開いてしまって、またもやのゴメンナサイ。
言わずとしれた、締切との追っかけっこ。いつも、いつも後ろから追いかけるみやざ。
でも、ゴールではほぼ同時という、この毎回きっちり守るペース配分。

   ……ビョーキを、治したい。

さて、前振りは短めに(すでに長い?w)

本日は下落合の「染めの小道」へ行ってきました。
有楽町、中井、デザイナーさんのところへ届けもので門前仲町。駆け足!

新宿は早稲田、落合、中井付近は昔から染色工房が多い街です。

染色工場や工房があるところは大概、水が豊富なところです。この辺りも神田川、妙正寺川が住まいの真ん中を流れています。

まず「染めの小道」――そういう街の特質を生かした、一種の街興しであり、かつ、染色の伝統や技術を残し、さらにはもっと盛んにするために積極的に働きかけた、地域ぐるみのイベントです。


染の小道
目玉は、妙正川の流れに平行に、空(くう)にかけられた、約60反(多分)の反物。
皐月の鯉のぼりの吹流しのように美しい。

2月の寒気を和らげる彩りです。

右は、トマトとみかんの赤がどこか愛嬌がある、八百屋さんにかけられたのれんですが……

そう、もうひとつの見どころがこののれん、でした。




染の小道街全体をギャラリーに見立て、参加51店に染めのれんがかかっています。それぞれに作家名とタイトルがつけられて、入り口に下げられています。

こちらは長寿庵。お蕎麦屋さんの暖簾です。

みやざも含め、行き交う人はスタンプラリーさながら、
案内MAPを手に、紹介してある暖簾やお店を訪ね歩いています。

日曜日だったから、締めたシャッターの前にのれんだけが出迎えてくれる店も少なくなかった。


染の小道
昨日、土曜日だったら、店の顔もみえて、街全体がもっと人なつこい雰囲気だったろうなあ。
ちょっと残念。

もちろんオープンしているところも多くありました。
そのうちのひとつが、こちら、民家をギャラリー風店舗に設えた
「さくら」。

中には、着物姿の看板娘が3人。

リサイクル帯やきもの、小物が並ぶ中で、襦袢にライブペイントしていたのが、「よば」さん。


染の小道
ところで、民家を店舗にといいましたが、
そもそもここ中井や落合は、まだまだ古い木造の民家(現役w)が多いところ。

妙正川と、西武線の線路が生活道路とともに街中を走ります。

踏み切りがカンカン鳴る商店街や、古いアパート、鉄筋マンション、八百屋さん、パチンコ屋さん、工房、居酒屋、スーパー銭湯などが、
全然バラバラなようでいて、街全体でみるとまとまっている。

ジグソーパズルのような魅力と面白さがある街でした。

そして、次に向かったのが下の写真、二葉苑
江戸更紗で名を知られる工房です。

月刊アレコレも帯の特集で掲載したことがあります。



染の小道工房といってもとても近代的な建物で、中が見学できるように作られています。

染めの工程が――

図案・板場・水元・引き場・蒸し場の作業場がすべてガラス張りになっていて、ガラス越しに見学できるようになっています。

さらには2階に展示室。
でも、二葉苑さんは小売はしません。


染の小道最近はメーカーがショップを構えて販売する、いわゆる製造卸小売が増えていますが、こちらは専門店を通してのみの販売です。

ここでは目がハートになるたくさんの更紗を見せてもらいました。
さらにはまだダンボールに入ったままの、今夏の先取り商品を見せていただきました。
眼福、眼福。

右は引き場。色を引く作業場です。

ところで、東京と京都のきもの製造の違い、知っていますか?


染の小道京都は作業ひとつひとつ、すべて分業になっています。

ですから、図案屋さん、染屋さん、水元、蒸し屋さんと・・・・・それぞれの職人さんが、それぞれ独立して工房や会社を構えています。

翻って、東京の染めの工房は、基本、すべての工程を一箇所で行います。
(もちろん分業で製造することもありますが)

写真、ガラス越しに撮った引き場の刷毛です。
もんじゃ屋さんのヘラではありませんw


染の小道
そして、お土産や更紗グッズが並ぶ、おしゃれなショップも併設。

写真は型紙。実は型紙も買えるんです。

そして、染めの教室も開催。
ときに工房でライブも行います。
確か来月は津軽三味線ライブ。

今度、機会をみて月刊アレコレでも、江戸更紗、取材させていただくというお話もさせてもらいました。

歩いたけど、収穫はあったし、楽しかったよ〜。
今日で終わりだけど、来年、ぜひ行ってみてください。♪



2011.02.20 Sunday 22:18comments(6)↑ページの先頭へ

池田重子 日本のおしゃれ展

ikedasigeko
池田さんとは20代にお仕事をご一緒させていただき、
結婚式にも来賓で出席いただきました。
そんないろいろご縁があって、昨年まではトップページに池田さんの「日本のおしゃれ展」の図録から、池田さんコーデをご紹介していました。
初日にいらしていたようですが、お目にかかれなくて残念!

もう言わずもがなのため息連発。
何しろ、現在のカジュアルきものが主流であることや、大正・昭和初期テイストが人気になっているのは、間違いなく池田さんから始まっています。
きもののおしゃれを現代っ子に再認識させてくれた池田コーデです。

きもの、帯、そして細やかな細工がなされた帯留や簪、持ち手に施された細工や装飾が美しいパラソル。
本当に昔の人たちは、いまの私たちが洋服を楽しむのとまったく変わりなく、むしろそれ以上の狢僚鏑瓩鬚しゃれにかけていたんだなあと、感動します。
比べたら、現在の私たちのきもののおしゃれのほうがよほど、自由じゃない。何かに縛られている感が強い気がします。

感度が高いよねー。ただ、ひとつ、言えるのは、展示会で見る素晴らしいアイテムのほとんどは庶民のものではないと言うこと。
現在、庶民が(ですよね、失礼じゃないよねw)楽しむカジュアルきものは、
そういう意味ではやはり猜神瓩劉犹笋燭銑瓩發もののおしゃれとして確立していくのだろうと思います。
また、時代の空気を呼吸するのがファッションだとしたら、
そうあるべきとも思うのです。

もっともっとタノシミが眠っているんじゃないかな、きもの。
目覚めよ、きもの。

2011.01.08 Saturday 22:46comments(4)↑ページの先頭へ

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