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きもの情報誌『月刊アレコレ』編集長のきものと締め切りの日々。

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「月刊アレコレ」の表紙、コーディネートコレクション

押し迫って参りました。

お正月に向けた、

ちょっとおめかし系きもののための帯結び、

懇切丁寧、徹底解説の保存版・二重太鼓の特集、

お陰様でとっても人気です。

 

 

 

 

さて、年末は各種イベントや忘年会が多いと思います。

それは、やはり、きもの!です。

 

ここ数年、カジュアルきものにおける

年代の縛りが本当になくなってきました。

 

色———いいじゃない、40代でピンク着たって、

50代で赤を着たって。

デザイン———いいじゃない、めちゃハデハデでも、アンティークでも。

……と、月刊アレコレは考えます。

だって、ファッションですもん、

人に迷惑をかけない程度の暴走(笑)なら、自由でいいですよね。

 

「迷惑」というのは……、各自で判断してください(笑)。

 

月刊アレコレのcoverが現在の画像に変わったのは、昨年の9月。

以来、1年ちょっと、季節に合わせたコーディネートが

coverを飾っています。

 

おしゃれをしたい12月、年末年始。

コーディネートの参考に。

月刊アレコレのcover collection

解説とともに並べてみました。

特に「赤」の帯締の使い方、参考になさってくださいね。

 

 

135_webcover.jpg

 

↑表紙にはあまり見えませんが、きものは、ホタル絞りが飛ぶ紬縮緬。

最近あまりみなくなった素材ですが、

柔らかものですが紬風の節が立ち、

着付けやすい小紋です。帯は、染めの袋帯。

帯揚は縮緬の鉄紺。とくると、帯締めも

シックに、もしくは道明あたりの唐組を合わせたく

なるところですが、

 

ここは月刊アレコレ的に「赤」です!

それもこっくりした。

 

このコーディネートは皆さん、

「目からウロコ」とおっしゃる方が多かったコーデです。

ここで、「赤」か!?と。

でもこの一筋が、このコーディネートを非凡な印象にしたと思います。

ウレシイことに、これ以降、月刊アレコレの赤を参考にしたという

コーディネートをネット上や実際にもよく拝見しましたヨ。(^^)

 

136_Webcover.jpg

 

 

↑こちらはVol.136

無地の紬ですが、ボーダーで糸の濃淡が表されています。

帯はアンティークのふくれ織り。

クリスマスを意識したコーディネートです。

クリスマスらしいモチーフは何一つありませんが、

赤を重ねることでイメージを寄せました。

 

実はきものは編集人が二十代で初めて自分で誂えたもの。

染め替えをしようと思うつつ、初めての一枚に思い入れがあり、

このままで取ってあり、こうして時々、撮影に活躍してくれています。

ポイントになる帯留は、クリップタイプのイヤリング。

外出時は落下しないよう、シリコンの輪ゴムを通しておきます。

 

 

137_Webcover.jpg

 

 

 

↑こちらは完全にお正月をイメージしたコーディネートです。

きものはいまもうなくなった(さみしい)更甚さんの

鬼シボの縮緬の更紗。ものすごく多くの型を使っています。

帯は西陣のお正月モチーフ。

凧、門松、サイコロ、大入り袋などが織りだされています。

帯揚は更紗のくどさを相殺して活かすために

潔くスッキリした白。そして帯締は赤。

 

帯の柄だけでなく、白と赤を使うことで一層のお正月感を表現。

箪笥に眠るきものも、コーディネートでいか様にも

イメージを作ることができますね。

 

138_Webcover.jpg

 

 

↑こちらは無地紬に、型染めの牡丹更紗の九寸名古屋帯。

無地に更紗の帯というだけで、テッパンです。

それだけに失敗はないものの、平凡になりがちです。

 

意識したのは、「ちょいかわ(かわいい)」です。

そのキーが薄ピンクの三分紐。

これが渋系、無難系の冠組などだったら?

意外と普通になるんです(笑)。

 

帯が主役なので帯揚はきものの色を踏襲した無地縮緬ですが、

くっきりした濃いめを選ぶことで、

きものも帯も引き立っていると思います。

 

 

148_ウェブ表紙.jpg

 

 

 

↑こちらは、「民芸POP」のテーマが人気だった前号のcover

民芸調な紬をどう今っぽく着こなすかという課題に、

月刊アレコレが提案したのが! 「民芸+POP」でした。


元気な色、モチーフを組み合わせることで、

民芸調がかわいくなりました。

こちらの具体的なコーディネートのノウハウは

本誌で御覧くださいね。

 

(以上コーディネート/すべて月刊アレコレ編集人みやざ)

 

 

 

 

月刊アレコレはコンパクトな冊子タイプの本ですが、

表紙も含めて、きもののいまの情報がギュッと詰まっています。

広告は入っていません。

コーディネートと着付けにチカラをいれて

毎月、丁寧に取材撮影して、完全撮り下ろし、

書き下ろしで制作しています。

月刊アレコレは書店で買えません。

年間購読のお申込みはこちらから。

 

2017.12.16 Saturday 16:46comments(0)↑ページの先頭へ

きもので「大人の赤」を使いこなしたら、最高!にカッコイイ!

月刊アレコレvol.137、昨日、無事入稿。

本日校正終了。明日、下版です。

 

特集は

「しゃれ黒羽織が来た!——きもの4枚分の価値があるしゃれ黒羽織」

こちらはお伝えしたいことが

盛りだくさんすぎるので(笑)、

発行になってからまたご案内しますね!

 

今日は、最近の月刊アレコレのコーディネートについてです。

月刊アレコレのコーディネートでは

「赤」を意識して使っています。

もう気づかれたかたもいて、

「最近、赤の小物が多いですね」と言われます。

 

「でも、とてもステキです」

「大人の赤の使い方の参考になりました」という

うれしい感想もいただきました。

 

いままで「赤」を使わなかったかたの、

赤の小物使いを目にするようになってきました。

まさにそこ!が、編集部のネライです。

 

次号もチラ見せしますと、

しゃれ黒羽織のコーディネートで

きもの4枚分といえるアレンジをご紹介しています。

こちらもその一部です。

これのコーディネートはきちんと

意図があってのコーディネートです。

(詳細は次号で!)

 

_59Q1009.JPG

 

実は数年前から「大人の赤」の特集をしたいと

ずっと考えていました。

 

その頃、60歳のかたで、

20代に作ってもらったという

赤い無地系のきものを着ていた知人がいました。

それがほんとうに、おしゃれで、

似合っていてステキだったのです。

変な若作り感は皆無。

眼鏡にベリーショートの雰囲気に見事にマッチしていました。

 

そのときの赤がやや黒っぽい赤で、

八掛に黒を合わせていたのもおしゃれでした。

「当時の母親がよく娘の八掛に黒を選んだものね」と

笑っていました。

その人に似合う赤を見つけたら、

きものがもっと楽しくおしゃれになると感じて

それからずっと「大人の赤」を特集にしたいと

思っていたわけです。

 

で、まずはこちらの2点の写真をみていただけますか。

とても好評だった、135号の表紙リニューアルのときの

コーディネートです。

 

同じ写真ですが、実は違いがあります。

気づかれたかたもいると思います。

そう、帯締の「赤」の色味が違います。

(もしかしたらPCのモニタの関係で

色の違いが感じにくい場合もあるかもしれません)

 

こちらは黄みがある、明るい赤です。

この赤はコーディネートの意図と違う!と

叫ぶ編集人(笑)。ここは絶対妥協なし(^_^;)

カメラのライティングの具合で

本来の色が出ていませんでした。

 

135補正前_9A5A0499.JPG

 

 

 

 

で、修正してもらったのがこちら。

本来の色です。やや黒っぽいこっくりした赤です。

これこれこれっ! 

ワタシはこの赤を合わせたのですよ!(≧∇≦)

 

この、大人のコーディネートで入れる赤は、

絶対黒っぽい赤がステキでしょ?

この赤の入れ方を参考にしたというかたが

何人もいたのです。うれしいです♡

 

もちろん、コーディネートによっては

もっと明るい赤、紫みがある赤がいい場合だってあります。

ひと色違うとまったく印象が変わります。

ここにはこだわりたいと思っています。

 

いまやファッションとしてのきもの・普段着は、

年代を色で分けるとことは少なくなってきました。

実際、40代はもちろん、50〜60代も若い方が多い!

洋服ではもうクリアできている色使いだと思います、

でもきものではまだかなと思います。

こういう方たちが大人の赤を使いこなしたら、

カッコいいと思いませんか!?

 

だからこそ、その若々しい雰囲気が

痛い「若作り感」にならないような

おしゃれな「大人の赤」を

特集したいと考えていたのです。

 

しかし……まずは常々コーディネートで

見ていただいたらいいのではないかという意図の、

最近の「赤い小物」シリーズです(笑)。

 

次号でも、しゃれ黒羽織特集でも、

参考になる「赤」シリーズ、あります。

特に秋冬はこっくりした色や、

暖色系が季節に似合います。

 

月刊アレコレの提案するコーディネートは、

誰でも取り入れることができることを

考慮しつつ、オリジナリティがある

大人カワイイSTYLEをお届けしています。

 

きもの大好き、きものを実践する編集人がつくる

月刊アレコレは、コーディネートが楽しいきもの雑誌。

着る人の実感と検証をもとに参考になる記事を

お届けしています。

月刊アレコレは書店では売っていません。

年間講読で毎月お届けします。。編集人が

お申込みはこちらから。

 

また月刊アレコレは「KICCAきものカラーコーディネーター講座」の
運営に携わっています。

色彩総合プロデューサー能口祥子先生が開発した、

従来のカラー講座にはない本格的な知識とスキルを学べるメソッドです。

東京教室はスタジオ アレコレで開催しています。

京都教室はスタジオKICCAを教室として開催。

こちらの講座は4期生募集中です。

詳細なこちらのHPから。KICCAのサイトへ飛びます。

2016.11.28 Monday 22:08comments(0)↑ページの先頭へ

編集人、秋のきものコーディネート。

今日は編集人みやざの最近のきものです。

仕事でも、自分が着るのでも、

コーディネートが大大大好きです(笑)。

きものの説明をしながらご紹介します。

 

ワタクシの場合、きものを決めてから、

帯、小物を決めるパターン。

その日の天気やら気温やら、

シーンやらが優先されます。

 

で、最初の紹介は

大島紬、藍泥染の有栖川柄です。

 

大島紬.jpg

 

 

↑これは昨年作ったものですが、

悉皆屋の女将に、

「1年ちょっとしか着ていないとは思えない柔らかさ」だと

お墨付きをもらいました(^_^;)

つまりかなりのヘビロテを証明。

 

この大島紬は有栖川の柄合わせを

しっかりしていただきました。

帯は縮緬の絞りの染め名古屋。

藤井絞のものです。

 

柄は日月紋(じつげつもん)。

大きい水玉じゃないですよ〜(笑)。

(ま、どう言ってもいいんですけどね)

太陽と月を表した円なのです。

 

 

↓次は、同じ帯で結城紬。

帯揚も同じブルー。

これは知人のお祖母ちゃまのものを

譲られて仕立て直しました。

 

385結城.jpg

 

丈が足りなかったので胴接ぎをしてもらっています。

胴接ぎは文字通り、胴の部分を切って別布を足すことです。

今回は別布ではなく、掛衿を外して

接ぎにしてもらいました。

なので、地衿はつまみ衿にしたなんちゃって掛衿です。

藤工房さんへ依頼しました。

 

さらに、仕立ては“胴抜き”。

胴抜きとは文字通り、裏地となる胴裏をつけず、

八掛だけつけて袷にみせる仕立てです胴部分単衣、

腰下と袖が袷という、なんちゃって袷のことです。

どういう人が好むかというと、暑がりの人、

仕事できものを着る人が、

(屋内は暑いけど人前での衣替えの遵守のため)

胴抜きにすることがあります。

私はいまは軽めに着て、

数年して洗い張りのときに

袷にしようと思っています。

 

↓胴接ぎした箇所はおはしょりの中に隠れます。

わかりますか。

 

IMG_8683.JPG

 

 

※掛衿:汚れやすい衿を取り替えることができるように、

地衿にもう一枚衿をかけて仕立てます。

それを掛け衿といいます。つまり衿が二重。

↓こちらです。衿の縫い目がありますね。

 

IMG_8690.JPG

 

 

※つまみ衿:衿には掛衿の線があります。

その掛衿がないので、少量つまんで縫込み

重ねているように見せている衿のことです。

画像の色が違うのですが同じ結城紬です。

IMG_8692.JPG

 

 

 

↓そして、こちらは縞のコットンシルク。

きくちいまさんの303です。

同じきものの写真3連投です。

 

経(タテ)糸が綿、緯(よこ)糸が絹の混紡です。

絹の光沢がありますが、見た目は木綿感が勝ちます。

でも着心地はGOOD

お家で洗えるし、とても優秀な普段着です。

 

385コットンシルク.jpg

 

ただ、ちょっとモサッとした地風なので、

太めに見えるかも…。

なので、私はこれを着るときは

胸に補整はしません。

(補整をしている一番下の同じきものと比べてみてください)

 

↓こちらは同じコットンシルクにfunny-coco織り兵児帯。

これも補整なし。

 

コットンシルク2.jpg

 

 

↓そして羽織を合わせて。羽織は撫松庵のものです。

帯は“5−9きもの”の変わり博多献上バニラ。西村織物です。

このときは補整あり。

私の補整に使うのは、

たかはしきもの工房のくノ一 夏子。

 

でもこのコットンシルクのときは、

胸元がモサッとみえるので、必要ないかな〜と。

コットンシルク1枚目2枚目の写真は補整なし。

そっちのほうがはスッキリしていますよね。

 

385羽織.jpg

 

 

↓コットンシルクの地風です。

 

IMG_8699.JPG

 

 

最後が雨の日に着たポリきもの。

黒の角通しです。

これに合わせている帯は、

洗い張りした羽織を帯に仕立て直したもの。

梅屋の帯揚と、和キッチュの半衿。

ポリなので胸元のガサゴソ感がありますが、

このときの補整は“晒し”を巻いています。

晒しの補整については、私、かなり語ります(笑)。

語りすぎるくらい語りたいですが、

がまんしてそれは後日にします(笑)。

毎日、ちょっとずつ着付けや補整を変えて、

さまざまなパターンをお試し・検証して、

月刊アレコレに反映している編集人なのでした〜。

 

385角通しポリ1.jpg

 

IMG_8701.JPG

 

 

 

 

本日は以上です〜。

 

 

きもの大好き、きものを実践する編集人がつくる

月刊アレコレは、コーディネートが楽しいきもの雑誌。

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お届けしています。

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2016.11.19 Saturday 23:29comments(0)↑ページの先頭へ

「センスいいね」と思われる着物のコーディネート。

今日は、「コーディネート」について

ちょっと触れたいと思います。

 

こちらのの記事は、2013年の投稿した記事です。

当時、「きものコーディネート講座」を

開催していました。

 

そのときのブログで書いているのは

コーディネートには「理論」があるということ。

逆にいうとその理論を理解できれば、

どんなきものや帯、少ないアイテムでも

好みを超えた完成度の高いコーディネートが

できるということを、

相変わらず長々を語っています(笑)。

今回も長いですが、下の方に付録として(違う)

みやざ編集人のスタイルブック付きです(要らない?w)

 

とにかくコーディネートできものを

たのしんでほしい、という気持ちが強く、

月刊アレコレ本誌でもそのあたりは

意識しています。

 

手持ちのきものや、仕事でコーディネートする人など、

「誰でもが完成度の高いコーディネート」が

できるようになれたら素敵じゃないの!(笑)と

いう、かねてより考えていたことを

きちんとお伝えできることになって、

現在開催している講座があります。

 

ちょっとした確認があって前の投稿をみていたら、

まるで昨日描いたような内容(笑)でした。

で、その講座のご紹介も兼ねて、

ちょっとコーディネートについて

触れてみようと思ったのです。

 

スタイリストさんのコーディネート本も

参考になるし素敵です。

しかし、どんなにため息がでても、

最終的に自分のきものの中に

落とし込めない……なぜか?

それは「季節」や「シーン」で

コーディネートを追うことが

多いからだと思うのです。

 

もちろん、それが悪いわけではありません。

テーマや目的別のコーディネートこそが

楽しみなのですから。

でも、そこへ行き着く道筋、踏み石を、

もう少し丁寧に置いてくれたなら。

 

その踏み石が「色(の理論)」なのです。

 

なーんだ、と思いますか?

確かに誰でも、毎日色を目にして

色に囲まれて、色を身に着けています。

 

では、そんな身近な「色」を

なぜコーディネートで生かせないのか。

 

そこ、なのです。

 

私たちは色を使っているようでいて

「使いこなせていない」のです。

 

専門用語で「色域」といいますが、

使える色の範囲のことです。

一般の人はこの「色域」が、

実はとても狭く、限られています。

感覚という尺度はとても曖昧なのです。

感覚は理論の次に活かすものだと思います。

 

とてもセンスがいいといつも褒められ、

自分でも満足しているかたは

持って生まれたものがすでに

7割以上あるのだと思います。

 

でもそうでない「私は普通」という人でも、

色の理論を身につけると

全然世界が変わってきます。

「パラダイム・シフト」の

瞬間が訪れます。

「パラダイム・シフト」とは、

それまで当然のことと考えられていた

認識や思想、社会全体の価値観などが

革命的にもしくは劇的に変化することをいいます。

 

それが自分の色彩感覚のなかで

コーディネートのなかで、

ある日、訪れます。

これ、本当です。

 

当時は、まさかその理論の軸である

色を取り上げた「カラー講座」を

開催するようになるだなんて

思ってもいませんでした。

 

最近(昨年から)、

カラー総合プロデューサーの能口祥子先生と

きものカラーコーディネートの講座を開催しています。

 

月刊アレコレでも連載している

「センスの7割をつくる きもの色彩講座」の

実践講座です。

 

2013年にコーディネートに

理論があることを自分の講座で

お話していましたが、

色彩の専門家である能口祥子先生と出会ったことで、

自分自身もその理論が、より明確に、

構築されたと思います。

 

最近、色彩検定やパーソナルカラーなど、

色に関する講座や認定は多くあります。

そちらではダメなの?

ダメではありません。

色彩学としての基礎は同じです。

が、そこの講座が学術的な色彩学の基本を

きちんと行っている前提です。

その基礎にしっかり取り組んでいるところが

実は意外にも少なく、

各流派のお家芸的になっている観はあります。

学問で見出された理論は普遍的なものです。

そうでなければ「誰でも身に付ける」ことが

できないのですから。

 

 

しかし、「着物」という

形が同じ衣服で、

かつその面積が大きい。

しかも組み合わせるアイテムが

決まっているという特殊性があります。

そこの部分を考慮して考えられたのが、

能口先生のオリジナルメソッドです。

 

しかも先生は

大学や専門学校でもおしえているだけでなく、

カラーコンサルタントやMDなどの

カラーを商業的に活かす現場でも

活躍しています。

理論理論と言っていますが、

実践の現場感覚が盛り込まれています。

 

だから、個人的なきもののコーディネートのみならず、
お客様への提案や、店舗のディスプレイや、
商品開発時にも役立つ内容です。というか、業界初の講座です。
現在、自分のコーディネートを
ブラッシュアップしたいという方から

呉服専門店の女将さん、

着付け講師さん等などが受講されています。

9月から3期が始まります。

ぜひ受講してみませんか。

色のことは能口先生が、

きものことは、私みやざ編集人が

二人で責任を持ってお教え、お伝えしています。

詳細はこちらのサイトから

月刊アレコレとは別なサイトへ飛びますが、

きものカラー講座の協会は、

能口先生と私で立ち上げました。

東京と京都教室がありますが、

東京は月刊アレコレの編集部でもある、

スタジオ アレコレが会場になっています。

ちょっと不遜ではありますが(笑)、

色彩理論を下敷きに、

自分のきものを生かした

自分らしい(と考える)

私のコーディネートをいくつか。

 

これで「大したことない〜」って

いわれたらどうしようドキドキ(笑)

いや、習得の道半ばということで(笑)。

 

編集人のコーディネートは基本、

伝統的な昔からある種類のきものや帯です。

インクジェットのデザインが超モダンであるものや、

アンティークもあまり着ません(似合わないから)

それと奇抜なものもありません。ふつーです(笑)。

最近、着心地を試そうと初のセオα

着ていますが、多分、お母さん、おばあちゃんの

箪笥に入っているようなものが

多いと思います。

 

 

最初はテンポのある同系色コーデです。

 めっちゃブルー好きです(笑)。

 

セオαと麻の染帯

13600200_1150825121647176_5806498344112980626_n.jpg

 

 

結城紬と琉球絣の着尺から作った九寸名古屋

写真(2016-03-30 21.23).jpg

 

新之助上布に麻の染帯 (これは涼しいです)

写真(2016-07-13 20.55) #3.jpg

 

川越唐桟とイカット半幅帯

写真(2016-05-01 14.37).jpg

 

 

こちらはアクセントを意識したコーデ

 

保多織の黒無地とオーダーしたターコイズの半幅帯

写真(2016-05-16 12.25).jpg

 

明石縮(正絹)と久呂田さんの菖蒲の染帯

写真(2016-06-06 12.09) #2.jpg

 

 

小千谷縮とfunnycocoの織り兵児帯

写真(2016-06-18 20.34) #3.jpg

 

 

月刊アレコレは本屋ではご購入できません。

お申し込みは こちらからポチッとどうぞ。
年間購読(税込み 送料無料)で毎月お届けします。

 

 

 

 

2016.07.14 Thursday 22:45comments(0)↑ページの先頭へ

同じ帯揚でも結び方で印象が変わる〜!

やっと次号、入稿、下版となり、
 
vol.129無事、発行の予定です( ;∀;)
 
次号は、最近気になっている人が多い……はずの、
 
「薄羽織が旬!」
 
レースのプレタ羽織や、正絹のお仕立て羽織などを取り上げて、
 
季節は? 素材は? どんなきものに合わせられるの? 等々
 
取り上げています。乞うご期待!
 
 
 
で、いまちょっと一段落ついて、
 
次号のお知らせをする前の箸休め。
 
……箸を休めるほど、ブログ更新されてないじゃないすか?? 
 
って、いわないでね(^_^;)
 
 
 
昨日、コーディネートをしていて……というか、

着ていて鏡を見て気づいたことがあったので、ぜひお知らせしたいと思ったのです。

(足しにならなかった人にはすみません、先に謝っておきますww)

 
 
下の茶のきものは譲られた結城紬。
 
とてもこなれた、やわらかい地風の、単衣のきものでした。
 
「結城紬は寝間着にしてから着ろ」と
 
言われますが、まさにその境地に達していると(笑)
 
思われた結城紬でした。
 
 
ギリギリ着ることはできたのですが、
 
居敷当てもついていない単衣のままでは不安だったので、
 
八掛も付けて胴抜きに仕立てなおしてもらいました。

で、ここからがコーディネートの話です。

下の3枚の画像を見比べてください。

(あまり変わり映えせずすみません(^_^;) でも見なきゃ分からない )


 
 
写真(2016-03-30 12.39).jpg
 






写真(2016-03-30 21.29).jpg



なぜ、同じような写真を3枚並べたかといいますと、

帯揚の仕方が違うので、みていただこうと思いました。



この帯揚は全面柄かと思って購入したところ、

パッケージを開けたら半分しか柄が入っていないタイプだったのです。

(画像一番下)

それはそれで使い方の工夫をしていて気がついたことがあるのです。


◎いちばん上 → 普通に結ぶと下段の画像と同じ柄の出方になるところ、

結んだあまりのほうをかぶせて、全部縞々にしたパターン。

かぶせた感がでないように整えるのは、意外と面倒です。

◎真ん中 → 振袖などでやるパターン。入組風。

◎いちばん下 → 普通に結ぶとこうです。



このコーディネートは「渋系モダン」を目指した取り合わせです。

このあとで帯について触れますが、帯が琉球絣で、

一歩間違うとすごく民芸調になる、私には危険な柄。(地味な顔立ちなのでw)

こんな無地系の茶で、絣柄の帯だと、何か色を入れたくなりますよね。

そこをこらえるポイントが、「同系色」と「帯揚」。

このゼブラ風の縞々が同系色のモダンを作っているポイントです。



で、ですね。 ここ、大事なこと言います(笑)。

同じ帯揚を使っても、


   真ん中の使い方がよりモダンに感じませんか?


大した違いに見えないかもしれませんが、試してみて気づくことです。

でも下段も、もう少し色自体が個性的であれば、

水引(左右違う色)になって個性的でステキだと思います。

赤とグリーンとか、濃い青と淡い水色とか。




私はきものを着ると、必ずといっていいほど、帯締、帯揚を変えてみます。

特に帯締は変えやすいので、色はもちろん、

平組・丸組、三分紐、さらには帯留も変えてみて、

雰囲気や、表情や、印象がどう変わるか、を試すのです。

それにより、コーディネートのパターンが増えるだけでなく、

自分の意図するコーディネートを作るレッスンにもなります。

画像で残しておくといい参考資料になります。

帯揚と帯締、帯留だけでこんなに印象が変わるんだ〜と、思います。


↓これは牡丹唐草の型染め名古屋を合わせたもパターン。

このときも、確か帯締、いろいろ変えています(笑)。



画像で見るととても客観的に見ることができます。


結城お直し.jpg




↓下の画像は昨年アップした黄八丈の帯締が違うバージョン。


黄八丈2.jpg



黄八丈4.jpg



黄八丈3.jpg



黄八丈1.jpg




…………で、思ったのですが、これ、職業病みたいなもの?ですかね(^_^;)

でもきもの好きな人なら、この楽しさ、おもしろさ、わかりますよね(笑)。


いつも締切に追われるときに限って、ハマってしまう逃避行的着せ替え遊び(笑)。

実は、着付けも毎度この調子で、結構いろいろ変えて試しています。


着付けのお話はめっちゃ、ほんとうに一度させたら地球一周しそうな勢いで


しゃべり続けますので、冷静に考えてアップしますねー(^_^;)


ところで、上の方の琉球絣の帯の話です。



沖縄で着尺で買ったはずが、着尺に足りないとわかって

母が2本の帯に仕立ててくれたうちの1本。琉球絣の九寸。

これはちょっと珍しい帯になりました。

30年近く前ですが、コート地だったとも思えず、

沖縄時間のなかで流通されてしまった不思議ちゃんなのでしょうか(苦笑

という逸話の帯なのでした(笑)。





こんなオタクチックな(笑)編集人が作る「月刊アレコレ」は

書店では買えません。こちらからポチッとどうぞ。



創刊11年目で、毎月5日発行! 現在通巻128号、4月5日は129号、でます。

A5版32Pのコンパクトなサイズに、着る人目線のきもの情報が詰まっています。

小さいけれど、毎月、丁寧に取材・撮影して、制作。

特集もしっかり組んでおりますよ=ヽ(=´▽`=)ノ

きくちいまさんのイラストエッセイは創刊からの人気連載です。


最新号のご案内はもう少ししたらしますねー。


 
 

 

2016.03.31 Thursday 19:27comments(0)↑ページの先頭へ

黄八丈コーディネート。帯締1本でこんなに変化!

本日の、
 
 目覚めよ!「眠れる箪笥の美女(きもの)」
きらきらきらきらきらきら
 
 
は、黄八丈。
 
 
黄八丈は現在はなかなか貴重な織物です。

が、黒八丈や鳶八丈に比べて、

黄土色の黄八丈はコーディネートがちょっと難しい
……

かなと思うのです。
 
 
   
「伝統モノを今様に着る」を推奨している

月刊アレコレ&編集人みやざとしましては、

当然この素晴らしい織物を着たいわけです。

 
 
 
いうわけで、今日は格子格子で、

織りのグリーン系帯をあわせてみました。

 
 
 肝は、“民芸調にならないようにする!”
 
 
 
まずは、半衿は白です。

黄土色は正直あまり女性の肌色を美しく見せる色ではありません。

なので、白を顔のそばに持ってくるのが肝要かと思うわけです。

シュッとして、でも塩瀬より柔らかさのある、膨れ織り半衿の白です。
 


そして、帯締だけいくつか替えてみました。

帯締の色により帯揚も替えたいところですが……(^_^;)

今日は帯締バージョンで(笑)
 
白っぽく見える帯揚げはクリーム色。黄土色とはなじみ系です。
 
 

さて、1枚目。↓

民芸調をなるべく遠くに押しやるための白の帯締。


きもの、帯ともやや濁りのある色。

そこへ白の帯締を一筋(ひとすじ)持ってくると、

洗われるような印象になり、洗練された趣になりませんか?


そして「冬」らしさもあります。
 


黄八丈2.jpg
 
 
 
2枚目↓。赤の帯締。黒の小さな格子が入っている平組。

やや趣味性が高い帯締ですが、本日は1225日。

グリーンの帯と合わせた、ちょっぴり「大人のクリスマス」チックな取り合わせ。

上の白の帯締が引き算なら、こちらは足し算の赤。
 



黄八丈3.jpg
 
 
3枚目↓は同じ赤でも、少ーし明るい赤。

画像ではあまり差がなく見えますが……。


上が大人の赤なら、こちらのほうは若々しい可愛い雰囲気の赤です。

あ、あくまで当社比(笑)。帯回りだけで見てください (^_^;)

でも、シンプルな分、軽い、物足りない感じもします。



黄八丈5.jpg

 
 
4枚目は青の冠組(ゆるぎ)の帯締。

一見、「いきなり」な「青」に映るかもしれませんが、

実は、黄八丈の黄色系・帯の緑系・帯締の青は、

色相ではあまり離れていないご近所さんなのです。

青が鮮やかなので飛び出してみえますが、違和感はなく、

個性的な存在感があると思います。




黄八丈1.jpg
 
 
 
5枚目↓は、帯留が主役、ですね。

帯締は白黒の三分紐。そこに陶器の童話の挿絵のような大きめ帯留をくっつけてみました。

編集人の好みとしては、ここはちょっと違うのですが、

お試しに撮った画像があるのでとりあえずアップしてみました(笑)。

たくさん見たほうが参考になるんですよーーー(必死ww)




黄八丈4.jpg
 
 
 
そして最後は、これは以前のコーディネート。

同じく、黄八丈をどうまとめるかというテーマで、

「青」を重ね使いしたコーディネートです。

こちらの帯は縮緬の絞りの染め帯。

地色はクリームっぽい生成り色なので、黄八丈にはなじみます。


そして絞りの青をそのまま生かして、

帯揚、帯締、帯留とも、微妙に濃さ、明るさが違う青を

重ね使いしてまとめたコーディネートです。





 
 

はい、本日の「アレコレスタイル」、いかがでしたか?


そして最後の落ち(笑)といいますか、悲報といいますか(笑)。

この黄八丈のような格子の紬やウール、結構ありますよね。
実は編集人もいただきもののシルクウールで
同じようなきものがあります。

それが、こちら!↓(笑)

泣けるくらい、まんまじゃないですか 
( ;∀;)

かつては黄八丈っぽい柄があちらこちらでコピーされた名残です。

こちらの素材感の違いは、またあらためて。

直にみるとまったく違うのがすぐわかるのですけどね。

はい、皆さんも(お母さんやおばあちゃんのもw)箪笥、

ホリホリしてくださいねーヽ(=´▽`=)ノ









こういう格子柄が苦手という方、結構聞きます。

それも黄土色ですが、取り合わせで仕上がりはまったく違ってきます。

こんなカラーコーディネートは、「きものカラーコーディネーター講座」で

学ぶことができます。


ただいま本コース前の体験講座、受付中です。(東京は残席1です。12/25現在)
 
 
そして、こちらの膨れ織りの半衿はアレコレショップにもありますよー。

現在こちらのタイムズスクエアーは品切れですが、

年明けに入荷予定です。他のものございます。


能口祥子先生の「センスの7割をつくる きもの色彩講座」も好評連載中です。
 

月刊アレコレは書店では買えません。

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2015.12.25 Friday 18:29comments(0)↑ページの先頭へ

クリスマス&お正月の着物コーデ

スタジオ アレコレのトルソー嬢のお着替えです。

いままではクリスマスコーディネートと、シルクウールの落語コーディネートでした。

今日は、お正月コーディネートにお着替え。

編集人みやざの、そして「月刊アレコレ」の永遠のテーマは、

「伝統的なアイテムをモダンに着る」こと。


 目覚めよーーー! 「眠れる箪笥の美女(きもの)」
きらきらきらきらきらきら

なのです!

いまどきな、モダンな色柄をモダンに着るのももちろん、たのしい。

でも、箪笥に眠っているお下がりや嫁入りきもの。

最たるは、アンティークと現代の間に落っこちている、

そのままでは「イケてない昭和」のアイテム(^_^;) あるでしょ?


そんなきものや帯も、取り合わせやコーディネート次第でモダンに、

こしらえることができます。

してほしい! したい! できたら、いいと思いませんか?

それこそ、長く着られるきものの真骨頂ですもん。


というわけで、今回のコーディネート2点も、

バラの帯以外、単独で見たら、

きっとそれほど食指がわかないかしれません。

アンティークのバラの名古屋帯以外は、

すべて、THE昭和 でございますよ。(^^)


クリスマスとお正月コーデということで、

色味があふれる、有彩色パワー全開なコーデです






2015-12-20 19.03.35.jpg
 


クリスマスコーデのほうは、

・横段の入った無地サーモンピンク紬

・アンティークのバラの膨れ織り名古屋帯

・さっぱり系猫柄半衿

・真紅の絞り帯揚

・紅色の三分紐

・アンティークイヤリングの帯留

 
赤系を重ね使いした、クリスマスコーデです。


 
2015-12-20 18.43.43.jpg



アンティーク帯、バラ柄、絞りの帯揚等々。

帯回りだけみるとアンティーク調ですが、

真性(笑)アンティークスタイルではなく、

アンティークの甘やかさを借りつつ、

現代的モダンスタイルに寄せるようにコーディネートしました。



2015-12-20 21.13.31.jpg




2015-12-20 21.08.09.jpg





2015-12-20 21.12.33.jpg


 
因みに、「現代の紬」を使ったと言いましたが、

編集人が二十代で初めて自分で誂えた紬です。

現時点で“現代”と言えるかの問題は無いことにしましょう(笑)。

 

お正月コーディネートは、

・型染め小紋

・金銀糸入朱赤袋帯

・縮緬紫帯揚

・白冠組帯締

・イヤリング帯留




2015-12-20 18.41.46.jpg



小紋と袋帯を合わせています。

小紋は四季の花々や、青海波・雲・疋田模様など

古典的なモチーフがしっかり入った柄密度の高い小紋。



これに袋帯を合わせることで、お正月感を出します。

小紋のカジュアル感と、袋帯のフォーマル感を、小物でブリッジしました。


白の冠組の帯締で、お正月の清廉な雰囲気が

出たと思うのですが、いかがでしょうか。


このタイプの小紋と袋帯は、絶対、箪笥に眠っている率、

高いと思います。

もちろん、まったく同じではないにしても、

こういう着物や、成人式の振袖や結納で使った袋帯(笑)、コーデ次第です。

 
新しい着物もほしいけれど、まずはあるものを活かす。

小物の充実を目指してくださいね。





2015-12-20 21.17.13.jpg




2015-12-20 21.23.20.jpg


 
 
トルソー嬢も、編集人みやざも、

今年もいっぱいきものを着ました。

もちろん来年もつづく(笑)です。

これらのコーディネートの肝は「色」です。

「色」で考えるコーディネートに、

「同じ柄じゃないからできないワ」は、ありません。

月刊アレコレでも好評連載中の「センスの7割をつくる きもの色彩講座」、

こちらの本コースの2期が来年、開講されますが、

1日の体験講座が東京・京都で2月にあります。

ぜひ受講してみませんか?

開眼!ですよ(^^)

お申し込みはこちらから。



さて、年末進行で入稿も早かった今月。

次号の、特集 「Before Afterで“美意識力“アップ」  


後編は「体型別着付け改良計画」です!

体型のお悩みがある方にモデルになっていただきました。

自分でも“問題意識”はあるのですが、

お悩みをどうカバーすれば“After
”な着姿になるか、がわからない……。

ということで、担当着付け師さんの提案を受けつつ、

“Before After
”実践していただきました。

大好評の前編に続き、後編もお楽しみにー。

というか、購読しないと楽しめませんので(^_^;)

下記よりポチッと、オススメします(笑)。

「月刊アレコレ」は書店では売っていません。

年間購読お申し込みにて、毎月お送りしています。

お申し込みはこちらから。





 

2015.12.20 Sunday 20:55comments(0)↑ページの先頭へ

本日のきものは大島紬にお直し長羽織

やっと入稿、下版しましたー。

次号は、「Before afterで美意識アップ ・前編 初心者の着付け改良計画」!

こちらのお知らせはまた!お楽しみにー。

で、つかの間ルンルンの編集人みやざ。
本日のきものでござる


大島紬に染めの洒落袋はfanny coco。
大島紬は強気な(笑)赤×黒 。
八掛も赤なので、帯揚も、やや彩度のあるこっくりした赤。
ピーコックグリーンの三分紐がアクセントです。





羽織は綸子の小紋を長羽織に仕立て直したもの。
ワタシ的には、なぜ綸子で小紋を作るかなと思うわけです(笑)。






もちろんダメじゃないです。
でも綸子はとても光沢がある、ピカピカな素材。
小紋で普段着に着るには構えすぎ感があるからなんですよ。

親にとっては昔は若いムスメですから(≧∇≦)着せたかったありがたい親心なんでしょうね。


ま、それはさておき。
で、長羽織に仕立て直したというわけです。
これは、月刊アレコレの「羽織特集」で、トライしたもの。87号です。

自腹切って制作する、編集人の鏡です(笑)。個人的にはこのシステム、どっか、曇りというか、歪みがある気がしないでもない鏡だけど^^;


これは、なるべくリーズナブルに長羽織を作ろうをテーマにしていたので、着られなくなった小紋でお仕立て直し。

全く着ていなくて状態もよかったので、洗い張りはなしで、別注や染め替えが得意な呉服屋さんにお願いしました。

3年以上前で、解き代 2500円。
もったいないから自分で解けば?と店主から言われましたが、時給換算したらとんでもない(笑)。何よりもまったくお針の素養がないので、むしろ危険極まりない。これは2500円払う価値があります。私の場合ですけど。

手縫い仕立て代24000円。
羽裏10000円〜 絵羽物は結構します。
お願いしたお店はこちら。  (3年以上前なので料金変更の場合あります)

この時はとにかくお安く作りたいというので、手持ちの胴裏を使ってもらいましたが、いまにしてみればやっぱ、もちっと、可愛いのにしたかったよーなんて泣いてます(-_-) たまに。

洗い張りはしませんでしたが、サイズを大きく直すときは、縫込みを出した時の筋を消す、筋消しという手間賃がかかります。3000円くらい。

全て税別です。
かつ! 3年以上前で、お店によって違いますからね。
あくまでも参考です。
持ち込んだお店がもっと高い場合も安い場合もあります。


でも私の場合、結局、当時で30000円(税別)くらいで作れたんです。
「お安く長羽織」のテーマはクリア。

が、感想としては安さだけでのお誂え、お直しは、なーんか、ね。でした ^^;


もちろん、資金が潤沢にあるわけではないし、安いに越したことはないのですが、きものや羽織は多分自分が生きてる間は一生着る物ですからね(笑)。
手にした時、着た時に、そこまでの残念感は持ちたくないなって、思うのですが、皆さんはいかがですか?



※ブログが長いの下にも同じ画像を貼りつけています。ウザいって言わないでね(^_^;)







 

2015.11.27 Friday 16:48comments(0)↑ページの先頭へ

11月のきもの

紬縮緬の型染め小紋。
藤井絞りの染め帯。

モダンなデザインを着るのも楽しいけど、編集人みやざ的、月刊アレコレ的テーマは、「伝統の色柄をモダンに着る」。

つまり、昔ながらの染織技術を使ったものや、産地独特の色柄など、そして箪笥にあるものやお下がりなどを、
トレンドが感じられるスタイルで楽しみたい、提案したいと思っています。


きものは友人から譲られた一枚。
多分自分では誂えないタイプの小紋だとおもいますが、縁あって手元に来てくれたきものをコーディネートするのが本当に楽しい(≧∇≦)

最近ののテーマは苦手な赤を使いこなすこと。
キライな色ではないし、撮影のコーディネートではつかいますが、自分に合わせるのが苦手でした。

茶の縞々帯揚は今までのパターン。
赤の帯揚が新パターン。




2015.11.20 Friday 23:01comments(0)↑ページの先頭へ

“5−9きもの”の、透けすぎないきものと、変わり献上

9月に入って残暑らしい残暑がなく、
早々に単衣かな〜、でも動くとやっぱり暑いしね〜、みたいなビミョーな季節の変わり目です。
ビミョーというのは、単衣は暑いけど、モロ盛夏もの、つまりしっかり透け感のある薄物はちょっと違和感がある気候のときです。
これが10月に入ってしまえば、まあ、いいんですけどね。
ということで、月刊アレコレが特集で提案したロッキュー(6−9きもの)が元になり製作されたブランド“5−9きもの”。今年で3年目。(すでに来期の新作も制作が進んでおります♪)
その条件とは、
・洗えること
・大人の女性が着られるデザイン(つまりゆかた柄じゃないこと)
・暑さ対策が考えられていること
・透けすぎないこと(5月9月も着やすいように)
 
この条件を満たすきものとして作られたブランドが“5−9きもの”なのです。
洗える、暑さ対策・透けすぎない———という条件は、綿麻。
そしておしゃれな大人の色柄は、オリジナルデザインで制作。
 
↓写真は、“5−9きもの”オリジナルの博多織変わり献上・シャンパン。
きものは“5−9きもの”藤井絞の蛍絞りピーコックグリーン。
これで“5−9きもの”会議へ。


シャンパン0909.jpg

↓こちらは同じ帯を、やはり“5−9きもの”大西商店の綿麻・絲子さん。昨日の取材で。

シャンパン0913.jpg

↓そして最後は、同じデザインの色違い変わり献上・ボルドー。秋にピッタリ!
今月、編集さんやイラストレーターさんと企画した「江戸ないと」のとき。
お題が江戸なので、定式幕のような縞の阿波しじらにキュッと合わせてみました。
クラシックな色で、アンティークきものが好きな方にはオススメです。


ボルドー0909.jpg

博多献上は通年使えるすぐれもの。
正絹なので小物や紬でもばっちりおしゃれに使い回しができます。
博多帯は品薄ですが、取り扱い店で在庫がございますよん♪

 

2014.09.14 Sunday 14:46comments(0)↑ページの先頭へ

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